She reads a book every night. I gave the book to my friend. 日本語は助詞があるので語順が自由ですが、英語は位置そのものが「だれが・何を」を決めます。
このレッスンで学ぶこと
英語の文は、主語・動詞・目的語(SVO)という決まった語順で並びます。英語の名詞には「が」「を」「に」のような助詞がなく(形が変わるのは he/him のような代名詞だけ)、動詞の語尾もほとんど変わりません。そのため、「だれが何をするのか」を示すのは語の位置です。この順番は動かせません。
日本語は動詞が最後に来る SOV の言語です。「兄はギターを弾く」も「ギターを兄は弾く」も意味は同じで、助詞が役割を教えてくれます。英語では “My brother plays the guitar.” の順番しかありません。“My brother the guitar plays.” のように動詞を最後に置くと、英語としては成り立ちません。主語も省略できないので、「昨日車を買った」は “I bought a car yesterday.” のように I が必要です。
いちばん間違えやすいのは、時や頻度を表す語句の位置です。日本語では「毎晩本を読む」「よく両親を訪ねる」のように、目的語や動詞の前に自由に入れられます。その感覚で英語の動詞のすぐあとに入れると、“She reads every night a book.” や “She visits often her parents.” になってしまいます。英語では、動詞と目的語はひとまとまりで、間に何も入れません:“She reads a book every night.” “She often visits her parents.” 時を表す語句は文末か文頭に置きます。often、always、never などの頻度の副詞は一般動詞の前、be動詞のあと(“She is often late.”)が基本です。
ちなみに、日本語で「昨日」「よく」を先に言うくせは、英語でもそのまま使える形があります。“Yesterday I bought a car.” のように時を表す語句を文頭に置くのは自然ですし、“She often visits…” のように often を動詞の前に置くのも、日本語の「よく訪ねる」と同じ順番です。
give、send、show、offer のような動詞には、2つの言い方があります。1つ目は「人+もの」で、前置詞を使いません:“I gave my friend the book.” 2つ目は「もの+to+人」です:“I gave the book to my friend.” どちらも正しい英語です。
日本語の「友だちに本をあげた」をそのまま並べると、“I gave to my friend the book.” になりがちですが、これは間違いです。また、“She gave a ring her sister.” のように to を落として順番だけ入れ替えるのも間違いです。覚え方はシンプルです:to がなければ人が先、to があれば人は最後。
要注意なのが explain、describe、suggest(そして say)です。これらは「もの+to+人」の形しか使えません。「彼は私たちに問題を説明した」は “He explained the problem to us.” で、“He explained us the problem.” とは言いません。「説明してください」も “Please explain me.” ではなく “Can you explain it to me?” です。日本語の「〜に説明する」の「に」を、そのまま目的語にしないようにしましょう。
代名詞が2つ並ぶときは、“She gave it to me.” の形が安全で自然です。また、新しい情報や長い語句は文の最後に置くのが英語の好みなので、“She sent me an email.” のように「人+もの」の形がよく使われます。
強調したい語句を文頭に出すことができます。ただし英語ではこれは目立つ言い方で、主に話し言葉で、何かと対比したいときに使います。語順が自由になったわけではありません。ふつうの文なら “I really don't like chocolate cake.” と言います。
日本語では「チョコレートケーキは本当に好きじゃない」のように、話題を「は」で文頭に出すのがごく普通です。そのため、英語でも気軽に前置きを使いたくなりますが、英語の前置きは「ほかのものはともかく、これは」という強い対比に聞こえます。前置きした場合も、そのあとは主語+動詞の順番のままです:“Chocolate cake, I really don't like.” 文頭に出した目的語を it などでくり返す必要はありません:“That book, I've never read.”
「兄はギターを弾く」の順番のままです。英語では動詞が最後に来るのではなく、主語のすぐあとに来ます。
英語では、副詞で動詞と目的語を引き離しません。often、always、never は一般動詞の前に置きます。
時を表す語句は文末か文頭(Yesterday I bought…)に置き、動詞と目的語の間には入れません。
「私たちに説明した」の「に」をそのまま目的語にした形です。explain は describe や suggest と同じく、相手の前に to が必要です。“explain me” も “explain it to me” にしましょう。
「友だちに本を」の順番のままです。to を使うなら人は最後、to を使わないなら人が先です:I gave my friend the book.
to がないときは「人+もの」の順番です。ものを先に言いたいなら to が必要です:She gave a ring to her sister.
日本語の「昨日車を買った」は主語なしで自然ですが、英語では主語を省略できません。
日本語は助詞(が・を・に)で役割を示すので、「兄はギターを弾く」「ギターを兄は弾く」のように語順を入れ替えられ、動詞は最後に来る
英語には助詞がないので、位置が助詞の代わりです。主語は動詞の前、目的語は動詞のあと:“My brother plays the guitar.” 語順を変えると意味が変わるか、文として成り立たなくなります。日本語の文を英語にするときは、まず「だれが(主語)→ どうする(動詞)→ 何を(目的語)」の順に組み立てましょう。
日本語では「毎晩本を読む」「昨日車を買った」「よく両親を訪ねる」のように、時や頻度の言葉を動詞の前のどこにでも入れられる
英語では動詞と目的語の間に入れられません:“She reads a book every night.” “I bought a car yesterday.” 時を表す語句は文末か文頭です。often、always、never、usually などの頻度の副詞は一般動詞の前に置き、be動詞や最初の助動詞のあとに置きます(“I have never seen it.”)。「よく訪ねる」→ “often visits” と、ここは日本語と同じ順番なので覚えやすいはずです。
「私たちに説明した」「彼女に家の様子を話した」のように、日本語では相手を「に」で示し、どの動詞でも同じ形が使える
give、send、show、offer、teach、tell は、相手をすぐ動詞のあとに置けます:“I gave my friend the book.” “Tell me the truth.” しかし explain、describe、suggest、say、mention はできません。相手は to をつけて最後に置きます:“He explained the problem to us.” “I described the house to her.” “He explained us the problem.” は間違いです。
「その本は読んだことがない」のように、日本語では「は」で話題を文頭に出すのがごく自然で、強調にはならない
英語の前置きはずっと目立つ言い方で、強調や対比に聞こえます:“That book, I've never read.” ふつうに言うなら “I've never read that book.” です。前置きしたときも、あとは主語+動詞の順のままで、目的語を it でくり返しません。
💡 まず「主語 → 動詞 → 目的語」。動詞は最後ではなく、主語のすぐあとです。
💡 動詞と目的語はくっつけたまま。時を表す語句は文末か文頭へ。
💡 often、always、never は一般動詞の前:She often visits her parents.
💡 explain、describe、suggest は「もの+to+人」だけ:explain it to me(“explain me” は間違い)。
💡 to があれば人は最後、to がなければ人は動詞のすぐあと。
"Can you give this to Sam when you see him?"
"Sure — should I give him the folder too?"
"Yes, please. And tell him I already sent the report to his email."
"Got it. I'll pass everything along today."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the sentence with correct English word order.
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct word order.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 6 · 前置き(fronting)の文を選びましょう
Which sentence fronts 'chocolate cake' to emphasize it?
練習問題 7 · 固定された語順を選びましょう
Which word order pattern is the fixed backbone of an English clause?
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
'She gave her sister a ring.' — Choose another correct way to say the same thing.
練習問題 9 · 単語を並べ替えましょう
Reorder into a correct sentence: 'football / every / plays / he / Sunday'
練習問題 10 · 単語を並べ替えましょう
Reorder into a correct sentence: 'the / me / manager / sent / report / the'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:“explain me”
Japanese: "彼は私たちに問題を説明した。" Which English sentence is correct?
いろいろな5つの問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct sentence.
定形節と非定形節(Finite / Non-finite clauses)
時制のある動詞を持つ finite clause と、to不定詞や分詞で作る non-finite clause。働きと語順を整理し、“for buy” や “the standing man” の間違いを防ぎます。
何も指さない主語 it(Dummy It)
天気・時間・距離の it と、It's hard to say のような形式主語の it。主語を省く日本語の感覚から生まれる “Is raining” “Now is five o'clock” を防ぎます。
文の要素(Sentence Elements)
主語・動詞・目的語・補語・修飾語(S・V・O・C・M)を英語ではどう呼び、どこに置くか。動詞が最後に来る日本語との違いと、「今日は」を主語にしない理由も扱います。
節と文の種類(Clauses)
独立節と従属節を組み合わせて、単文・重文・複文をつくります。読点だけで2つの文をつなぐ間違いや、主語の省略にも注意しましょう。