-e で終わる単語のつづり

A2 · 初中級つづりのルール

make → making(e が消える)、safe → safely(e が残る)。決め手は、あとにつく語尾の最初の文字です。

このレッスンで学ぶこと

  • 発音しない語末の -e は、母音で始まる語尾の前でふつう消える:make → making、hope → hoped
  • 子音で始まる語尾の前では、-e はふつう残る:safe → safely、manage → management
  • 別の単語と区別するために、-ing の前でも -e を残す単語がある:dye → dyeing(dying は die の -ing 形)
  • c や g のやわらかい音を保つために -e を残す単語がある:notice → noticeable、change → changeable

母音の前では消え、子音の前では残る

いちばん簡単な覚え方は、語尾の最初の文字を見ることです。母音(a、e、i、o、u)で始まる語尾(-ing、-ed、-er、-able)の前では、発音しない -e はふつう消えます。子音で始まる語尾(-ly、-ment、-ful、-ness)の前では、-e はふつう残ります。

make → making、hope → hoped、safe → safely、manage → management。make や hope の最後の e は、ローマ字のように「エ」とは読みません。日本語には発音しない文字がないので、最初は不思議に感じるかもしれませんね。

この e の役割は、前の母音を「長い音」、つまりアルファベットの名前と同じ読み方(a=エイ、i=アイ、o=オウ)にすることです。hop は短い「ホップ」、hope は長い「ホープ」。rid は「リッド」、ride は「ライド」。-ing のように母音で始まる語尾をつけると、その母音が e と同じ働きをするので、e は必要なくなります:hoping、riding、writing。

ここでカタカナが役に立ちます。長い音の「ー」と、短い音の小さい「ッ」の違いが、そのまま英語のつづりの違いです。hoping は「ホーピング」で p が1つ、hopping(hop=片足で跳ぶ)は「ホッピング」で p が2つ。同じように riding(ライディング)は d が1つで、ridding は rid(取り除く)の -ing 形です。write → writing も t は1つです。written だけ t が2つなのは、i を短く読むからです。

補足です。-ee や -oe で終わる単語は、e が ee・oe という母音のつづりの一部なので、-ing の前でも e が残ります:agree → agreeing、see → seeing、canoe → canoeing。子音で始まる語尾の前でも、argue → argument、true → truly、whole → wholly のような、よく使う例外があります。また、イギリス英語とアメリカ英語でつづりが違うものもあります:judgement(主にイギリス)/ judgment(アメリカ)、likeable / likable、ageing / aging。

"make + -ing → making (母音で始まる語尾なので、-e が消える)"
"safe + -ly → safely (子音で始まる語尾なので、-e が残る)"

例外:ほかの単語と区別するため

ごく一部の単語は、ほかの単語とまったく同じつづりにならないように、わざと -ing の前でも -e を残します。dye(染める)の -ing 形は dyeing です。dying にすると die(死ぬ)の -ing 形と同じになってしまいます。

"dye → dyeing (die の -ing 形 “dying” と区別するため)"
"singe → singeing (sing の -ing 形 “singing” と区別するため)"

例外:c と g のやわらかい音を保つため

-ce や -ge で終わる単語は、-able のような母音で始まる語尾の前でも -e を残すことがあります。e がないと、c や g がかたい音で読まれてしまうからです。

c は e や i の前では「ス」の音(notice のス)、a や o の前では「ク」の音(cat、cold)になります。g も e や i の前では「ジ」の音(change のジ)、a や o の前では「グ」の音(go、game)になりやすいです。そのため、notice + -able をそのまま noticable と書くと「ノーティカブル」のように読めてしまいます。e を残して noticeable、changeable と書けば、「ス」「ジ」の音のままです。

-ing の前では、この e は必要ありません。i がもともと c や g をやわらかい音にするからです:change → changing、notice → noticing。changeable、noticeable と、-able の前だけ e が残ると覚えましょう。

"notice → noticeable (c が「ク」ではなく「ス」の音のまま)"
"change → changeable (g が go の「グ」ではなく、job の「ジ」の音のまま)"

実際の英語

"She's writing a letter while hoping for good news."
"This decision was made entirely for safety reasons."
"The dress was carefully dyed a deep shade of blue."
"The difference is noticeable."

注意

✗She is writeing a report.
✓She is writing a report.

write の発音しない -e は、母音で始まる -ing の前で消えます。-ing の前で e を残すのは、dyeing や agreeing のような特別な場合だけです。

✗Please drive safly.
✓Please drive safely.

反対の間違いです。-ly のように子音で始まる語尾の前では、-e はふつう残ります:safe → safely、manage → management。

✗I'm writting an email.
✓I'm writing an email.

write は「ライト」と長く読むので、e を取って t は1つのまま:writing(ライティング)。t が2つになるのは、i を短く読む written だけです。

✗We're hopping to see you soon.
✓We're hoping to see you soon.

hopping は hop(片足で跳ぶ)の -ing 形で「ホッピング」。「望む」の hope は「ホープ」と長いので、p は1つで hoping です。

日本語と比べてみよう

日本語(ローマ字)には発音しない文字がなく、sake や kome の e もきちんと「エ」と読む

英語の語末の e は多くの場合、読まない文字です。make は「マケ」ではなく「メイク」、hope は「ホペ」ではなく「ホープ」。この e は音を出す代わりに、前の母音を長く読ませる印です。音にない文字なので、カタカナから書き起こすと忘れやすく、逆に -ing の前で残してしまいがちです(“makeing”)。

カタカナでは、長い音を「ー」、つまる短い音を小さい「ッ」で書き分ける:ホープ/ホップ、ホーピング/ホッピング

英語のつづりも同じ区別をしています。長い音(ホープ)には発音しない e、短い音(ホップ)には子音1つ。-ing をつけると、長い音は子音1つのまま(hoping、riding、writing)、短い音は子音を重ねます(hopping、ridding)。「ー」や「ライ」「メイ」のような長い音なら重ねない、「ッ」の短い音なら重ねる、と考えると覚えやすいです。

カタカナでは「ス」と「ク」、「ジ」と「グ」は別の文字で、つづりで迷うことはない

英語では同じ c が「ス」にも「ク」にもなり、同じ g が「ジ」にも「グ」にもなります。決めるのは次の文字です。e・i の前ならやわらかい音、a・o の前ならかたい音。だから notice、change に -able をつけるときは、e を残して音を守ります:noticeable、changeable。

💡 語尾の最初の文字を見ましょう。母音なら -e が消え(making)、子音なら -e が残ります(safely、hopeful)。

💡 語末の e は読まない文字。make は「マケ」ではなく「メイク」です。

💡 「ホープ」「ライト」のような長い音なら子音は1つ(hoping、writing)、「ッ」の短い音なら子音を重ねる(hopping)。

実際の場面:プロジェクトの予定について話す

"Are we still hoping to finish by next week?"

"Honestly, it's changeable — a lot depends on the client's feedback."

"That makes sense. Just let me know if anything becomes noticeable enough to worry about."

"Will do. I'm managing it closely, so you'll hear from me if plans shift."

練習

練習問題 1 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ing form: make → ___

練習問題 2 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ed form: hope → ___

練習問題 3 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ing form: write → ___

練習問題 4 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ly form (keep the -e before a consonant suffix): safe → ___

練習問題 5 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ment form (keep the -e before a consonant suffix): manage → ___

練習問題 6 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ing form for the exception 'dye' (to avoid confusion with 'die'):

練習問題 7 · 正しいつづりを選びましょう

Which form correctly keeps -e to preserve the soft 'g' sound?

練習問題 8 · 正しいつづりを選びましょう

Choose the correct -ing form: believe → ___

練習問題 9 · 語尾を正しくつけましょう

Add -ing correctly (drop the silent -e): dance → ___

練習問題 10 · 語尾を正しくつけましょう

Add -ness correctly (keep the -e before a consonant suffix): close → ___ (adjective 'close' meaning nearby, + -ness)

練習問題 11 · グループに分けましょう

making
safely
hoping
management
writing
closeness
dancing
noticeable

0 / 8 分類済み

練習問題 12 · よくある落とし穴:e を取ったあとに子音を重ねる

Japanese: "近いうちに会えるといいなと思っています。" Which English sentence is spelled correctly?

クイックチャレンジ

5つの短い問題で、覚えたことを確かめましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

Choose the correct -ing form: ride → ___

学んだこと

  • 発音しない -e は、母音で始まる語尾の前で消えます:make → making、hope → hoped。
  • 子音で始まる語尾の前では、-e が残ります:safe → safely、hope → hopeful(truly、argument などの例外あり)。
  • ほかの単語と区別するため、-ing の前でも -e を残す単語があります:dye → dyeing。
  • -ce / -ge の単語は、やわらかい音を保つため -able の前で -e を残すことがあります:noticeable、changeable。
  • 語末の e は前の母音を長くする印。e が消えても子音は重ねません(hoping であって hopping ではない)。
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