I'll take the red one, not the green one. I think so.
このレッスンで学ぶこと
代用は省略(ellipsis)の親戚のようなものです。省略では繰り返しになる語が消えますが、代用ではその語を one、do、so という短い語に置き換えます。繰り返しを避けながら、文の形はきちんと保たれます。
日本語にも同じしくみがあります。「赤いりんごをください。緑のじゃなくて」の「緑の」の「の」は、りんごの代わりをしています。英語の one はまさにこの「の」です:“I'll take the red one, not the green one.” ただし「赤にします」のように色の名前だけで言う感覚で “I'll take the red.” とすると、英語では不自然になります。形容詞の後には one を置きましょう。
one は前に出てきた単数の可算名詞の代わりに、ones は複数名詞の代わりに使います。ふつうは前に形容詞や、this/that/which のような「どれか」を示す語がつきます:“This jacket or that one?” “These shoes are nicer than the old ones.” 日本語には単数・複数の区別がないので、靴のような複数のものにうっかり one を使いがちです。複数なら ones です。
形容詞がないときの one は「1つ持っている」の「1つ」にあたります。「ペン持ってる?」「うん、持ってるよ」は “Yes, I have one.” です。日本語は目的語を言わなくても文になりますが、英語では one(複数なら some)を入れます。“I have ones” とは言いません。ones の前には必ず語が必要です(the old ones、the red ones、which ones)。
these/those の後では、名詞をそのまま省いてかまいません:“These shoes are nicer than those.” those は複数で one は単数なので、“those one” は間違いです。“these ones/those ones” はくだけたイギリス英語では聞かれますが、ていねいな英語では those だけで十分です。
one/ones が使えるのは可算名詞だけです。coffee、milk、information のような不可算名詞では、名詞を繰り返すか省きます。「イタリアのコーヒーのほうがフランスのより好き」の「の」につられて “French one” とせず、“I prefer Italian coffee to French coffee” と言います。
do/does/did は、前に出てきた動詞のかたまり全体の代わりになります。特に比較や、so does she / so did I のような短い同意の返事でよく使います。「私はリサイクルしていて、隣の人もです」の「です」につられて is を使いがちですが、recycle は一般動詞なので be動詞ではなく does です:“I recycle, and my neighbor does too.” 前の動詞が be動詞なら is、一般動詞なら do/does/did と、元の動詞に合わせましょう。
so + do の形では、助動詞が主語の前に来ます:“She passed the exam, and so did I.” 疑問文(Did you…?)と同じ語順で、so does she が正しく、so she does ではありません。また、文の中の「私も合格した」を “and me too” とは言わず、“and so did I”(または “and I did too”)と言います。相手の発言に一言で答える “Me too.” は会話では問題ありません(“I'm hungry.” “Me too.”)。
「彼も同じことをする」のつもりで does it とすることもできますが、使えるのは動作を表す動詞だけで、しかも長くなります。like、know、want のような状態を表す動詞では使えません。“I like jazz, and my neighbor does it too” ではなく “my neighbor does too” です。do so はかたい言い方で、短い返事や比較(the way I did)では did だけで十分です。
think、believe、hope、expect、guess、suppose の後(そして I'm afraid の後)では、so が繰り返しになる節全体の代わりになり、否定では not が代わりになります。これは日本語の「そう」ととても近く、「そう思います」= “I think so”、「そうだといいですね」= “I hope so”、「そうだと思います」= “I believe so”、「残念ながらそうです」= “I'm afraid so” です。“I think it” や “I hope it” とはしません。
否定に注意しましょう。hope と I'm afraid では not を使います。「来ないといいな」は “I hope not”、「残念ながら違います」は “I'm afraid not” です。日本語の「〜ないといい」を “I don't hope so” と訳すのは間違いで、“I'm afraid it not” も言いません。一方、think、believe、expect では、日本語の「そうは思いません」と同じく “I don't think so” がふつうです。“I think not” はかたい、または強く言い切る感じになります。
know には so をつけません。「知っています」「わかっています」はただ “I know.” です。また “I believe it” は「(その話なら)そうだろうね、驚かないよ」という意味で、「あなたを信じる」は “I believe you” です。「雨降ってる?」のような質問に「そうだと思う」と答えるなら “I believe so” です。
「青にします」の直訳です。英語では形容詞だけでは名詞の代わりになりません。one(複数なら ones)をつけましょう。
「うん、持ってるよ」には目的語がありませんが、英語では必要です。形容詞のない ones は使えないので、複数なら some、単数なら one(Yes, I have one.)です。
those は複数、one は単数なので合いません。日本語には複数形がないので気をつけましょう。these/those の後は名詞なしで十分です。
「フランスの」の「の」につられた形です。one/ones は可算名詞専用で、coffee は不可算名詞なので、名詞を繰り返します(または完全に省きます)。
「隣の人もです」の「です」を is にした形です。recycle は一般動詞なので、代わりになるのは does です。
「私も」の直訳です。文の中では so did I(または and I did too)と、助動詞を主語の前に置きます。“Me too.” は相手への一言の返事なら使えます。
like、know、want のような状態を表す動詞では does it は使えません。does だけにしましょう(動作の動詞なら does it too も可能ですが、does too のほうがふつうです)。
「〜ないといいな」の直訳です。hope の否定は don't hope ではなく、not を後ろに置きます。
短い否定の返事は、I'm afraid や I hope の後に not を置くだけです。it は入れません。
「赤いのをください」「古いのは捨てた」の「の」
この「の」は英語の one/ones とほぼ同じ働きをしています。「大きいのと小さいの、どっち?」は “the big one or the small one?” です。ただし英語では単数(one)と複数(ones)を区別し、不可算名詞(coffee、milk、advice)には使えません。また「赤にします」のような色の名前だけの言い方につられて “I'll take the blue.” とせず、“the blue one” と言いましょう。
「そう思います」「そうだといいですね」「そうは思いません」の「そう」
日本語の「そう」は英語の so とよく似ています:“I think so”、“I hope so”、“I don't think so”。ずれるのは否定の hope です。「来ないといいな」「そうじゃないといいね」は “I don't hope so” ではなく “I hope not” です。同じように「残念ながら違います」は “I'm afraid not” です。
「隣の人もです」「私も」— 日本語は動詞を繰り返さずに言えます
英語では元の動詞に合わせた助動詞が必要です。一般動詞なら do/does/did、be動詞なら am/is/are を使います:“I recycle, and my neighbor does too.”(is ではありません)。「私も合格した」は “so did I” で、so の後は疑問文と同じく助動詞が主語の前です。“so I did” は「たしかにそうした」という別の意味になります。
💡 「赤いの」「青にします」→ the red one / I'll take the blue one。複数なら ones。
💡 「そう思う」→ I think so、「そうだといいな」→ I hope so、「〜ないといいな」→ I hope not(I don't hope so ではありません)。
💡 「私も(合格した)」→ and so did I。一般動詞なら do/does/did で、so の後は助動詞が主語の前です。
"Which bag do you want — the big one or the small one?"
"The small one, I think. Do you have it in blue?"
"I believe so — let me check."
"Great, thanks."
練習問題 1 · 正しい代用表現を選びましょう
Choose the correct substitution for: 'I'll have the red apple, not the green apple.'
練習問題 2 · 正しい複数の形を選びましょう
Choose the correct plural substitution for: 'These shoes are nicer than those shoes.'
練習問題 3 · 正しい代用表現を選びましょう
Choose the correct substitution for: 'I recycle, and my neighbor recycles too.'
練習問題 4 · 正しい代用表現を選びましょう
Choose the correct substitution for: 'He said he'd call, and he called.'
練習問題 5 · 正しい返事を選びましょう
Choose the correct response: 'Is it raining?' 'I believe it is raining.'
練習問題 6 · 正しい否定の返事を選びましょう
Choose the correct negative response: 'Will she come?' 'I hope she will not come.'
練習問題 7 · 正しい代用表現を選びましょう
Choose the correct substitution for: 'You should clean the kitchen the way I cleaned the kitchen.'
練習問題 8 · 正しい代用表現を選びましょう
Choose the correct substitution for: 'The long jacket or the short jacket?'
練習問題 9 · 繰り返しの名詞を置き換えましょう
Substitute the repeated noun: 'I don't like this design, I prefer the other design.' → I don't like this design, I prefer the other ___.
練習問題 10 · 節全体を置き換えましょう
Substitute the whole clause after 'think': 'Is the shop open?' 'I think the shop is open.' → I think ___.
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「来ないといいな」
Japanese: "あの人、今日来るかな?" – "来ないといいな。" Which English answer is correct?
学んだことを5つの問題で確認しましょう。
問題 1 / 5
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Choose the correct substitution for: 'Which pen is yours? The black pen or the silver pen?'
省略(Ellipsis)
わかりきった語句を繰り返さない英語の省略。助動詞の後ろ、比較、短い応答で何を残すかを整理し、“Yes, I like.” のような日本語式の省略を防ぎます。
名詞化(Nominalisation)
動詞や形容詞を名詞にして、かたい英語らしく書く方法です。decision、analysis、growth の形、名詞のあとの of と in、due to の後ろに来る形まで整理します。
強調の表現(Emphasis Structures)
強調の do、myself などの再帰代名詞、such と so、the very。「ちゃんと電話したよ」「本当にいいアイデア!」を英語で自然に強調する方法です。
前置(Fronting):語句を文頭に出す
目的語や補語、場所の語句を文頭に出す fronting。日本語の「〜は」と違って中立ではなく、主語は省けず、ときには動詞が主語の前に来ます。