"I'm tired," she said. → She said (that) she was tired.
このレッスンで学ぶこと
直接話法は、誰かが言った言葉をそのまま引用符に入れて伝えます。間接話法(reported speech)は、言った内容を自分の言葉で伝えます。引用符は消え、よく that が入ります。日本語の「〜と言った」の「と」にあたりますが、that は特に会話でよく省略されます。“She said that she was tired.” も “She said she was tired.” も正しい英語です。
日本語との大きな違いは時制です。日本語では「疲れている」と言った人の言葉を「彼女は疲れていると言った」のように、もとの時制のまま伝えます。英語では伝える動詞が過去形(said, told)なら、ふつうは中の動詞も1つ過去にずらします。これが学校で習う「時制の一致」です:am → was、have finished → had finished、can't → couldn't。
言われたことが今も変わらず本当なら、英語でも現在形のまま話すことがあります(“She said she lives in Madrid.”)。ただ、このレッスンでは said/told のあとでほぼいつも正しい、時制をずらす標準の形を練習します。“Maria said she couldn't come to the party.” のように、「来られない」でも couldn't にするのがポイントです。
もう1つ、日本語では「アンナは疲れていると言った」のように、引用の中の主語を省略するのがふつうですが、英語では省略できません。“Anna said was tired” ではなく “Anna said she was tired.” と she を入れましょう。
日本語の「言う」は、「彼は忙しいと言った」でも「彼は私に忙しいと言った」でも同じです。英語では、say のあとには言った内容がすぐ続き、聞き手を入れるなら to+聞き手にします。聞き手を言いたいときは、tell のすぐあとに to なしで聞き手を置きます。
つまり「彼は私に忙しいと言った」は “He told me (that) he was busy.” か “He said to me (that) he was busy.” で、“He said me” とは言えません。逆に、聞き手なしで “He told that…” とするのも間違いです。ただし tell the truth, tell a lie, tell a story のような決まった表現は聞き手なしで使えます(that は続きません)。また、ニュースや話、冗談などを「伝える」「話す」ときも tell です。「彼女はお母さんにその知らせを伝えた」は “She told her mother the news.” で、“She said the news to her mother” ではありません。
日本語でよく使う受け身「〜と言われた」は “I was told (that) …” です。say は人を目的語にとらないので、“I was said that …” とは言えません。
間接話法は、話した人とは別の視点から伝えるので、代名詞や所有格もよく変わります。I は he や she に、my は his や her になります。トムの「僕の妹はパリに住んでいる」は “Tom said his sister lived in Paris.” です。
日本語では「トムは妹がパリに住んでいると言った」のように「彼の」を言わないのが自然ですが、英語では所有格が必要です。何も付けずに “Tom said sister lived…” としたり、トムの言葉の my をそのまま残して “Tom said my sister lived…” としたりしないようにしましょう。his か her かは、持ち主(ここではトム)で決まります。
日本語でも、ていねいに伝えるときは「この」が「その」に、「明日」が「翌日」になることがあります。英語でも、時や場所が変わるなら this はよく that に、tomorrow は the next day になります:“I love this song.” → “She said (that) she loved that song.” その日のうちに伝えるなら tomorrow のままでかまいません:“They said (that) they were leaving tomorrow.”
「私に言った」は told me(または said to me)です。say のすぐあとに聞き手は置けません。
「〜と言われた」は I was told です。say は人を目的語にとらないので、人を主語にした受け身は作れません。
言葉を伝える tell のあとには聞き手が必要です。聞き手を言わないなら say を使います(tell the truth / tell a story などの決まった表現は別です)。
知らせ・話・情報を「伝える」ときは tell+人を使います。
日本語では「来られないと言った」のままですが、英語では said のあと、ふつうは時制を1つ過去にずらします:can't → couldn't, is → was.
日本語では引用の中の主語を省きますが、英語では she が必要です。
トムの言葉の my を、伝える人の視点に合わせて his に変えます。所有格を省略するのも間違いです。
日本語では「疲れていると言った」「来られないと言った」のように、引用の中はもとの時制のままです。
英語では said/told のあと、ふつうは時制を1つ過去にずらします:“Anna said (that) she was tired.”, “Maria said she couldn't come to the party.”, “Jack said he had finished his homework.” 日本語の感覚に引っぱられやすいので、意識して練習しましょう。
「言う」は聞き手がいてもいなくても同じです:「彼は忙しいと言った」「彼は私に忙しいと言った」
英語では聞き手がいるなら tell+聞き手:“He told me (that) he was busy.” say で聞き手を入れるなら to が必要です:“He said to me…”. “He said me…” はいつでも間違いです。「〜と言われた」は “I was told (that)…” です。
日本語では「アンナは疲れていると言った」「トムは妹がパリに住んでいると言った」のように、主語や「彼の」を省略します。
英語では引用の中にも主語が必要で、所有格も省けません:“Anna said she was tired.”, “Tom said his sister lived in Paris.” his か her かは持ち主で決め、話した人の my は残しません。
日本語の「〜と言った」の「と」は省略できません。
英語の that は「と」にあたりますが、特に会話ではよく省略されます。“She said she was tired” も “She said that she was tired” と同じくらい自然です。that があってもなくても、主語は省略できません。
💡 「私に言った」= he told me(または he said to me)。he said me は間違いです。
💡 「〜と言われた」= I was told (that)…。I was said は使えません。
💡 said のあとは、ふつう時制を1つ過去に:「疲れている」→ she was tired。主語も忘れずに。
"Did Jack call?"
"Yeah, he said he'd finished his homework and asked if you could call him back."
"OK, thanks — did he say when?"
"He just said it wasn't urgent."
練習問題 1 · 正しい間接話法を選びましょう
Choose the correct reported statement for: Anna: 'I am tired.'
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correctly reported sentence.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correctly reported sentence.
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correctly reported sentence for: Tom: 'My sister lives in Paris.'
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correctly reported sentence for: 'We are leaving tomorrow.'
練習問題 6 · 正しい動詞を選びましょう
Choose the correct verb: 'She ___ me she was going to be late.'
練習問題 7 · 正しい動詞を選びましょう
Choose the correct verb: 'He ___ (that) the meeting was cancelled.' (no listener mentioned)
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correctly reported sentence for: Maria: 'I can't come to the party.'
練習問題 9 · 言ったことを間接話法で伝えましょう
Report this statement: Jack: 'I have finished my homework.' → Jack said ___.
練習問題 10 · told を使って間接話法で伝えましょう
Report this statement, using 'told': Lena: 'I need your help.' → Lena ___.
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「疲れていると言った」
Japanese: "アンナは疲れていると言いました。" Which English sentence is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correctly reported sentence for: 'I love this song.'
疑問文の間接話法(She asked where I lived.)
「どこに住んでいるか聞かれた」は She asked where I lived。did や倒置を残さず、yes/no の質問は if/whether(〜かどうか)で伝えるコツを学びます。
時制の一致(Backshift)
said のあとでは、伝える文の時制が1つ過去にずれます。日本語の「〜と言った」とは逆の感覚になる、時制の一致のルールと助動詞の変化を整理します。
間接話法での時と場所の言葉の変化
人の言葉をあとで、別の場所で伝えるとき、today は that day、here は there、this は that に変わります。「翌日」「その日」と同じ感覚です。
命令・依頼の間接話法(told me to / asked me to)
「座るように言われた」「手伝ってと頼まれた」を英語で。tell/ask+人+to+動詞、否定は not to。said me や I was said to が間違いになる理由もわかります。