「〜かもしれない」を英語で。may、might、could で、今のこと、これからのこと、すでに起きたことを推測します。
このレッスンで学ぶこと
may、might、could は「〜かもしれない」という可能性を表します。本当かどうか、起こるかどうか確信がないときに使います。形は「助動詞 + 動詞の原形」で、to はつけません。“It might rain later.” は「あとで雨が降るかもしれません」、“She may be at home.” は「彼女は家にいるかもしれません」です。
might と could はやや疑いが強く、may は少しかたい響きがあります。ふだんの会話では、3つともほぼ同じように使えます。逆に「たぶん」「きっと」とかなり確信があるなら、これらの助動詞は弱すぎます。“She's probably at home.” のように probably を使いましょう。なお、may は少しかしこまった許可にも使います:“You may leave now.”(もう帰ってもいいですよ)。might はふつう許可には使いません。
注意点が2つあります。まず、助動詞は主語によって形が変わりません。it might、she may で、“it mights” や “she mays” とは言いません(三単現の s はつけません)。次に、学校で「can = 〜できる、〜でありうる」と習うため、“It can rain later.” と言いがちですが、これは具体的な推測としては不自然です。can は “It can get very cold here in winter.”(冬はとても寒くなることがある)のような一般的な可能性に使い、「あとで降るかもしれない」には might、may、could を使います。
今まさに起きているかもしれないことは、may/might/could + be + -ing で表します。“She might be sleeping right now.” は「彼女は今寝ているかもしれません」です。日本語の「〜ているかもしれない」とよく対応するので、考えやすいはずです。be と -ing の両方が必要で、“She might sleeping”(be がない)も “She might be sleep”(-ing がない)も間違いです。
ただし、日本語の「〜ている」は「すでに〜した状態」も表します。「彼女はもう出かけているかもしれない」は、今出かけている最中ではなく「もう出かけた」という意味なので、英語では “She might have left already.” です(次のセクションを参照)。
否定は、助動詞のすぐ後ろに not を置きます。do は使いません。“It might not rain after all.”(結局降らないかもしれない)です。「〜ないかもしれない」は might not / may not で、couldn't ではありません。couldn't や can't は「〜のはずがない」という「ありえない」の意味になります:“He can't be at home.”(彼が家にいるはずがない)。
「〜したかもしれない」と過去のことを推測するときは、may/might/could + have + 過去分詞を使います。“They could have missed the bus.” は「彼らはバスに乗り遅れたかもしれません」、“She may have forgotten.” は「彼女は忘れたのかもしれません」です。
ここが日本語話者にとっていちばんの落とし穴です。日本語では「忘れた」+「かもしれない」のように、過去は動詞の側につきます。そのまま英語にすると “She may forgot.” となりますが、助動詞の後ろは必ず原形なので間違いです。英語では have + 過去分詞が「過去」を担当します。また、この意味で肯定文の can は使いません(“She can have forgotten.” は間違い)。can't have は「〜したはずがない」の意味でよく使います。話し言葉では could have は could've と短縮されることがよくあります。
助動詞のすぐ後ろは原形の be です。being ではありません。-ing は、その後ろに動詞があるときにつけます(might be working)。
「もう出かけたかもしれない」の「た」を、そのまま過去形にしてしまう間違いです。過去の推測は have + 過去分詞で表します。
助動詞の後ろに過去形は置けません。「忘れたかもしれない」は may have forgotten です。
助動詞は do を使いません。not を might/may の直後に置きます:「結局降らないかもしれない」。
「あとで雨が降るかもしれない」は具体的な推測なので、might、may、could を使います。can は一般的な可能性に使います。
couldn't / can't は「〜のはずがない」です。「家にいないかもしれない」は might not / may not で表します。
文頭の「もしかしたら」は1語の maybe です。2語の may be は助動詞 + be:She may be at home.
日本語では「忘れるかもしれない」「忘れたかもしれない」のように、過去は「かもしれない」の前の動詞につきます
英語では助動詞の後ろはいつも原形なので、過去は have + 過去分詞で表します。「忘れたかもしれない」は “She may have forgotten.” / “She might have forgotten.” です。“She may forgot.” や “She might left.” は間違いです。“He could forget.” は「(これから)忘れるかもしれない」の意味になります。
学校英語では can を「〜できる」「〜でありうる」と習います
can は「〜することがある」という一般的な可能性には使えます(“It can rain a lot in April.” = 4月は雨が多いことがある)。でも「今日の午後は雨が降るかもしれない」のような具体的な推測には使いません。“It might rain this afternoon.” と might、may、could を使いましょう。
「来ないかもしれない」(可能性)と「家にいるはずがない」(ありえない)は、日本語でもはっきり違います
英語でも形が分かれます。might not / may not = 「〜ないかもしれない」、couldn't / can't = 「〜のはずがない」です。“He might not come.” は「彼は来ないかもしれない」、“He can't be at home.” は「彼が家にいるはずがない」。「〜ないかもしれない」を couldn't にすると、ずっと強い断定に聞こえます。
「たぶん」は、日本語ではかなり確信があるときにも使います
英語の maybe は「もしかしたら」くらいの弱い推測です。かなり確信があるなら probably を使いましょう。また、文頭の「たぶん」「もしかしたら」は1語の maybe で、“Maybe she's at home.” です。2語の may be は「助動詞 + be」で、“She may be at home.” のように使います。“May be she is at home.” は間違いです。
💡 「〜かもしれない」= may / might / could + 動詞の原形。三単現の s はつけません。
💡 「〜したかもしれない」= may / might / could + have + 過去分詞(“may forgot” は×)。
💡 「今〜しているかもしれない」= might be + -ing。ただし「もう〜している(した)」なら might have + 過去分詞。
💡 「〜ないかもしれない」= might not / may not。「〜のはずがない」= can't / couldn't。
💡 文頭の「もしかしたら」は maybe(1語)。かなり確信があるなら probably。
"Have you heard from Sam? He's late."
"He might be stuck in traffic."
"Maybe. Or he could have forgotten about the meeting."
"True — let's give him a call and see."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — expressing possibility.
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 4 · 正しい否定形を選びましょう
Choose the correct negative.
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — a possibility happening right now.
練習問題 6 · 正しい答えを選びましょう
Which modal is also commonly used to give permission, as in 'You ___ leave now'?
練習問題 7 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — possibility about the past.
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — possibility about the past.
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete: 'He ___ (might/be) busy — try calling later.'
練習問題 10 · 文を完成させましょう
Complete (past possibility): 'They ___ (could/have/left) already.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「〜したかもしれない」の過去形
Japanese: "彼は会議のことを忘れたかもしれません。" Which English sentence is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
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Choose the correct sentence.
推量を表す助動詞(must と can't)
must と can't で「〜にちがいない」「〜のはずがない」を表す方法。過去の推量 must have/can't have と、否定を mustn't にしてはいけない理由を解説します。
助動詞 + have + 過去分詞(Modal Perfects)
should have、could have、would have で「〜すればよかった」「〜できたのに」「〜しただろう」を表す方法。後悔、非難、逃したチャンス、仮定の過去を整理します。
need、needn't、don't need to
「〜しなくてもいい」は needn't と don't need to の2通り。to の有無、mustn't との違い、「〜しなくてもよかったのに」の needn't have まで整理します。
should、ought to、had better の使い分け
アドバイスの should、ought to、had better。形のルールと強さの違い、そして「〜したほうがいい」をいつも had better と訳すと失礼になる理由を整理します。