I believe that she is right. What he said surprised everyone. 日本語の「〜こと」「〜の」のように、節がまるごと名詞の働きをします。
このレッスンで学ぶこと
名詞節とは、それ自体に主語と動詞をもつ語のまとまりで、文の中で名詞と同じ位置に入るものです。主語、目的語、is のあとの補語、そして前置詞の目的語になります。
日本語でも「彼女が正しいと思う」(目的語)、「彼が言ったことはみんなを驚かせた」(主語)のように、節をまるごと名詞として使いますね。英語では “I believe that she is right.” “What he said surprised everyone.” となります。違いは2つです。日本語では「〜こと」「〜と」が節の最後に付きますが、英語では that や what が節の最初に来ます。そして節の中の語順は、必ず「主語+動詞」です。
最もよく使う名詞節は that で始まります。日本語の「〜ということ」「〜と(思う)」に当たります。think、believe、know、say、hope など、考えたり言ったりする動詞のあとや、is のあとで問題・希望・事実を述べるときに使います:「いい考えだと思う」→ I think that it's a good idea。
「全員が時間どおりに来ることが大切です」のように、日本語では「〜ことは」を文の最初に置くのが自然です。英語では、学校で習う「形式主語の it」を使った形がふつうです:“It's important that everyone arrives on time.” that 節の中の動詞は、ふつうの現在形です(“My hope is that things improve soon.”)。かたい英語、特にアメリカ英語では、important のあとで動詞の原形を使う形(that everyone arrive)も見られます。
「問題は、時間がないことです」は “The problem is that we're out of time.” です。ここでの「こと」は「〜という事実」なので that で、what ではありません。
that の省略:話し言葉では、that 節が目的語のとき、that はよく省略されます:“I think (that) it's a good idea.” 日本語話者にはなじみやすい形です。ただし、that 節が文頭で主語になるときは、that を省略できません(“That he decided to resign shocked the team.”)。is のあとでは、書き言葉ではふつう that を残します(くだけた話し言葉では省略されることもあります)。
否定に注意:「彼女は正しくないと思う」は、英語ではふつう think のほうを否定して “I don't think she's right.” と言います。“I think she isn't right” も文法的には正しいですが、使われる頻度は低く、やや不自然に聞こえることがあります。
名詞節は、what、whoever、whatever、whichever などの wh 語で始まることもあります。主語として、また前置詞のあとで特に便利です。
「こと」には2つの意味があるので注意しましょう。「時間がないこと」のように「〜という事実」を表すなら that、「彼女が発見したこと」のように「〜したもの・内容」を表すなら what です。“I'm interested in what she discovered.” が正しく、“in that she discovered” は誤りです。what 自体が「〜すること・もの」の意味を含むので、“the thing what…” のように名詞を前に付けることもしません。
日本語の「〜のは…です」は、英語の “What … is …” にぴったり対応します:「彼女に必要なのは休みです」→ “What she needs is a break.” このとき、「の」を that にしたり(“That she needs is a break”)、主語を「それ」で受け直したりしないようにしましょう。「あなたが決めたことなら、それでいいです」は “Whatever you decide is fine with me.” で、it は入りません。
節の中の語順は「主語+動詞」です。疑問文の語順にはしません:“what the teacher said”。“what did the teacher say” の形を主語にするのは誤りです。
「一番に終わった人は(誰でも)賞品がもらえます」は “Whoever finishes first wins a prize.” です。who だけでこの意味を表すのは、“Who dares wins” のような古いことわざだけです。“The one who finishes first…” とも言えます。「何を決めても」「〜するものは何でも」には whatever を使います。また、that 節は前置詞の直後には置けません(in that、except that のような決まった表現は例外)。前置詞のあとには what 節、-ing 形、または “the fact that…” を使います。
「彼女が発見したこと」の「こと」は「発見した内容」なので what です。また、that 節は前置詞の直後には置けません。
「問題は、時間がないことです」の「こと」は「〜という事実」なので that です。what は「〜するもの・内容」のときに使います。
「彼女に必要なのは」の「の」は「必要なもの」という意味なので what です。“What … is …” の形で覚えましょう。
「あなたが決めたことなら、それでいい」の「それ」を it にした形です。名詞節がすでに主語なので it は不要です。「何を決めても」なら whatever を使います。
名詞節の中は疑問文の語順ではなく、「主語+動詞」の順にします。did も使いません。
「一番に終わった人(は誰でも)」は whoever です。who だけでこの意味になるのは、古いことわざくらいです。
that 節が文頭で主語になるときは、that を省略できません。省略すると、She decided ... という独立した文のように読めてしまいます。
「正しくないと思う」をそのまま訳した形です。文法的には正しいものの、英語ではふつう think のほうを否定します。
日本語は「〜こと」「〜の」「〜と」で、文をまるごと名詞のように使います:「彼女が正しいと思う」「彼が言ったこと」
名詞節の考え方は日本語と同じです。ただ、日本語は節の最後に「こと」「と」が付き、英語は節の最初に that / what が来ます:「彼女が正しいと思う」→ “I believe that she is right.” 節の中は「主語+動詞」の順で、疑問文の語順にはなりません。
日本語の「こと」は、「時間がないこと」(事実)にも「彼女が発見したこと」(内容・もの)にも使います
英語ではここを分けます。「〜という事実」なら that(“The problem is that we're out of time.”)、「〜したもの・内容」なら what(“I'm interested in what she discovered.”)。迷ったら「〜という事実」と言い換えられるか考えてみましょう。言い換えられれば that、「〜したもの」なら what です。
日本語の「〜のは…です」:「彼女に必要なのは休みです」「いちばん心配なのは時間がないことです」
英語の “What … is …” にそのまま対応します:“What she needs is a break.”、“What worries me most is that we're running out of time.” 「の」を that にしたり、「それ」に当たる it を入れたりしないようにしましょう。
日本語では「〜ことが大切だ」「〜ことに驚いた」のように、「こと」の節を文頭に置くのが自然です
英語では長い that 節を主語にするより、学校で習う形式主語の it を使う形がふつうです:“It's important that everyone arrives on time.” that 節を主語として文頭に置くこともできますが、その場合 that は省略できません:“That he decided to resign shocked the team.”
「誰でも〜する人は」「何を〜しても」:「一番に終わった人が賞品をもらえる」「何を決めてもかまいません」
英語では whoever(〜する人は誰でも)、whatever(〜するものは何でも、何を〜しても)を使います:“Whoever finishes first wins a prize.”、“Whatever you decide is fine with me.” who だけでは、ふつうこの意味になりません。
💡 「〜という事実」→ that。「〜したもの・内容」→ what。
💡 「〜のは…です」→ What … is …。it は入れません。
💡 名詞節の中は「主語+動詞」:what the teacher said。
💡 「〜する人は誰でも」→ whoever。「何を〜しても」→ whatever。
"What do you think about the new plan?"
"Honestly, I think that it needs more work."
"That's fair. What worries me most is that we're running out of time."
"True. Whatever we decide, let's decide soon."
練習問題 1 · 名詞節が目的語になっている文を選びましょう
Choose the sentence with a noun clause as the object.
練習問題 2 · 名詞節が主語になっている文を選びましょう
Choose the sentence with a noun clause as the subject.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with a noun clause as a complement.
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 5 · that を省略できる文を選びましょう
Choose the sentence where 'that' can be naturally dropped.
練習問題 6 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with a noun clause as the object of a preposition.
練習問題 7 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 8 · 埋め込み疑問文についての質問に答えましょう
For embedding a yes/no or WH- question as a noun clause (with no inversion), which lesson covers that in depth?
練習問題 9 · 2つの文を1つにしましょう
Combine using a that-clause as the object: 'She announced something. Everyone should evacuate.'
練習問題 10 · 文を書き換えましょう
Rewrite starting with a noun clause as the subject: 'His decision to resign shocked the team.' (use 'That he decided to resign')
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · 日本人によくある間違い:「こと」= that?
Japanese: "彼女が発見したことに興味があります。" ("こと" can mean "that" or "what"). Which English sentence is correct?
5つの問題で、覚えたことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the sentence with a noun clause as the subject.
時を表す副詞節(Adverb Clauses of Time)
「着いたら電話します」は I'll call you when I arrive。時を表す節では未来のことも現在形で、will も過去形も使いません。until と by the time の違いも整理します。
理由と目的を表す副詞節(since, so that, in case)
理由の since・as・given that と、目的の so that、備えの in case。「〜ので、だから」の二重接続や、in case を「〜の場合」と訳すミスに注意しましょう。
対比を表す副詞節(whereas, while)
2つの事実を並べて比べる whereas と while。「〜が」「〜けれど」の感覚で although と混同しないコツと、while の2つの意味の見分け方を解説します。
関係副詞 where・when・why
「生まれた町」「出会った日」「辞めた理由」を英語でどう言う? 前置詞+which の代わりに使う where・when・why を、日本人に多いミスと一緒に整理します。