"Sit down!" he said. → He told me to sit down.
このレッスンで学ぶこと
命令文(“Sit down!”)やていねいな依頼(“Could you help me?”)は、ふつうの文や疑問文とは伝え方が違います。that で始まる節は使わず、tell/ask+話しかけた相手+to+動詞の形にします。
日本語の「〜ように言った」「〜てと頼んだ」の「ように」「て」の部分が、ちょうど to+動詞にあたると考えるとわかりやすいでしょう。「彼は私に座るように言いました」→ “He told me to sit down.”、「彼女は私に手伝ってと頼みました」→ “She asked me to help her.”
注意したいのは「言う」です。人に何かをするように言うときは say ではなく tell を使います。say のすぐあとに人を置くことはできないので、“said me” は間違いです。くだけた英語では “He said to sit down”(人なし)と言うこともありますが、命令を伝える基本の形は tell+人+to です。また、日本語では「私に」を省略することが多いですが、英語の tell は相手を必ず入れます:“He told me to sit down.”(“He told to sit down” は間違い)。
代名詞にも注意しましょう。“your” はよく “my” になり(“Finish your homework!” → “He told me to finish my homework”)、“me” は “her” になります(“Could you help me?” → “She asked me to help her”)。日本語の「手伝ってと頼まれた」には「彼女を」がありませんが、英語では help her が必要です。場所の言葉も同じで、あとで別の場所で話すなら “Wait here.” は “He told me to wait there.” になります。
否定の命令文は、to のすぐ前に not を置きます:not to touch, not to shout. もとの文の don't は消え、to は残します。
ここでも日本語が助けになります。「触らないように言われた」の「ないように」が、そのまま not to にあたります:“She told me not to touch that.” don't を残して “She told him don't be late” としたり、not だけにして “not touch” としたりしないようにしましょう。また、伝える側の動詞を否定して “She didn't tell me to touch that” とすると、「触れとは言わなかった」という別の意味になります。“to not touch” という形も使われ、間違いではありませんが、より一般的で標準的なのは not to です。
tell はふつうの指示、order や command はもっと強い命令(「命令する」)、ask や request はていねいな依頼(「頼む」「お願いする」)を伝えます。もとの文の口調に合った動詞を選びましょう。request は英語ではかなり硬い言葉で、カタカナの「リクエスト」(曲のリクエストなど)のような気軽さはありません。日常的な依頼にはまず ask を使いましょう。
ask は「頼む」と「たずねる」の両方の意味を持ち、あとに続く形で意味が決まります。何かをしてほしいと頼むなら ask+人+to(“She asked me to close the window”)、情報をたずねるなら ask+if や疑問詞(“She asked me if I was cold”)です。人を入れないと意味が変わり、“He asked to close the door” は「自分がドアを閉めてもいいかと聞いた」という意味になります。
日本語で特によく使う受け身の「〜するように言われた」は、“I was told to …” です。“I was said to …” とは言いません。say は人を目的語にとらないので、命令を伝える受け身は作れないからです(“He is said to be rich.”「金持ちだと言われている」のような「うわさ・評判」の言い方は別の表現です)。同じように「〜するように頼まれた」は “I was asked to …” です。
「〜するように言った」は told+人+to です。say のすぐあとに人は置けません。
「〜するように言われた」は I was told to です。say は人を目的語にとらないので、「人に〜するように言う」の受け身にはなりません。
日本語では「私に」を省略できますが、tell のあとには相手が必要です。
命令を伝えるときは that 節を使いません。tell/ask+人+to+動詞にします。
間接話法では don't が消えて not to+動詞になります。「遅れないように」= not to be late.
not が to の代わりになるわけではありません。not to+動詞のように両方残します。
ask+人のあとは to+動詞です。to を忘れないようにしましょう。
日本語では「座るように言った」「手伝ってと頼んだ」「待たないように言った」のように、「ように」「て」「ないように」で命令や依頼を伝えます。
英語では「ように」の部分が to+動詞、「ないように」が not to+動詞になります:“He told me to sit down.”, “She asked me to help her.”, “He told us not to wait.” この対応を覚えておけば、形はシンプルです。
「言う」は say と覚えていることが多く、「私に」はよく省略されます。
人に何かをするように言うときは tell+人+to です。say のすぐあとに人は置けないので “said me to” は間違いで、tell の相手も省略できません:“He told me to sit down.” ask も同じで、人を入れずに “He asked to close the door” とすると「自分が閉めていいか聞いた」という意味になります。
日本語では「先生に宿題を終わらせるように言われた」のように、受け身で話すことがよくあります。
英語の受け身は “I was told to finish my homework.” です。“I was said to…” は命令を伝える意味では使えません。もちろん能動態で “The teacher told me to finish my homework.” と言っても自然です。「頼まれた」は “I was asked to…” です。
「〜してもらえますか」「〜していただけますか」は形は質問ですが、実際には依頼です。
英語の “Could you...?” も同じで、伝えるときは質問ではなく ask+人+to の依頼にします:“Could you pass the salt?” → “He asked her to pass the salt.” “please” も伝えるときには消えます:“Please close the door.” → “He asked me to close the door.”
💡 「〜ように言った」= told+人+to、「〜ないように言った」= told+人+not to。
💡 「〜するように言われた」= I was told to。I was said to は命令の意味では使えません。
💡 「〜してと頼んだ」= asked+人+to。人を省略すると意味が変わります。
"What did the teacher say?"
"She told us to finish the reading by Friday and asked us not to forget our notebooks."
"Anything else?"
"Yeah, she asked me to remind everyone about the test."
練習問題 1 · 正しく伝えている文を選びましょう
Choose the correctly reported command for: 'Sit down!'
練習問題 2 · 正しく伝えている文を選びましょう
Choose the correctly reported command for: 'Don't touch that!'
練習問題 3 · 正しく伝えている依頼を選びましょう
Choose the correctly reported request for: 'Could you help me?'
練習問題 4 · 正しく伝えている文を選びましょう
Choose the correctly reported command for: 'Please close the door.'
練習問題 5 · 正しい動詞を選びましょう
Choose the correct reporting verb for a strong order: 'Get out!' (a boss to an employee)
練習問題 6 · 正しく伝えている文を選びましょう
Choose the correctly reported command for: 'Don't be late.'
練習問題 7 · 正しく伝えている文を選びましょう
Choose the correctly reported command for: 'Turn off the lights.'
練習問題 8 · 正しく伝えている依頼を選びましょう
Choose the correctly reported request for: 'Please don't shout.'
練習問題 9 · 命令を間接話法にしましょう
Report this command: 'Finish your homework!' → He told me ___.
練習問題 10 · 依頼を間接話法にしましょう
Report this request, negative: 'Please don't wait for me.' → She asked me ___.
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「〜するように言われた」
Japanese: "先生に宿題を終わらせるように言われました。" Which English sentence is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correctly reported command for: 'Wait here.' (reported later, from a different place)
時制の一致をしない間接話法
「水は100度で沸騰すると先生が言った」は said water boils。不変の真理、今も本当のこと、says のあとでは時制をずらしません。had を使いすぎる人に。
間接話法での時と場所の言葉の変化
人の言葉をあとで、別の場所で伝えるとき、today は that day、here は there、this は that に変わります。「翌日」「その日」と同じ感覚です。
時制の一致(Backshift)
said のあとでは、伝える文の時制が1つ過去にずれます。日本語の「〜と言った」とは逆の感覚になる、時制の一致のルールと助動詞の変化を整理します。
伝達動詞(suggest, promise, deny など)
say と tell の先へ。suggest・deny は -ing、promise・refuse は to、warn・advise は人+to。explained me がなぜ間違いかもわかります。