アドバイスの表現:should、if I were you、why don't you

B1 · 中級助動詞

should、if I were you、why don't you を使うと、アドバイスをしたり、相手の立場に立って意見を言ったり、やわらかく提案したりできます。

このレッスンで学ぶこと

  • should + 動詞の原形は、アドバイスをしたり求めたりするいちばんふつうの言い方(「〜したほうがいいよ」)
  • If I were you, I would… は「私があなたなら…」「私だったら…」
  • Why don't you…? は「〜したら?」というやわらかい提案
  • if I were you では、主語が I でも were を使う

アドバイスをする・求める

英語には、アドバイスをしたり求めたりする言い方がいくつかあります。いちばんよく使うのは should ですが、if I were you や why don't you もとても自然です。

学校で should =「〜すべき」と習うので、強すぎる気がするかもしれません。でも実際の should は、日本語の「〜したほうがいいよ」「〜するといいよ」にあたる、ふつうでやさしいアドバイスの言葉です:“You should talk to your manager about it.”(上司に相談したほうがいいよ)。反対に、「〜したほうがいい」と習う had better は、「そうしないと困ったことになるよ」という警告に近く、目上の人に使うと失礼に聞こえることがあります。ふだんのアドバイスには should を使いましょう。

should のあとは to のない動詞の原形で、形は1つだけです(三単現の s も付きません)。否定は shouldn't です(“you not should” や “you don't should” は間違い)。アドバイスを求めるときは should を主語の前に出します:“What should I do?”(どうしたらいいと思う?)。“What I should do?” や “What do I should do?” にはしません。(should とほぼ同じ意味で、やや改まった ought to もあります:“You ought to rest.”)

名詞の advice を使って “My advice would be to save some money each month.”(私のアドバイスとしては、毎月少し貯金することかな)とも言えます。このときは My advice would be のあとに to + 動詞の原形を置きます(“would be saving” や “would be talk” にはしません)。

「アドバイス」という語にも注意しましょう。日本語では「アドバイスを1つ」と言えますが、英語の advice は不可算名詞です。an advice や advices とは言わず、some advice、a piece of advice、または advice とします。

"You should talk to your manager about it."
"What should I do?"

If I were you, I would…

この形は、相手の立場に自分を置いてアドバイスします。日本語の「私があなたなら」「私だったら」にあたります。主語が I でも were を使います。想像上の状況を表す be の仮定法(subjunctive)の形です。

学校で “If I were a bird, …” と習ったのと同じなので、なじみがあるはずです:“If I were you, I would apologize.”(私だったら謝るよ)。くだけた会話では “If I was you” も耳にしますが、標準的な形(そして試験での正解)は were です。would は if 節には入れず、後半(I would apologize)だけに置きます。会話では I would が縮まって I'd になります。

"If I were you, I would apologize."
"If I were you, I would ask for help."

Why don't you…?

Why don't you…? は、アドバイスをやわらかい質問の形にしたものです。「なぜ〜しないの?」と理由を聞いているのではなく、「〜したら?」「〜してみたら?」という親しみのある提案です:“Why don't you ask for a refund?”(返金をお願いしてみたら?)。責められていると思って “Because…” と答える必要はありません。“That's a good idea.” などと返せば大丈夫です。

語順は決まっています:Why + don't + you + 動詞の原形(to も -ing も付けません)。“Why you don't ask…?” や “Why don't you asking…?” は間違いです。

"Why don't you ask for a refund?"
"Why don't you talk to her directly?"

実際の英語

"You shouldn't ignore the warning signs."
"My advice would be to save some money each month."
"I think you should see a specialist."
"Why don't you take a break?"

注意

✗Can you give me an advice?
✓Can you give me some advice?

advice は不可算名詞です。an advice や advices ではなく、some advice か a piece of advice にします。

You had better talk to your manager about it.ここではやや不自然
✓You should talk to your manager about it.

文法的には正しいですが、had better は警告に近い強い響きがあります。ふつうのアドバイスには should が自然です。

✗If I was you, I would apologize.
✓If I were you, I would apologize.

標準的な英語では、主語が I でも were を使います。If I was you はくだけた会話で聞かれる形です。

✗You should to see a specialist.
✓You should see a specialist.

should のあとに to は付けません。動詞の原形を直接置きます。

✗What I should do?
✓What should I do?

疑問文では should を主語の前に出します。do は使いません。

✗Why you don't ask for a refund?
✓Why don't you ask for a refund?

don't は why のすぐあと、主語の前に置きます。そのあとは原形です(asking ではありません)。

日本語と比べてみよう

日本語の「〜したほうがいい」は、学校英語では had better と結びつけて覚えることが多いです

had better は「そうしないとまずいことになる」という強い警告の響きがあります。ふつうのアドバイスの「〜したほうがいいよ」は should で表しましょう:“I think you should see a specialist.” I think を前に付けると、さらにやわらかくなります。

「私があなたなら」「私だったら」と、相手の立場に立ってアドバイスします

英語では If I were you, I would… がそのまま対応します。学校で習った仮定法過去と同じで、主語が I でも were です:“If I were you, I would ask for help.” would は後半だけに置き、“If I would be you” とはしません。

日本語では「アドバイスを1つ」「いくつかアドバイスをもらった」のように数えられます

英語の advice は information や furniture と同じ不可算名詞です。“Can you give me some advice?” が正しく、“an advice” や “advices” は間違いです。1つだけなら a piece of advice と言います。

「なぜ〜しないの?」は、日本語では相手を責める質問に聞こえやすい言い方です

英語の Why don't you…? は責める質問ではなく、「〜したら?」という親切な提案です:“Why don't you take a break?”(少し休んだら?) 安心して使いましょう。ただし、語順は Why don't you + 原形で固定です。

💡 「〜したほうがいいよ」は should + 原形。had better は警告の響きがあります。

💡 「私だったら」= If I were you。主語が I でも were で、if 節に would は入れません。

💡 advice は数えられません:some advice、a piece of advice。

💡 My advice would be のあとは to + 動詞:My advice would be to save some money.

実際の場面:友だちに相談する

"I don't know whether to take the job or not. What should I do?"

"If I were you, I'd take it — it's a great opportunity."

"You think so? I'm still a little nervous."

"Why don't you sleep on it and decide tomorrow?"

練習

練習問題 1 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence — giving advice.

練習問題 2 · 正しい疑問文を選びましょう

Choose the correct sentence — asking for advice.

練習問題 3 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence — advice with 'if I were you.'

練習問題 4 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence — a suggestion phrased as advice.

練習問題 5 · 正しい否定形を選びましょう

Choose the correct negative.

練習問題 6 · 正しい答えを選びましょう

Which structure gives advice by imagining yourself in someone else's position?

練習問題 7 · 正しい文を選びましょう

Choose the more natural sentence.

練習問題 8 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 9 · 文を完成させましょう

Complete: 'If I ___ (be) you, I would take the job.'

練習問題 10 · 文を完成させましょう

Complete (asking for advice): '___ (should) I tell her the truth?'

練習問題 11 · グループに分けましょう

You should rest.
You shouldn't overwork.
If I were you, I'd rest.
If I were you, I wouldn't overwork.
Why don't you rest?
Why don't you take a break?

0 / 6 分類済み

練習問題 12 · よくある落とし穴:「アドバイスを1つ」

Japanese: "何かアドバイスをもらえますか?" Which English sentence is correct?

クイックチャレンジ

学んだことを5つの問題で確認しましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

Choose the correct sentence in standard English.

学んだこと

  • should + 原形(to なし)は、アドバイスをしたり求めたりするいちばんふつうの言い方です:What should I do?
  • ふだんの「〜したほうがいいよ」には should を使い、警告に近い had better は多用しないようにしましょう。
  • If I were you, I would… は「私だったら…」。主語が I でも were で、if 節に would は入れません。
  • Why don't you + 原形? は責める質問ではなく、「〜したら?」というやわらかい提案です。
  • advice は不可算名詞:some advice、a piece of advice。an advice とは言いません。
このカテゴリーのレッスンをすべて見る