Although it was raining, we went out. Despite the rain, we went out. It was raining. Nevertheless, we went out. 「〜けれど」「〜にもかかわらず」「しかし」に当たる言い方は、英語では後ろに来る形で使い分けます。
このレッスンで学ぶこと
対比と譲歩は、「何かがあったにもかかわらず、別のことが起きた」「予想とは違うことが起きた」と伝える表現です。英語にはそのための形が3つあり、どれを使うかは後ろに何が来るか、つまり主語と動詞のある節か、名詞か、新しい文か、で決まります。
日本語では「雨が降っていたけれど、出かけました」のように「けれど」で文をつなぎ、そのまま後半を続けます。英語の although も同じ働きをするので、後半に but を足す必要はありません。“Although it was raining, but we went out.” は「〜けれど、でも〜」と2回言っているのと同じで、間違いです。
これらの接続詞は「〜けれど」「〜のに」に当たり、主語と動詞を持つ完全な節の前に置きます。even though は although より少し強く、「〜なのに」と強調する感じです。though は少しくだけた言い方で、会話では文の最後に置いて「でもね」「〜だけどね」という意味でも使います。while(「〜である一方で」)も対比を表せて、although と同じように後ろに節が来ます。
although の節と主節は、どちらを先にしてもかまいません。節を先に置くときはコンマで区切ります:“Although it was raining, we went out.” / “We went out although it was raining.” どちらの場合も but は入れません。
日本語の「〜ても」にも注意しましょう。「疲れていても続けた」(実際に疲れていた)と「明日雨が降っても出かける」(まだ起きていない仮定)の両方に使えますが、英語では分けます。実際の事実には even though(“Even though he was tired, he kept working.”)、仮定や条件には even if(“even if it rains tomorrow”)を使います。
despite と in spite of は「〜にもかかわらず」「〜なのに」に当たりますが、後ろには名詞(名詞のまとまり)か -ing 形しか来ません。日本語の「にもかかわらず」は「雨にもかかわらず」(名詞)にも「雨が降っていたにもかかわらず」(節)にもつけられますが、英語の despite の後ろには節を置けません。“Despite it was raining” は間違いです。また、despite は of なしで使います(despite the rain)。of がつくのは in spite of だけで、“despite of” とは言いません。
動詞を続けたいときは -ing 形にします:「経験がなかったにもかかわらず、その仕事に就いた」→ “Despite having no experience, she got the job.” “despite have” や “despite to have” とは言いません。
どうしても主語と動詞のある節を続けたいなら、although を使うか、despite the fact that を使います:“Despite the fact that it was raining, we went out.” 正しい英語ですが、少し重い言い方です。
「それでも出かけた」「結局出かけた」のように文の最後で言う場合、despite は1語では使えません。“We went out anyway.” や “We still went out.” と言いましょう。
however と nevertheless は「しかし」「それでも」「とはいえ」に当たります。つなぎの言葉(Linking Words)のレッスンで学ぶ副詞と同じで、2つの別々の文をつなぎます。前にはピリオドかセミコロン(;)を置き、後ろにはふつうコンマを置きます。
日本語の「しかし」も文の初めに置いて「。しかし、」と書きますね。英語の however も同じ感覚で使えます。ただし、日本語では「計画は危険だったが、うまくいった」のように「、」で文をどんどんつなげられるため、英語でも “The plan was risky, however it worked.” とコンマだけで書いてしまいがちです。これは間違いです。“The plan was risky; however, it worked.” か、コンマで済ませたいなら but を使いましょう:“The plan was risky, but it worked.”
「〜けれど、でも〜」と2回言っている形です。although か but のどちらか1つだけを使います。
「雨が降っていたにもかかわらず」と節で考えても、despite の後ろには名詞か -ing 形しか置けません。節なら although を使います。
in spite of と混ざった形です。despite は of なしで使います。
nevertheless の前には、コンマではなくピリオドかセミコロンが必要です。「。しかし、」と同じ感覚で書きましょう。
despite のような前置詞のあとに動詞を続けるときは、-ing 形にします:despite having。
「それでも」「結局」を文の最後で言うときは anyway か still を使います。despite は1語では使えません。
日本語の「〜けれど、〜」「〜のに、〜」は、1つの言葉で2つの節をつなぎます
英語でも、つなぐ言葉は1つだけです。although を使ったら but は入れません:“Although it was raining, we went out.” but を使うなら although は不要です:“It was raining, but we went out.” “Although …, but …” は日本語話者に特に多い間違いです。
「〜にもかかわらず」は、名詞(雨にもかかわらず)にも節(雨が降っていたにもかかわらず)にもつけられます
英語の despite / in spite of の後ろは、名詞か -ing 形だけです:“Despite the rain…”、“Despite losing the match…”。節を続けるなら although か despite the fact that を使います。“Despite it was raining” や “Despite of the rain” は間違いです。
「しかし」「それでも」は、文の初めに置いて前の文と対比させます:「計画は危険だった。しかし、うまくいった。」
however / nevertheless も同じ使い方です:“The plan was risky. However, it worked.” 前にピリオドかセミコロン、後ろにコンマを置きます。日本語のように「、」だけで続けて “risky, however it worked” とするのは間違いです。コンマ1つでつなぎたいときは but を使います。
「〜ても」は、実際の事実(疲れていても続けた)にも仮定(明日雨が降っても行く)にも使えます
英語では、事実なら even though、仮定なら even if と使い分けます。このレッスンで扱うのは事実なので、even though(または although)を使います:“Even though he was tired, he kept working.”
💡 「〜けれど」→ although +節。although と but は一緒に使いません。
💡 「〜にもかかわらず」→ despite +名詞か -ing 形(of なし)。節なら although か despite the fact that。
💡 however / nevertheless は「。しかし、」と同じ:前にピリオドかセミコロン、後ろにコンマ。
"You still bought the tickets, even though they were so expensive?"
"Yeah — despite the price, I really wanted to go."
"Fair enough. It's risky, but I hope it's worth it."
"It will be. The concert was sold out. Nevertheless, I managed to get seats."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 4 · 句読点が正しい文を選びましょう
Choose the correctly punctuated sentence.
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 6 · 名詞か -ing 形が続く語を選びましょう
Which word is followed by a noun or gerund, not a full clause?
練習問題 7 · 節が続く語を選びましょう
Which word is followed by a full clause?
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 9 · despite を使って1文に書き換えましょう
Rewrite using 'despite': 'It was expensive. We bought it anyway.' (one sentence)
練習問題 10 · although を使って書き換えましょう
Rewrite using 'although': 'It was expensive. We bought it anyway.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「〜けれど」を “although … but” にする
Japanese: "雨が降っていたけれど、私たちは出かけました。" Which English translation is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
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Choose the correct sentence.
目的の表し方(to / so that / for + -ing)
「〜するために」「〜するように」を英語でどう言う? to、in order to、so as to、so that、for + -ing の使い分けと、結果を表す so との違いを整理します。
結果を表す言葉(so / therefore / as a result)
「だから」「その結果」を英語でどう書く? 読点ひとつでつなぐ so と、ピリオドやセミコロンが必要な therefore、as a result、consequently の違いを整理します。
つなぎの言葉(Linking Words)
however、therefore、moreover、for example の働きと句読点のルール。「しかし」「だから」の感覚でコンマだけでつなぐミスを防ぎ、but や so との違いを整理します。
従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
when、while、before、after、if、unless の使い方。語順によるコンマの有無と、「着いたら」を when you arrive と現在形で言う理由を確認します。