形容詞は名詞を説明することば。どんな様子か、どんな色や大きさか、どんな味か、どう感じるかを伝えます。
このレッスンで学ぶこと
形容詞は名詞について情報を加えることばで、「どんな?」「何色?」「どのくらいの大きさ?」といった問いに答えます。形容詞を使うと英語がぐっと具体的になります。“a car” だけでなく、“a fast red car” と言えるようになるのです。
ほとんどの形容詞は2つの場所に置けます。1つは名詞の前です:“a big house”。ここは日本語と同じなので安心してください。「赤い車」は a red car、「高い時計」は an expensive watch です。(例外として、something、anything、nothing、someone のあとでは形容詞を後ろに置きます:something new =「何か新しいもの」。)
もう1つは、be・look・seem・feel・taste・sound のような動詞のあとです:“The house is big.” ここが日本語との大きな違いです。日本語の「この家は大きい」は「大きい」だけで文が完成しますが、英語の形容詞は動詞ではないので、be動詞が必ず必要です。“The house big.” や “This cake delicious.” ではなく、“The house is big.”、“This cake is delicious.” と言います。
look、taste、feel、seem、sound のあとも、そのままの形容詞を使います。「スープはおいしい味がする」→ the soup tastes delicious、「子どもたちは疲れているように見える」→ the children look tired です。「〜ように見える」につられて “look like tired” としたり、副詞の -ly 形にして “tastes deliciously” としたりしないようにしましょう(look like のあとには名詞が来ます:look like a doctor)。
英語の形容詞は、説明する名詞が1つでも複数でも、男性でも女性でも、いつも同じ形です(比べるときだけ big、bigger、biggest と変わります)。日本語の「赤い車が2台」と同じで、複数の -s は名詞だけにつきます:“two red cars”。“two reds cars” とは言いません。
注意したいのは、日本語の1つの形容詞が、英語では別々の単語になることです。「高い」は、値段なら expensive、人の背なら tall、山や建物、温度などなら high です。“This bag is very high.” や “My brother is very high.” は意味が通じません。「寒い」「冷たい」はどちらも cold、少しひんやりした「涼しい」は cool です。
ほかにも注意点があります。まず、英語では数えられる名詞が1つのとき、形容詞がついても a/an が必要です(“This is a big house”。“This is big house” ではありません)。また、a/an は、すぐ次の単語の最初の音で決まります。形容詞が入ったら、その形容詞の音で選び直しましょう:“an old car”、“an expensive watch”、でも “a big house”。最後に、形容詞を2つ以上並べるときは、ふつう「大きさ → 新旧 → 色」の順で、and を使わずに名詞の前に並べます。「長い黒髪」→ “long black hair”、「古い赤い車」→ “an old red car” のように、日本語と同じ順番になることが多いです。
日本語の「このケーキはおいしい」は形容詞だけで文になりますが、英語では be動詞が必要です。
値段が「高い」は expensive です。high は高さ、tall は人の背の高さに使います。
日本語と同じく、英語の形容詞も複数で形が変わりません。-s は名詞だけにつけます。
a/an はすぐ次の単語の音で決まります。intelligent は母音の音で始まるので an です。
「彼女は髪が長い」を直訳すると、「彼女=長い髪」という意味になってしまいます。“She has long hair.” または “Her hair is long.” と言いましょう。
「疲れているように見える」は look + 形容詞です。look like のあとには名詞が来ます(look like a doctor)。
be・look・taste・feel・seem・sound のあとは、-ly のつかない形容詞を使います。
日本語でも形容詞は名詞の前に来て、複数でも形が変わりません:「赤い車」「赤い車が2台」
ここは英語と同じなので、そのまま使えます:“a red car”、“two red cars”。形容詞を並べる順番も「長い黒髪」→ “long black hair” のように、日本語と一致することが多いです。
日本語の形容詞は、「このケーキはおいしい」のように、それだけで文の述語になれます
英語の形容詞は動詞の代わりになれないので、be動詞が必要です:“This cake is delicious.”、“The movie was boring.”。be を落とした “This cake delicious.” は、日本人学習者によくある間違いです。
日本語の「高い」は、値段にも背にも高さにも使えます
英語では使い分けます:値段は expensive(“This bag is very expensive.”)、人の背は tall(“My brother is very tall.”)、山や建物、温度などは high(“a high mountain”)。反対の意味の「安い」は cheap、「低い」は short(背)や low(高さ)です。
日本語には冠詞がないので、「これは大きい家です」に a はありません
英語では、数えられる名詞が1つのとき、形容詞がついても a/an が必要です:“This is a big house.”。a か an かは、すぐ次の単語(形容詞なら形容詞)の最初の音で決まります:“an old red car”、“an intelligent student”。
💡 「〜はおいしい」「〜は大きい」も、英語では be動詞が必要です:is delicious、is big。
💡 「高い」は、値段なら expensive、背なら tall、高さなら high。
💡 形容詞は複数でも形が変わりません:two red cars。
💡 be・look・taste・feel・seem・sound のあとは、-ly のない形容詞:tastes delicious、looks tired。
"So, what's the new apartment like?"
"It's small, but it's really bright, and the kitchen is modern."
"Is it expensive?"
"Not too bad, actually — and the neighborhood is quiet."
練習問題 1 · 正しい単語を選びましょう
This is a ___ house.
練習問題 2 · 正しい単語を選びましょう
The coffee tastes ___.
練習問題 3 · 正しい単語を選びましょう
My brother is very ___.
練習問題 4 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake:
練習問題 5 · 正しい順番を選びましょう
She has ___ hair.
練習問題 6 · 正しい単語を選びましょう
The children look ___.
練習問題 7 · 形容詞をグループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 8 · 文を完成させましょう
Complete: This bag is very ___. (means it costs a lot of money, one word)
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete: The weather is ___ today. (means not warm, one word)
練習問題 10 · すべての単語を並べ替えて、肯定文(疑問文ではない文)を作りましょう
練習問題 11 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake:
練習問題 12 · よくある間違い:「高い」をいつも high で言う
Japanese: "このかばんはとても高いです。" (it costs a lot) Which English translation is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
This is a ___ dog.
形容詞の語順(Adjective Order)
形容詞を2つ以上並べるときの順番:意見・大きさ・新旧・形・色・産地・素材。「イタリアの」「革の」を先に言いがちな日本語の感覚との違いも解説します。
比較級と最上級(Comparative / Superlative)
taller、the most interesting、better、the worst。「より」「一番」を英語にするときの -er/-est と more/most の使い分け、つづり、不規則形をまとめます。
-ed と -ing の形容詞(bored と boring)
bored と boring はどう違う? -ed は人が感じる気持ち、-ing はその気持ちを引き起こすもの。「退屈だ」を “I'm boring” と言わないコツを学びます。
as...as を使った比較(同等比較)
as...as で「〜と同じくらい」、not as...as で「〜ほど…ない」、twice/half as...as で「2倍」「半分」を表す方法。as tall than などの誤りも解説します。