Tom gave Anna a ring yesterday. 文はいくつかの要素でできていて、それぞれに役割があります。学校で習った S・V・O・C・M とほぼ同じです。
このレッスンで学ぶこと
節(clause)はいくつかの要素でできていて、それぞれに役割があります。Subject(誰が・何が)、Verb(動作や状態)、Object(動作を受ける人・もの)、Complement(主語を説明したり、主語が何かを示したりする語)、Adverbial(時・場所・様子・理由などの追加情報)です。
学校で習った文型の記号がそのまま使えます。Subject = 主語(S)、Verb = 動詞(V)、Object = 目的語(O)、Complement = 補語(C)、Adverbial = 修飾語(M)にあたります。英語の名前を覚えるだけで、考え方はもう知っているはずです。
いちばん大きな違いは語順です。日本語は「トムは昨日アンナに指輪をあげた」のように動詞が最後に来て、「は・が・を・に」などの助詞が役割を示すので、順番をかなり自由に入れ替えられます。英語には助詞がなく、位置が役割を決めます。だから基本の順番 Subject + Verb + Object はほとんど動かせません。
英語の節は、肯定文・否定文・疑問文のどれでも、Subject(動作をする人、または話題になっているもの)と Verb(動作や状態)が必要です。よくある例外は、主語のない命令文だけです:“Sit down!”
日本語では「昨日、公園に行った」「今日はとても寒い」のように、わかっている主語を言わないのがふつうです。英語では主語を省略しません。“Went to the park” ではなく “I went to the park”、天気や時間のように具体的な主語がない場合も、形だけの it を置きます:「寒い」→ “It's cold”、「大事です」→ “It's important”。
もう1つの落とし穴は「〜は」です。日本語の「は」は話題を示すもので、必ずしも主語ではありません。「今日は寒い」を “Today is cold.” と言うと、「今日という日」が寒いことになり、不自然です。英語では “It's cold today.” と言い、today は Adverbial です。「この店はコーヒーがおいしい」も “The coffee at this shop is delicious.” のように、本当の主語(coffee)を見つけてから文を作りましょう。
direct object(直接目的語)は動作を直接受けるものです(“She cooked dinner.”)。日本語の「〜を」にあたることが多いです。indirect object(間接目的語)は何かを受け取る人、または何かの恩恵を受ける人(まれに物)で、日本語の「〜に」にあたります。give、send、show などの動詞でよく使い、直接目的語の前に前置詞なしで置きます:“She gave him a gift.”(第4文型 SVOO)。
日本語の「に」につられて “She gave to him a gift.” としないようにしましょう。間接目的語が直接目的語より前にあるときは to をつけません。to を使いたいなら、人を最後に回します:“She gave a gift to Anna.”。代名詞が2つあるときは、物(it)を先に、to + 人を後にします:「それを彼女にあげた」→ “I gave it to her.”
「を」「に」がそのまま直接目的語・間接目的語になるとは限りません。「アンに電話する」は “call Anne”、「質問に答える」は “answer a question” で、どちらも直接目的語です(“call to Anne” とは言いません)。反対に「音楽を聞く」は “listen to music” と to が必要です。
もう1つの大事なルール:動詞と直接目的語の間に副詞を入れません(間に入れるのは “She gave him a gift.” のような間接目的語だけです)。日本語の「とても」「上手に」は動詞の前に置くので、“I very like sushi” や “I speak very well English” になりがちです。英語では “I like sushi very much”、“I speak English very well” と、目的語の後に置きます(“I really like sushi” も自然です)。
linking verb(be、seem、look、become、feel、sound、taste など)の後に来るのは目的語ではなく Complement(補語)です。動作を受けるのではなく、主語を説明したり、主語が何なのかを示したりします(第2文型 SVC)。職業を言うときは、日本語の「マリアは医者です」には何もつきませんが、英語では a/an が必要です:“Maria is a doctor.”
日本語の形容詞はそれだけで述語になれます(「このスープはしょっぱい」「コーヒーはいい香り」)。そのため英語で be動詞などを落としがちですが、“This soup too salty.” ではなく “This soup is too salty.” です。補語の前には必ず linking verb が必要です。
補語には形容詞を使い、-ly の副詞は使いません:“The coffee smells amazing”(“smells amazingly” ではありません)。「よさそう」「いいね」も good で、“It looks good”、“It sounds good” です。(“You look well” は「元気そうだね」という健康の意味になります。)
Adverbial(修飾語)は、時・場所・様子・理由などの情報を付け加えます。たいていは、取り除いたり位置を動かしたりしても、文の基本の意味は変わりません。(例外もあります。“She put the keys on the table.” では on the table がないと文が不完全になります。)
Adverbial は文の頭に置くこともできます(「昨日、兄が電話してきた」→ “Yesterday, my brother called me.”)。でもそれで主語になるわけではなく、その後は Subject + Verb の順番のままです。ふつうの文では、場所と時は文の最後に「場所 → 時」の順で置くことが多いです:“We met at the café yesterday.” 日本語の「昨日カフェで」とは順番が逆になります。
be などの linking verb の後の名詞は目的語ではなく補語です(第2文型 SVC)。“She is a teacher.” の a teacher は主語 she を説明しています。
間接目的語(him)は直接目的語(a gift)の前に置きます。物を先にしたいときは to を使います:She gave a gift to him.
Adverbial は文の頭に置けますが、主語にはなりません。その後の順番は Subject + Verb のままです。
日本語は動詞が最後ですが、英語は Subject + Verb + Object の順です。動詞は主語のすぐ後に置きます。
「とても上手に」を動詞の近くに置きたくなりますが、英語では動詞と直接目的語は離しません。副詞は目的語の後です。
「彼に」の「に」を to にした間違いです。間接目的語が直接目的語の前にあるときは to をつけません。to を使うなら人を最後に:She gave a gift to him.
日本語の「今日はとても寒い」には主語がありませんが、英語では形だけの主語 it が必要です。
日本語の形容詞はそれだけで述語になりますが、英語の補語の前には be などの linking verb が必要です。
日本語には冠詞がありませんが、英語で単数の職業を言うときは a/an が必要です。
smell、taste、look などの後は形容詞の補語です。-ly の副詞は使いません。
日本語は「私は英語を話します」のように動詞が最後に来て、助詞(は・が・を・に)が役割を示します。
英語には助詞がないので、位置で役割を示します。基本は Subject + Verb + Object:“I speak English.” 動詞を最後に置いた “I English speak.” は意味が通じにくくなります。副詞も動詞と目的語の間には入れず、後ろに置きます:“I speak English very well.”
「〜は」は話題を示す助詞で、主語とは限りません(「今日は寒い」「この店はコーヒーがおいしい」)。
英語では、本当の主語を見つけて Subject の位置に置きます。「今日は寒い」→ “It's cold today.”(today は Adverbial)、「この店はコーヒーがおいしい」→ “The coffee at this shop is delicious.” 主語が言われていない日本語の文も、英語では I、it などの主語を補います。
日本語の形容詞はそのまま述語になります:「このケーキはおいしそう」「スープがしょっぱい」。
英語の形容詞は、linking verb の後に補語として置きます:“The cake looks delicious.”、“This soup is too salty.” be動詞などが抜けると文になりません。また、補語は形容詞なので -ly はつけません(“smells amazing”)。
「彼にプレゼントをあげた」のように、日本語では「に」で受け取る人を示します。
英語では、間接目的語が直接目的語の前にあるときは前置詞をつけません:“She gave him a gift.” to を使うのは、人を後ろに回したときだけです:“She gave a gift to him.” 目的語の代名詞は動詞の後に置きます:“I saw him.”
💡 語順は Subject + Verb + Object。動詞は最後ではなく、主語のすぐ後です。
💡 動詞と直接目的語の間に副詞を入れません:I speak English very well.
💡 be、seem、look、taste、smell の後は Object ではなく Complement(多くは形容詞)が来ます。
💡 「いつ?」「どこで?」「どのように?」「なぜ?」に答える部分は Adverbial です。文の頭にあっても主語ではありません。
"Who gave you that camera?"
"My sister gave it to me last year, right before her trip to Japan."
"That was generous of her!"
"She really was — she knew how much I wanted one."
練習問題 1 · 要素を選びましょう
'The dog barked loudly.' — What is 'barked'?
練習問題 2 · 要素を選びましょう
'The dog barked loudly.' — What is 'loudly'?
練習問題 3 · 要素を選びましょう
'Maria is a doctor.' — What is 'a doctor'?
練習問題 4 · 要素を選びましょう
'She cooked dinner.' — What is 'dinner'?
練習問題 5 · 要素を選びましょう
'She gave him a gift.' — What is 'him'?
練習問題 6 · 要素を選びましょう
'She gave him a gift.' — What is 'a gift'?
練習問題 7 · 要素を選びましょう
'The coffee smells amazing.' — What is 'amazing'?
練習問題 8 · 正しい要素を選びましょう
Which element answers questions like 'where,' 'when,' or 'how'?
練習問題 9 · 要素を選びましょう
'The children played in the park.' — What is 'in the park'?
練習問題 10 · Subject を書きましょう
Identify the subject: 'My sister studies medicine.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:日本語の語順のまま並べる
Japanese: 「私は英語をとても上手に話します。」 Which English translation is correct?
覚えたことを確かめる、5つのクイック問題です。
問題 1 / 5
スコア:0/0
'The cake looks delicious.' — What is 'delicious'?
節と文の種類(Clauses)
独立節と従属節を組み合わせて、単文・重文・複文をつくります。読点だけで2つの文をつなぐ間違いや、主語の省略にも注意しましょう。
何も指さない主語 it(Dummy It)
天気・時間・距離の it と、It's hard to say のような形式主語の it。主語を省く日本語の感覚から生まれる “Is raining” “Now is five o'clock” を防ぎます。
感嘆文(What と How)
What a beautiful day! と How wonderful! の使い分け。「なんて〜!」をどちらで言うかは後ろの語で決まります。冠詞 a/an の落とし穴も確認します。
英語の語順(Word Order)
主語・動詞・目的語の固定された語順、動詞と目的語を離さないコツ、目的語が2つの文、“explain me” の誤り、強調のための前置きまで。英語の語順を整理します。