It rained, so we stayed in. It rained. Therefore, we stayed in. — 意味は同じでも、句読点のルールが違います。
このレッスンで学ぶこと
so、therefore、as a result、consequently、thus、hence は、どれも「あることが別のことの結果である」ことを表します。日本語の「だから」「それで」「そのため」「したがって」「その結果」にあたります。違いは意味ではなく、文法と文体です。so はふだんの会話から文章まで広く使われ、therefore、consequently、thus、hence はよりかたい言い方です。
日本語にも似た区別があるので、考え方はわかりやすいはずです。「〜ので、」「〜から、」は1つの文の中で2つの内容をつなぎます。これが so の働きです。一方「したがって」「その結果」「そのため」は、ふつう新しい文の頭に置きます。これが therefore や as a result の働きです。
so は、完全な主節2つを1つの文の中でつなぎ、前にコンマを1つ置きます。and や but と同じ等位接続詞で、いつも2つ目の節の先頭に来ます。日常でいちばんよく使う形です。so の後ろでも主語は省略しません。日本語では「店が閉まっていたので、帰った」と主語を言わなくても通じますが、英語では “…, so we went home.” のように主語 we が必要です。
「それで」「そして」を結果の意味で使うとき(「店が閉まっていた。それで家に帰った」)も、英語では so がほぼ正解です:“The store was closed, so we went home.” then は使いません。英語の then は主に「その後で、次に」という時間の順番を表します。原因と結果を1つの文でつなぐのは so です。
会話では “So we went home.” のように So で文を始めることもよくあります。ただし、レポートや論文などかたい文章では避けたほうが無難です。覚えておきたいのは、「コンマ1つでつなぐなら so」ということです。therefore はコンマ1つの後ろでは so の代わりになりません(次のセクションを見ましょう)。
これらのかたい言葉は、「つなぎの言葉(Linking Words)」のレッスンで学ぶ接続副詞と同じ働きをします。接続詞ではありません。新しい主節を始めるときは、前にコンマだけでなくピリオドかセミコロン(;)を置き、ふつう後ろにコンマを置きます。
日本語の読点「、」には文法上の決まりがないので、「売り上げが急に落ち、そのため店は閉店した」と書いても問題ありません。でも英語でこれをまねて “Sales dropped sharply, therefore the store closed.” と書くと、コンマだけで2つの文をつないだ間違い(comma splice)になります。セミコロンかピリオドを使うか、so に変えましょう。
「その結果」は as a result という決まった形です。“as the result” とは言いません。また、「だから〜なんです」と結果を続けるときは That's why…(“That's why we stayed in.”)、「それは〜だからです」と理由を続けるときは That's because… です。この2つは逆の向きなので、混同しないようにしましょう。
知っておくと便利なこと:therefore と thus は文の中で、ピリオドなしで使うこともできます。たとえば and の後や主語の後です(“We therefore decided to wait.”「私たちはそのため、待つことにした」)。ピリオドかセミコロンが必要なのは、2つの主節をつなぐときです。hence はとてもかたい言葉で、今ではおもに動詞のない名詞の前で使われます(“The bridge was closed, hence the delay.”「だから遅れたのです」)。完全な節の前では therefore と同じルールに従います。
therefore は接続詞ではなく副詞です。日本語の「、そのため」のように読点だけではつなげません。セミコロンかピリオドを使うか、so に変えましょう。
so は and や but と同じ接続詞なので、前はコンマで十分です。ここでセミコロンを使うのはふつうではありません。
文の始めの as a result のような接続副詞の後には、ふつうコンマを置きます。
「その結果」は as a result という決まった表現です。日本語の「その」につられて the を使わないようにしましょう。
結果を表す「それで」は then ではありません。then は時間の順番、結果は so です。
日本語では主語を省略できますが、英語では so の後の節にも主語が必要です。
日本語の読点「、」には文法上のルールがなく、「雨が降り、そのため家にいた」のように「、」の後に「そのため」「したがって」を続けられます。
英語では、コンマ1つで2つの主節をつなげるのは so、and、but などの接続詞の前だけです。therefore、consequently、as a result、thus、hence の前にはピリオドかセミコロンが必要です:“It rained. Therefore, we stayed in.” コンマ1つで書きたいなら so を使いましょう:“It rained, so we stayed in.”
「それで」「そして」は、話し言葉で結果を表すことがよくあります:「閉まってた。それで家に帰ったんだ。」
英語の then は主に「その後で」という時間の順番を表します。結果を表すなら so です:“The store was closed, so we went home.” “The store was closed, then we went home” は出来事の順番を並べているだけで、しかも接続詞が足りません。
「だから〜なんだ」と「それは〜だからだ」は、日本語ではどちらも「から」を使います。
英語では向きによって言い方が変わります。後ろに結果が来るなら That's why:“She missed the bus. That's why she called a taxi.” 後ろに理由が来るなら That's because:“She called a taxi. That's because she missed the bus.” ふだんの会話なら、so でつなぐのがいちばん簡単です。
💡 so は接続詞(コンマ1つでOK)。therefore、as a result、consequently は副詞(前にピリオドかセミコロン)。
💡 「、だから」「、そのため」をコンマ1つで書きたいときは so を使いましょう。
💡 結果の「それで」は so(then ではありません)。「だから〜なんだ」は that's why、「その結果」は as a result。
"Why did you switch banks?"
"The fees kept increasing, so I started looking elsewhere."
"Makes sense. Did you find somewhere better?"
"Yes — the new bank has no fees at all. As a result, I'm saving quite a bit each month."
練習問題 1 · 正しく句読点が打たれた文を選びましょう
Choose the correctly punctuated sentence.
練習問題 2 · 正しく句読点が打たれた文を選びましょう
Choose the correctly punctuated sentence.
練習問題 3 · 接続詞を選びましょう
Which word is a coordinating conjunction (comma only)?
練習問題 4 · 接続副詞を選びましょう
Which word needs a period or semicolon before it, not just a comma?
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 6 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 7 · かたいつなぎの言葉を選びましょう
Which formal linking word means the same as 'so' but needs a semicolon or period?
練習問題 8 · 正しく句読点が打たれた文を選びましょう
Choose the correctly punctuated sentence.
練習問題 9 · so で2つの文をつなぎましょう
Join with 'so': 'The store was closed. We went home.'
練習問題 10 · 正しく句読点が打たれた文を選びましょう
Which sentence is correctly punctuated?
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「それで」= then?
Japanese: 「店が閉まっていた。それで家に帰った。」 Which English translation is correct?
学んだことを確かめる、5つのクイック問題です。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correctly punctuated sentence.
つなぎの言葉(Linking Words)
however、therefore、moreover、for example の働きと句読点のルール。「しかし」「だから」の感覚でコンマだけでつなぐミスを防ぎ、but や so との違いを整理します。
目的の表し方(to / so that / for + -ing)
「〜するために」「〜するように」を英語でどう言う? to、in order to、so as to、so that、for + -ing の使い分けと、結果を表す so との違いを整理します。
対比と譲歩(although / despite / however)
although は文の前、despite は名詞や -ing の前、however は2つの文の間。「〜けれど」を “although … but” にしない、日本語話者のための使い分けガイドです。
従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
when、while、before、after、if、unless の使い方。語順によるコンマの有無と、「着いたら」を when you arrive と現在形で言う理由を確認します。