Let's(〜しよう・〜しましょう)

A1 · 初級命令文

Let's go. Let's not argue. “Let's” は “Let us” の短縮形で、「一緒に〜しよう」と誘うときの表現です。

このレッスンで学ぶこと

  • “Let's” = “Let us”。文法的には let の命令形で、話し手と相手の両方を含む「〜しよう」
  • “Let's” のあとは動詞の原形をそのまま置く。to も -s も -ing も付けない
  • 否定は決まった形 “Let's not” + 動詞の原形。“Let's don't” や “Not let's” にはしない
  • 誘いへの短い返事は “Yes, let's” / “OK, let's” / “No, let's not”

自分も含めた「〜しよう」

“Let's” は “Let us” の短縮形で、「一緒に〜しよう」「〜しましょう」と提案するときに使います。文法的には命令形ですが、相手だけに指示するのではなく、話し手自身も含んでいます。

うれしいことに、日本語の「行こう」「休憩しましょう」と同じく、“Let's” の文には主語がいりません。“Let's” の中にすでに「私たち」が入っているからです。“Let's go to the beach.”(ビーチに行こう)、“Let's take a break.”(ひと休みしよう)のように、“Let's” のすぐあとに動詞の原形を置くだけです。

学校英語の「to + 動詞」のくせで “Let's to go to the beach” としたり、“Let's takes” “Let's ordering” のように形を変えたりしないようにしましょう。“Let's” と動詞の間には何も入りません。

また、カタカナ語の「レッツ〜」のイメージから “Let's enjoy!” “Let's challenge!” のような標語風の英語を作りがちですが、実際の英語では “Let's have fun!” “Let's give it a try.” のように、ふつうの動詞と目的語を使います。会話ではいつも “Let's” を使いましょう。省略しない “Let us” はとても堅く聞こえるか、「私たちに〜させてください」(許可を求める)という別の意味になります。

"Let's go to the beach."
"Let's take a break."

否定は “Let's not”

「〜するのはやめよう」「〜しないようにしよう」は、決まった形 “Let's not” + 動詞の原形で表します。not は “Let's” のすぐあとに置きます。前に出したり、don't を足したりはしません。

否定の命令文といえば Don't… と習うので、“Let's don't be late” や “Don't let's argue” としたくなりますが、これは標準的な英語ではありません。正しくは “Let's not argue about this.”(このことで言い争うのはやめよう)、“Let's not be late.”(遅れないようにしよう)です。

"Let's not argue about this."
"Let's not be late."

“Let's” の誘いへの返事

短く「そうしよう」と答えるときは、yes/no/OK のあとに “let's” をくり返すだけで、主語は付けません。“Yes, let's.” が正しく、“Yes, we let's.” とは言いません。

否定の誘い(“Let's not cook tonight.”)に「うん、やめておこう」と賛成するときは “OK, let's not.” と答えます。

""Let's watch a movie." "Yes, let's.""
""Let's leave now." "OK, let's.""

実際の英語

"Let's grab lunch."
"Let's not tell anyone."
"Let's finish this later."
"Let's ask for directions."

注意

✗Let's to go to the beach.
✓Let's go to the beach.

“Let's” のあとは動詞の原形を直接置きます。to は付けません。

✗Let's don't be late.
✓Let's not be late.

否定の命令文の Don't と混ぜないようにしましょう。“Let's” の否定は “Let's not” です。

✗Not let's forget the tickets.
✓Let's not forget the tickets.

not は文頭ではなく、“Let's” のすぐあとに置きます。

✗Let's ordering pizza tonight.
✓Let's order pizza tonight.

“Let's” のあとの動詞は原形です。-ing も -s も付けません。

✗We let's ask for directions.
✓Let's ask for directions.

日本語の「行こう」と同じで、主語はいりません。“Let's” に「私たち」が含まれています。

✗Yes, we let's.
✓Yes, let's.

「そうしよう」という短い返事は “let's” だけで、前に主語は付けません。

日本語と比べてみよう

日本語では「行こう」「休憩しましょう」のように、意向形や「〜ましょう」で主語なしに誘います。

これは英語でもそのまま助けになります。“Let's” にはすでに「私たち」が含まれているので、we は付けません(“We let's ask…” は間違い)。あとに続く動詞は原形のままで、to も -s も -ing も付けません:“Let's take a break.”、“Let's ask for directions.”

日本語では「ピザを頼まない?」「映画を見ませんか?」のように、疑問の形でも誘います。

英語にも “Shall we…?” や “Why don't we…?” はありますが、“We watch a movie?” のように平叙文を上げ調子で言うだけでは誘いになりません。迷ったら “Let's watch a movie tonight.” と言えば確実です。

日本語では「遅れないようにしよう」「言い争うのはやめよう」のように、否定を動詞の中や後ろで表します。

英語では not を “Let's” の直後に置くだけです:“Let's not be late.”、“Let's not wait any longer.”、“Let's not tell anyone.” “Not let's…” は間違いです。(くだけた話し言葉ではイギリス英語の “Don't let's” やアメリカ英語の “Let's don't” を耳にすることもありますが、このレッスンでは間違いとして扱います。)

💡 「新しいカフェに行ってみよう」→ Let's try that new café:動詞は原形、to も we も付けません。

💡 「もう待つのはやめよう」→ Let's not wait any longer:not は “Let's” のあと、don't は使いません。

💡 短い返事:Yes, let's / No, let's not(we は付けません)。

実際の場面:今夜何をするか決める

"I'm starving. Let's order pizza tonight."

"Sounds good — let's not cook after that long day."

"Exactly. Let's just relax instead."

"Yes, let's. I'll call it in."

練習

練習問題 1 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 2 · 正しい否定文を選びましょう

Choose the correct negative sentence.

練習問題 3 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 4 · 正しい否定文を選びましょう

Choose the correct negative sentence.

練習問題 5 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 6 · 正しい短い返事を選びましょう

'Let's watch a movie.' — Choose the correct short response.

練習問題 7 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 8 · 正しい否定文を選びましょう

Choose the correct negative sentence.

練習問題 9 · “Let's” を使った誘いの文にしましょう

Turn into a 'Let's' suggestion: 'We should try that new café.'

練習問題 10 · “Let's” を使った否定の誘いの文にしましょう

Turn into a negative 'Let's' suggestion: 'We should not wait any longer.'

練習問題 11 · グループに分けましょう

Let's go.
Let's not go.
Let's stay home.
Let's not stay home.
Let's celebrate.
Let's not celebrate yet.

0 / 6 分類済み

練習問題 12 · よくある落とし穴:Let's don't

Japanese: "鍵を忘れないようにしよう。" Which English sentence is correct?

クイックチャレンジ

学んだことを5つの問題で確認しましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

Choose the correct sentence.

学んだこと

  • “Let's” = “Let us”:話し手も含めた「〜しよう」「〜しましょう」という誘いの命令形です。
  • “Let's” のあとは動詞の原形をそのまま置きます。to、-s、-ing は付けません。
  • 否定は決まった形 “Let's not” + 動詞の原形で、not は “Let's” のすぐあとです。
  • 短い返事は “Yes, let's” / “OK, let's” / “No, let's not”。主語は付けません。
  • 会話では “Let us” ではなく “Let's” を使いましょう。“Let us” は堅いか、「〜させてください」の意味になります。
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