at the weekend も on the weekend も意味は同じで、前置詞が違うだけです。学校で習ったアメリカ英語の形と、イギリス英語の形を両方知っておきましょう。
このレッスンで学ぶこと
アメリカ英語とイギリス英語の違いがいちばんはっきり見えるのが前置詞です。意味は同じなのに、それぞれの英語が別の小さな語を使い続けてきました。深い理由はないので、決まった言い方としてペアで覚えましょう。
日本の学校の教科書はアメリカ英語が中心なので、イギリス英語の at the weekend や in the team を見ると「間違い?」と思うかもしれません。でも、どちらも正しい英語です。大切なのは、1つの文章の中ではどちらか一方にそろえることです。
週末と、何日間かの期間は代表的な例です。イギリス英語は at the weekend、Monday to Friday、アメリカ英語は on the weekend、Monday through Friday と言います(through は金曜日も含むことをはっきり示します)。日本語の「週末に」の「に」につられて “in the weekend” とするのは、どちらの英語でも間違いです。迷ったら this weekend、next weekend、every weekend を使いましょう。これは前置詞なしでどちらでも使えます。
「まで」にも注意しましょう。「月曜から金曜まで(営業)」のような期間は Monday to Friday か Monday through Friday です。「まで」= until と覚えていると “Monday until Friday” としがちですが、これだけでは不自然です(from Monday until Friday とは言えますが、営業時間などにはあまり使いません)。until は主に「〜まで(ずっと)」という終わりの時点を表します:“The shop is open until six”、“I'm away until Friday”。
時刻の言い方は、日本語と順番が逆です。日本語は「10時5分」と時間が先ですが、英語では分が先で、その後に past(〜過ぎ)または to(〜前)をつけます。「10時5分」は five past ten(イギリス英語)または five after ten(アメリカ英語。ただしアメリカでも past はよく聞かれます)。「10時15分」は a quarter past ten、「11時15分前」は a quarter to eleven です。「10時半」は half past ten で、“ten half” ではありません。ちなみにイギリスのくだけた会話では half past ten を half ten と短く言い、これは日本語の「10時半」と同じ順番・同じ意味です。アメリカ英語では、ten thirty と数字をそのまま読むのがいちばんふつうです。
用紙に記入する「fill in」と「fill out」は、日常でとてもよく出会う違いです。in か out は必ず必要で、「記入する」を “fill a form” や “write a form” とは言いません。fill up は「(コップやタンクを)いっぱいにする」という意味で、ガソリンを満タンにするときなどに使います。用紙には使いません。迷ったら complete a form と言えば、どちらでも通じます。
スポーツチームや委員会などのメンバーであることを言うときも、前置詞が違います。イギリス英語は in the team、アメリカ英語は on the team です。日本語の「バスケ部に所属しています」を “I belong to the basketball team.” と訳す人が多いのですが、文法は正しくてもかたい感じがします。“I'm on the basketball team.”(アメリカ英語)や “I play in the basketball team.”(イギリス英語)のほうが自然です。
学生であることを言うときも同じで、イギリス英語は at university、アメリカ英語は in college と、どちらも the をつけません。“I study at the university.” は、ある特定の大学を指す言い方になります。
地域による好みの違いで、直すべき間違いではありません。話したり書いたりしている英語に合わせて選びましょう。逆に、イギリス英語の at the weekend を間違いと思わないようにしましょう。
両方を混ぜても間をとったことにはなりません。どちらか一方の言い方を使いましょう。
「10時半」の直訳です。英語では half past ten、イギリスのくだけた会話では half ten、または ten thirty と言います。
「週末に」の「に」は in ではありません。at the weekend(イギリス英語)、on the weekend(アメリカ英語)、または this weekend と言います。
「地元と違う」の「と」は with ではありません。different from はどちらの英語でも使えます。
「用紙に記入する」は fill in(イギリス英語)または fill out(アメリカ英語)。in / out のない fill this form も間違いです。
「所属している」の直訳で、文法は正しいのですが、かたく聞こえます。アメリカ英語では on the team、イギリス英語では in the team が自然です。
日本語では「10時5分」「10時半」「11時15分前」と、時間を先に言います
英語では分が先で、その後に past(アメリカ英語では after も)または to を置きます:“five past ten”、“five after ten”、“half past ten”、“a quarter to eleven”。“ten half” や “fifteen minutes before eleven” は時刻の言い方として不自然です。どちらの英語でも使える簡単な方法は、数字をそのまま読むことです:“ten oh five”、“ten thirty”。イギリスの half ten(=10時半)は日本語と同じ順番なので覚えやすいでしょう。
「週末に」の「に」、「月曜から金曜まで」の「まで」
「に」は in、「まで」は until と1対1で覚えていると間違えやすい場面です。週末はイギリス英語で “at the weekend”、アメリカ英語で “on the weekend” で、“in the weekend” とは言いません。期間は “Monday to Friday”(イギリス英語)/ “Monday through Friday”(アメリカ英語)です。「毎週末」はアメリカ英語で “on weekends”、イギリス英語で “at weekends” とも言います。
「思っていたのと違う」「地元とは違う」の「と」
「と」= with と考えて “different with” にしがちですが、これはどちらの英語でも間違いです。どちらでも安心して使えるのは “different from” です:“different from what I expected”。アメリカ英語では “different than”、イギリス英語では “different to” もよく使われます。
「〜部に所属している」「〜チームに入っている」
“belong to the team” は文法的には正しいものの、日常会話ではかたく聞こえます。チームのメンバーであることは、イギリス英語で “in the team”、アメリカ英語で “on the team” と言います:“She plays in the national team.” / “She plays on the national team.”
💡 「週末に」→ at the weekend(イギリス英語)/ on the weekend(アメリカ英語)。in the weekend とは言いません。迷ったら this weekend。
💡 「10時半」→ half past ten(または ten thirty)。分が先、その後に past / after / to。
💡 「月曜から金曜まで」→ Monday to Friday(イギリス英語)/ Monday through Friday(アメリカ英語)。until は終わりの時点に使います(until six)。
"The receptionist asked me to fill out this form, but I kept writing 'fill in' out of habit."
"Ha, that happens — it's the same form either way, just a different verb depending on where you are."
"Good to know. Anything else I should watch for while I'm here?"
"Just listen for 'on the weekend' instead of 'at the weekend' — that one trips people up too."
練習問題 1 · よりイギリス英語らしい前置詞を選びましょう
Choose the more typically BRITISH preposition: 'We're going away ___ the weekend.'
練習問題 2 · よりアメリカ英語らしい前置詞を選びましょう
Choose the more typically AMERICAN preposition: 'We're going away ___ the weekend.'
練習問題 3 · 正しい組み合わせを選びましょう
'This result is different ___ what I expected.' Choose the option that's standard in BOTH varieties, plus the extra option that is mainly American.
練習問題 4 · よりイギリス英語らしい言い方を選びましょう
Choose the more typically BRITISH way to say this: 'Please ___ this form before you leave.'
練習問題 5 · よりアメリカ英語らしい言い方を選びましょう
Choose the more typically AMERICAN way to say this: 'Please ___ this form before you leave.'
練習問題 6 · よりイギリス英語らしいつなぎの語を選びましょう
'The office is open Monday ___ Friday.' Choose the more typically BRITISH connector.
練習問題 7 · よりアメリカ英語らしいつなぎの語を選びましょう
'The office is open Monday ___ Friday.' Choose the more typically AMERICAN connector.
練習問題 8 · よりアメリカ英語らしい前置詞を選びましょう
'She plays ___ the school basketball team.' Choose the more typically AMERICAN preposition.
練習問題 9 · イギリス英語の言い方で時刻を書きましょう
Give the more typically BRITISH way to say the time '10:05' using 'past'/'after': '_____ ten.' (5 ___ ten)
練習問題 10 · アメリカ英語の言い方で時刻を書きましょう
Give the more typically AMERICAN way to say the time '10:05' using 'after': 'five ___ ten.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「10時半」の直訳
Japanese: "今、10時半です。" Which English sentence is correct?
学んだことを5つの問題で確認しましょう。
問題 1 / 5
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'This restaurant is different ___ the one we went to last week.' Which preposition works in BOTH varieties?
アメリカ英語とイギリス英語の文法の違い(AmE / BrE)
現在完了と過去形、have got と have、gotten、集合名詞の単複、suggest that の後の動詞、Shall I…? など、米英で異なる文法をまとめて確認します。
アメリカ英語とイギリス英語の単語の違い(AmE/BrE)
flat と apartment、lift と elevator、chips と crisps。米英で変わる身近な単語と、マンションやフライドポテトなどカタカナ語の落とし穴を確認します。
単語ごとのつづりの違い(アメリカ英語とイギリス英語)
tyre と tire、mould と mold、cheque と check。規則では説明できないアメリカ英語とイギリス英語のつづりの違いと、practice / practise の区別を整理します。
代名詞のよくある間違い
between you and me、My brother and I、I relax(myself は不要)。助詞で役割を示す日本語の感覚から生まれやすい代名詞の間違いを、ルールと簡単なチェック法で直します。