Since it was raining, we stayed inside. Take an umbrella in case it rains. 理由はすでにある事実を説明し、目的はこれから先を見ています。日本語の「〜ために」が両方を表すからこそ、英語では区別が大切です。
このレッスンで学ぶこと
理由の副詞節と目的の副詞節は似ていますが、答えている質問が違います。理由は「なぜ?」に答え、多くの場合すでに起きたこと・成り立っていることを説明します。目的は「何のために?」に答え、これからの目標や備えを見ています。
日本語の「〜ために」は、「雨のために試合が中止になった」(理由)と「旅行するために貯金した」(目的)の両方に使えるので、意識して区別しましょう。「雨が降っていたので、家の中にいました」は “Since it was raining, we stayed inside.”、「旅行できるように貯金しました」は “I saved money so that I could travel.” です。since には「〜以来」の意味もありますが、理由を表す節(よく文頭に来ます)では「〜なので」の意味です。
so that のあとには助動詞をよく使います。現在なら can/will、過去なら could/would です:“She whispered so that no one would hear.”(誰にも聞こえないように小声で話した)。「誰にも〜ない」を “so that anyone couldn't hear” としないように注意しましょう。主語が同じなら to+動詞の原形がいちばん簡単です:“I saved money to travel.” 「〜するために」を “for traveling” や “for to travel” にはしません。そして、理由の節を文頭に置いたら、主節はそのまま主語+動詞で始めます。「〜ので、だから…」のように so を付け足さないようにしましょう。
because/since/as のほかにも、理由を表す接続詞が2つあります。given that(「〜ことを考えると」「〜であることから」)は堅めで、書き言葉やビジネスの場面でよく使われます。seeing that(「〜なのだから」「〜ということは」)は中立的か、ややくだけた言い方です。
これらも、主節は so を付けずにそのまま始めます:“Seeing that the store was closed, we went home.” “…, so we went home.” とはしません。
in case は「備え」を表します。あとで起こるかもしれないことに備えて、今何かをしておくという意味です。日本語の「雨が降るといけないから傘を持っていきなさい」「念のため」にあたります:“Take an umbrella in case it rains.” これは、達成したい目標を表す so that とも、実際に起きたら行動する if とも違います。
辞書で in case を「〜の場合」と覚えていると、if と同じ意味で使ってしまいがちです。“Take an umbrella in case it rains.” は「降っても降らなくても、今持っていきなさい」、“If it rains, take an umbrella.” は「実際に雨が降ったら持っていきなさい」という意味です。イギリス英語ではこの違いがはっきりしています。アメリカ英語のくだけた会話では in case を if に近い意味で使うこともありますが(“In case you need me, call me”)、備えの意味の in case はどこでも正しく通じます。
時制にも注意しましょう。「降るかもしれない」からといって will や may を入れず、in case のあとは現在形を使います:“in case it rains”(“in case it will rain” ではありません)。名詞の前では in case of を使います:“in case of fire”(火事の場合は)。文末の「念のため」は just in case です。
「〜ので、だから」の二重の接続です。理由の節を文頭に置いたら、主節に so は付けません。
「降るかもしれない」という未来のことでも、in case のあとは現在形です。
「念のため今持っていく」なら in case。if だと、実際に雨が降ったときだけ持っていくという意味になります。
so that(〜ように)は達成したい目標を表します。望まないことへの備えには in case(〜といけないから)を使います。
「パンを買うために」の「〜ために」は to+動詞の原形です。for+-ing は “a knife for cutting bread” のように物の用途を表す形で、人の行動の目的には使いません。
「誰にも聞こえないように」は no one を使います。anyone を not より前に置いて否定することはできません。
日本語の「〜ために」は、理由(「事故のために遅れた」)にも目的(「合格するために勉強した」)にも使えます。
英語では形がはっきり分かれます。理由なら since / as / because(“Since the flight was delayed, we missed the connection.”)、目的なら to+動詞の原形や so that(“I saved money so that I could travel.”)です。「なぜ?」に答えているのか、「何のために?」に答えているのかを考えましょう。
日本語の話し言葉では「店が閉まってたから、それで帰ったんだ」のように、理由の表現を重ねて言うことがよくあります。
英語では、since・as・seeing that・given that の節を文頭に置いたら、主節は so なしで始めます:“Seeing that the store was closed, we went home.” 理由を表す語は1つで十分です。so を使いたいなら “The store was closed, so we went home.” のように、理由の接続詞を外します。
日本語の「〜の場合」は条件を表しますが、「〜といけないから」「念のため」は備えを表します。
in case は後者の「備え」です:“Take an umbrella in case it rains.”(雨が降るといけないから傘を持っていって)。条件の「〜の場合」「〜なら」は if:“If it rains, we'll stay home.” in case のあとは現在形で、will は付けません。
日本語では「〜以来」と「〜なので」はまったく別の表現です。
英語の since は両方を表します。期間や起点の前なら「〜以来」(since Monday)、理由の節なら「〜なので」です:“Since the flight was delayed, we missed the connection.” ほとんどの場合、文脈ですぐに判断できます。
💡 「〜ので、だから」は英語では1つだけ:理由の節を文頭に置いたら、so は付けません。
💡 in case は「〜の場合」ではなく「〜といけないから」「念のため」。あとは現在形(in case it rains)です。
💡 「〜するために」は to+動詞の原形。for+-ing にはしません。
💡 理由の since は「〜なので」。「〜以来」とは文脈で区別します。
"Did you pack everything?"
"I think so — I brought a jacket in case it gets cold."
"Smart. Seeing that the forecast looks unpredictable, maybe pack an umbrella too."
"Good call. I'll grab one so that we're covered either way."
練習問題 1 · 理由の副詞節(reason clause)を選びましょう
Choose the reason clause (explains why something already happened).
練習問題 2 · 目的の副詞節(purpose clause)を選びましょう
Choose the purpose clause (explains a future goal).
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'seeing that.'
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'in case' (precaution, not goal).
練習問題 5 · 正しい説明を選びましょう
Choose the correct explanation of the difference between 'in case' and 'so that.'
練習問題 6 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'given that.'
練習問題 7 · 理由の副詞節(reason clause)を選びましょう
Choose the reason clause.
練習問題 8 · 関連レッスンについての質問に答えましょう
For the core because/since/as vs. because of/due to distinction, which lesson covers that in depth?
練習問題 9 · 理由の副詞節で2つの文をつなぎましょう
Combine as a reason clause: 'The flight was delayed. We missed the connection.' (use 'Since')
練習問題 10 · in case で2つの文をつなぎましょう
Combine as a purpose clause with 'in case': 'Bring a charger. Your phone might die.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「〜ので、だから」
Japanese: "店が閉まっていたので、私たちは家に帰りました。" Which English sentence is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the reason clause.
時を表す副詞節(Adverb Clauses of Time)
「着いたら電話します」は I'll call you when I arrive。時を表す節では未来のことも現在形で、will も過去形も使いません。until と by the time の違いも整理します。
名詞節(Noun Clauses)
that 節や what 節は、文の中で名詞の役割をします。「こと」を that にするか what にするか、「〜のは…です」をどう英語にするかを、例文で整理します。
対比を表す副詞節(whereas, while)
2つの事実を並べて比べる whereas と while。「〜が」「〜けれど」の感覚で although と混同しないコツと、while の2つの意味の見分け方を解説します。
second conditional(仮定法過去)
If I had more time, I would travel more. 学校で習う「仮定法過去」を、if 節は過去形、主節は would というルールと「もし〜なら」との違いから整理します。