目的の表し方(to / so that / for + -ing)

B1 · 中級接続詞とつなぎの言葉

“I saved money to buy a car.” と “I saved money, so I bought a car.”。目的は「これから」の目標を、結果は「その後どうなったか」を表します。

このレッスンで学ぶこと

  • to / in order to / so as to + 動詞の原形で、「〜するために」という目的を表す
  • so as not to / in order not to で、「〜しないように」という否定の目的を表す
  • so that + 主語 + can/could/would で、別の主語をもつ目的(「〜が…できるように」)を表す
  • for + -ing で、物が「何のためのものか」(用途)を表す

何のためにするのか

目的は「何のために?」に答える表現で、これから達成したい目標に目を向けています。一方、結果は「それでどうなったか」を表し、すでに起きたことに目を向けています。日本語でも「〜するために/〜するように」(目的)と「〜ので/だから」(結果・理由)は別の表現ですね。英語も同じように区別します。

"I saved money to buy a car. (目的:これからの目標)"
"I saved money, so I bought a car. (結果:その後どうなったか)"

to / in order to / so as to

3つとも後ろに動詞の原形を続け、「〜するために」という意味になります。in order to と so as to は少しかたい言い方で、ふだんの会話ではシンプルな to がいちばんよく使われます。目的を表す to の前には、ふつうコンマは付けません:“I saved money to buy a car.”

注意したいのは「ために」= for と考えてしまうことです。「健康のために」は “for my health” ですが、これは後ろが名詞の場合です。動詞が続くときは to だけを使います。“I saved money for buy a car.” や “for to buy a car” は間違いです。

「〜しないように」は so as not to または in order not to です。not は to の前に置くのが標準的な形です。“so as to not”、“in order to not” は話し言葉では聞かれますが、テストやきちんとした文章では so as not to を選びましょう。as を抜いた “so not to” は間違いです。

"She whispered so as not to wake the baby."
"We arrived early in order to get good seats."

so that + 主語 + can/could/would

so that は「(主語)が〜できるように」「〜するように」にあたり、目的の部分に自分の主語があるときに使います(別の人の場合も、同じ主語をくり返す場合もあります)。後ろには主語と動詞が続き、ふつうは助動詞を入れます。現在や未来の話なら can/will、文全体が過去の話なら could/would です。

ここが日本語と大きく違う点です。日本語では「みんなが理解できるように、ゆっくり話した」のように、過去の文でも「できる」のままです。でも英語では、文全体が過去なら助動詞も過去形にして、“She spoke slowly so that everyone could understand.” と言います。過去の文で can/will を使えるのは、その目標がまだこれから先のことである場合だけです。

so that と so も区別しましょう。コンマ+ so は「だから」(結果)です:“It was raining, so we took an umbrella.” コンマのない so that は、ほとんどの場合「〜するように」(目的)を表します。話し言葉では that が落ちることも多く(“so I could see better”)、そのときは助動詞(can、could、would)とコンマがないことが目的のサインになります。助動詞のない “so we didn't miss the bus” は、実際に起きたことを述べているだけなので結果です。

"He studied hard so that he could pass the exam."
"She spoke slowly so that everyone could understand."

for + -ing:物の用途

for + 動詞の -ing 形は、物が一般に「何のためのものか」(用途)を表します。日本語の「パンを切るためのナイフ」「買い物用のバッグ」にあたる言い方です。だれかが特定の目的で何かをする場合は、to + 動詞の原形を使います。

for の後ろに動詞の原形を置くことはありません。for + -ing 形/名詞(“for carrying”、“for souvenirs”)か、to + 動詞の原形(“to carry”)のどちらかにしましょう。

"This bag is for carrying groceries."
"I bought a bag to carry my groceries home. (特定の目的のための行動)"

実際の英語

"He left work early to catch his flight."
"We whispered so as not to disturb the neighbors."
"She saved her notes so that she could review them later."
"This knife is for cutting bread."

注意

✗I saved money for buy a car.
✓I saved money to buy a car.

「〜するために」は to + 動詞の原形です。for の後ろには名詞(for a car)か、用途を表す -ing 形が来ます。動詞の原形は来ません。

✗I went to the store for to buy milk.
✓I went to the store to buy milk.

「ために」を for、「する」を to buy と考えて組み合わせても、“for to” にはなりません。標準的な英語では to だけです。

✗I went to the store for buying milk.
✓I went to the store to buy milk.

for + -ing は物の用途(“a bag for carrying groceries”)を表します。人がある行動をする目的は to + 動詞の原形です。

✗She whispered so not to wake the baby.
✓She whispered so as not to wake the baby.

「〜しないように」は so as not to(または in order not to)です。as は省略できません。

✗He studied hard so that he can pass last week's exam.
✓He studied hard so that he could pass last week's exam.

日本語の「合格できるように」は過去の文でも「できる」のままですが、英語では過去の話なら could/would にします。

✗This knife is for cut bread.
✓This knife is for cutting bread.

「パンを切るためのナイフ」「パン切り用」のように用途を言うときは、for + -ing 形です。

日本語と比べてみよう

日本語では「牛乳を買うために店に行った」のように「〜するために」で目的を表し、「健康のために」の「ため」は英語の for にあたることがあります

動詞が続く「〜するために」は for ではなく to + 動詞の原形です:“He went to the store to buy milk.” “for buy”、“for to buy”、“for buying milk” とは言いません。for が使えるのは後ろが名詞のとき(“for my health”)か、物の用途を表す for + -ing のときです。かたい文章では in order to も使えます:“We arrived early in order to get good seats.”

「赤ちゃんを起こさないように、小声で話した」のように、「〜ないように」で否定の目的を表します

英語では so as not to または in order not to を使います:“She whispered so as not to wake the baby.” as を抜いた “so not to” や、“for not waking” は使いません。主語を入れたいときは so that ... wouldn't も使えます:“We left early so that we wouldn't miss the train.”

「みんなが理解できるように話した」のように、日本語では過去の文でも「ように」の前は「できる」(現在形)のままです

英語の so that では、文全体の時制に助動詞を合わせます。過去の話なら could/would:“She spoke slowly so that everyone could understand.” 日本語につられて can のままにしないよう注意しましょう。can/will を使うのは、現在・未来の話か、過去にした行動の目標がまだ先のことである場合です。

日本語では「ので/だから」(結果・理由)と「ために/ように」(目的)を区別します。ただし「雨のために中止になった」のように、「ために」が原因を表すこともあります

英語でも、結果は so(「だから」)、目的は so that/to(「〜するように/ために」)とはっきり分かれます。「ために」を英語にするときは、それが本当に「目標」なのか、それとも「原因」なのかを確かめましょう。原因なら because (of) を使います。

💡 「〜するために」→ to + 動詞の原形。for buy や for to buy にはなりません。

💡 「〜しないように」→ so as not to。「(主語)が〜できるように」→ so that + can/could。

💡 過去の文の so that では、日本語の「できる」につられず could/would を使いましょう。

💡 for の後ろに動詞の原形は来ません:for carrying、でも to carry。

実際の場面:旅行の荷造り

"Why are you bringing an extra bag?"

"So that I have room for souvenirs — I always buy too many."

"Smart. I brought a smaller one just to carry snacks."

"That works too, as long as you packed light so as not to go over the weight limit."

練習

練習問題 1 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 2 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 3 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 4 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 5 · 目的を表す文を選びましょう

Choose the sentence that expresses purpose, not result.

練習問題 6 · 結果を表す文を選びましょう

Choose the sentence that expresses result, not purpose.

練習問題 7 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 8 · 正しい助動詞を選びましょう

Which modal typically follows 'so that' in a past-tense purpose clause?

練習問題 9 · so that を使って1つの文にしましょう

Combine using 'so that': 'She spoke slowly. Everyone could understand.'

練習問題 10 · to を使って1つの文にしましょう

Combine using 'to': 'He went to the store. He wanted to buy milk.'

練習問題 11 · グループに分けましょう

to buy milk
so as not to be late
so that she could see better
in order to finish on time
for cutting paper
so we didn't miss the bus

0 / 6 分類済み

練習問題 12 · よくある間違い:過去の文でも「できる」のまま

Japanese: "みんなが理解できるように、彼女はゆっくり話しました。" Which English translation is correct?

クイックチャレンジ

5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

Choose the standard form.

学んだこと

  • to / in order to / so as to + 動詞の原形で「〜するために」。「ために」につられて for を使わないようにしましょう。
  • so as not to / in order not to で「〜しないように」。
  • so that + 主語 + can/could/would で「〜が…できるように」。過去の文では could/would にします。結果の「だから」は so です。
  • for + -ing で物の用途を表します(“This knife is for cutting bread.”)。
このカテゴリーのレッスンをすべて見る