どちらも「〜しなければならない」。でも過去・未来・do を使う疑問文にできるのは have to だけです。
このレッスンで学ぶこと
must も have to も、「〜しなければならない」「〜しないといけない」という必要や義務を表します。肯定文では意味はとても近いですが、must は話し手自身の強い気持ちや、書かれた公式なルールに、have to は外からの事情(上司、法律、締め切りなど)による義務によく使われます。アメリカ英語の会話では have to のほうがずっとよく使われ、イギリス英語のくだけた会話では have got to もよく使います。
日本語の「金曜までに終わらせなきゃ」には主語がありませんが、英語では主語が必要です。“I must finish this by Friday.” のように I を入れましょう。
否定文では、2つの意味がはっきり分かれます。mustn't(must not)は「〜してはいけない」という禁止です:“You mustn't smoke here.”。don't have to は「〜しなくてもいい」「〜する必要はない」です:“You don't have to pay.”。日本語でもこの2つは別の表現なので、そのまま対応させると覚えやすいです。
must はどの主語でも同じ形です。he/she/it でも -s はつかず、to must という不定詞もなく、過去形もありません。日本語では「しなければならない」「しなければならなかった」と語尾で時制を変えますが、must はいつも must のままです。
must は助動詞なので、後ろは to のない動詞の原形です。must leave が正しく、must to leave は間違いです。学校で have to と must をセットで覚えるため、2つが混ざって “must to” になりやすいので注意しましょう。
must は形を変えられないので、ほかの時制や do を使う疑問文が必要なときは have to を使います。過去は had to、未来は will have to、疑問文は Did you have to…? です。have to はふつうの動詞と同じで、he/she/it なら has to、疑問文・否定文では do/does/did を使います。
「昨日は遅くまで働かなければならなかった」は “Yesterday, I had to work late.” です。“I must worked late” や “I musted work late” とは言いません。「会議を延期しなければならないでしょう」は “We will have to reschedule the meeting.” で、“will must” とは言いません。「長く待たなければならなかったの?」は did を使って “Did you have to wait long?” と聞きます。“Musted you wait long?” や “Had you to wait long?” は使いません。
must には過去形がありません。「〜しなければならなかった」は had to です。
「働かなければならなかった」の過去を後ろの動詞につけても、正しい過去にはなりません。助動詞の後ろは原形なので、had to を使います。
助動詞を2つ並べることはできません(will + must は×)。未来は will have to です。
must と have to が混ざった形です。He must leave(to なし)か He has to leave のどちらかにします。
have to の have はふつうの動詞なので、he/she/it では has to になります(haves ではありません)。
must には -s がつきません。どの主語でも must のままです。
have to の疑問文は did を使います。had を主語の前に出す形は、現代英語ではふつう使いません。
「払わなくてもいい」は don't have to です。mustn't は「払ってはいけない」という禁止になります。
日本語では「しなければならない」「しなければならなかった」「しなければならないだろう」と、文の最後で時制を変えます
must には過去形も未来形もないので、時制を変えたいときは have to に切り替えます。「〜しなければならなかった」は had to(“Yesterday, I had to work late.”)、「〜しなければならないだろう」は will have to(“We will have to reschedule the meeting.”)です。“musted” や “will must” という形はありません。なお、“I must have lost my keys.” は「鍵をなくしたに違いない」という推量で、義務の過去ではありません。
学校英語で have to を「〜しなければならない」というひとかたまりで覚えます
have to の have はふつうの動詞なので、主語や時制で形が変わります。he/she/it なら has to(“He has to leave early today.”)、過去は had to、疑問文・否定文では do/does/did を使います(“Did you have to wait long?”)。“He have to” や “He haves to” は間違いです。また、to がつくのは have to だけで、must の後ろに to はつけません。
日本語では「〜してはいけない」(禁止)と「〜しなくてもいい」(必要ない)は、まったく別の表現です
英語も同じで、“You mustn't smoke here.” = 「ここでたばこを吸ってはいけません」、“You don't have to pay.” = 「払わなくてもいいです」。must not を「しなければならない、ではない」と考えると、“You mustn't pay.”(払ってはいけない)という意味の違う文になってしまいます。「〜しなくてもいい」は don't have to と覚えましょう。
💡 「〜しなければならなかった」= had to、「〜しなければならないだろう」= will have to。must にはこの形がありません。
💡 must + 動詞の原形(to なし)。have to は he/she/it なら has to。
💡 過去の疑問文は Did you have to…?(Had you to…? や Musted you…? は×)。
💡 「〜しなくてもいい」= don't have to、「〜してはいけない」= mustn't。
"You look exhausted — what happened?"
"I had to work late every night this week."
"That sounds rough. Will you have to do the same next week?"
"I hope not — I must get some rest this weekend."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — past obligation.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 4 · 正しい疑問文を選びましょう
Choose the correct question.
練習問題 5 · 正しい答えを選びましょう
Which of these has no past tense form of its own?
練習問題 6 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence for a rule that existed only in the past.
練習問題 7 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — future obligation.
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete (past obligation): 'Last year, I ___ (have to) travel a lot for work.'
練習問題 10 · 文を完成させましょう
Complete (future obligation): 'After the merger, employees ___ (have to) reapply for their jobs.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:must で過去を表そうとする
Japanese: "昨日は遅くまで働かなければなりませんでした。" Which English translation is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct sentence.
アドバイスの表現:should、if I were you、why don't you
should、if I were you、why don't you でアドバイスをしたり求めたりする方法。「〜したほうがいい」を had better にしない理由や、advice が数えられない点も確認します。
should、ought to、had better の使い分け
アドバイスの should、ought to、had better。形のルールと強さの違い、そして「〜したほうがいい」をいつも had better と訳すと失礼になる理由を整理します。
need、needn't、don't need to
「〜しなくてもいい」は needn't と don't need to の2通り。to の有無、mustn't との違い、「〜しなくてもよかったのに」の needn't have まで整理します。
依頼・申し出・提案(Could you…? / Shall I…? / Shall we…?)
「〜してもらえますか」「〜しましょうか」「〜しませんか」を英語で。could・would・shall・can の使い分けと、Would you mind…? への正しい答え方を学びます。