First, boil the water. Then, add the pasta. 手順の説明は、命令文を並べて、順番を表す短い言葉を付けるだけです。
このレッスンで学ぶこと
レシピ、道案内、使い方の説明のように、いくつかの指示を続けて出すときは、1つ1つの手順がふつうの命令文になります。そこに、順番を表す言葉を付け加えるだけです。
日本語の手順は「お湯を沸かします」「パスタを入れてください」と、です・ます形や「〜してください」で書くのがふつうです。命令形は失礼に聞こえるので、英語の命令文にも抵抗があるかもしれません。でも英語の手順説明では、命令文がいちばん自然で、失礼ではありません:“First, boil the water.” 毎回 please を付けたり、“you” を主語にしたりする必要はありません。
「沸かして、入れて、ゆでて…」と「〜て」でつなぐ日本語につられて、“boiling the water, adding the pasta” のように -ing にしないようにしましょう。1つの手順は、動詞の原形で始まる1つの文です。「10分冷ましておきます」は “Let it cool for ten minutes.” と言います。
順番を表す言葉は、日本語とほぼ対応しています:first(または to begin)=まず/はじめに、then=それから、next=次に、after that=そのあと、finally=最後に。first と to begin で始め、then, next, after that で続け、finally で締めくくります。
2つの落とし穴があります。「まず」を “At first” と訳すのは間違いです。at first は「最初は(〜だったが、あとで変わった)」という意味です:“At first I didn't like it.” 手順の「まず」は first です。同じように、「最後に」を “At last” としないようにしましょう。at last は「(待ちに待って)やっと」という意味で、最後の手順には finally を使います。また、「そのあと」は “After, add the salt” ではなく、“After that, add the salt” や “Then, add the salt” です。手順の頭に after を単独で置くと、くだけていて不自然です。
順番を表す言葉のあとには、よくコンマを付けます。短い then のあとは省略されることも多いです(“Then press the green button.”)。大切なのは、そのすぐあとに主語なしで動詞の原形が来ることです。
“Before you…”(〜する前に)や “Once you've…”(〜したら)を使うと、手順をただ並べるのではなく、つなげて説明できます。この前半部分には you が入りますが、そのあとの主な文は、主語も -ing もない命令文のままです。
「始める前に、説明を全部読んでください」は “Before you begin, read all the instructions.” です。“Before begin” や “Before to begin” とは言いません(“Before beginning, …” は可能です)。「混ぜたら、型に流し入れます」の「〜たら」は、“If you mixed it” ではなく “Once you've mixed it, pour it into the pan.” と言います。once は「〜したら(その時点で)」という意味です。
1つ1つの手順はシンプルな命令文で、-ing 形ではなく原形を使います。
書かれた手順には主語を入れません。“Then you add the salt” は口頭でくだけて手順を説明するときには聞かれますが、このレッスンで学ぶ命令文ではありません。
「まず」は first です。at first は「最初は(〜だったが)」という意味で、手順には使いません。
「最後に」は finally です。at last は「やっと」という、待っていた気持ちを表す言葉です。
文法的には間違いではありませんが、つながりのない命令文の連続は分かりにくくなります。手順の多い説明では、順番を表す言葉で順序をはっきりさせましょう。
「そのあと」は after that です。手順の頭に after だけを置くとくだけていて、説明文では不自然です。After that, Afterwards, Then を使いましょう。
「始める前に」は before you begin(または before beginning)です。before のあとに to+動詞は置きません。
日本語の手順は「お湯を沸かします」「スイッチを押してください」のように、です・ます形や「〜してください」で書き、命令形「押せ」は失礼に聞こえます。
英語の手順説明では、主語なしの命令文がふつうで、失礼ではありません:“Press the green button.” “Then, add the salt.” 毎回 please を付けたり、“Then, you add the salt” のように you を入れたりしなくて大丈夫です。日本語でも手順では主語を言わないので、その点は同じです。ていねいさは主に声のトーンで表します。相手に個人的な頼みごとをするときは “Could you…?” を使いましょう。
「まず」「それから」「次に」「そのあと」「最後に」:日本語にも手順の順番を表す言葉があります。
英語の first, then, next, after that, finally とほぼ対応するので、日本語の感覚が役に立ちます。ただし「まず」= first(at first ではありません)、「最後に」= finally(at last ではありません)、「そのあと」= after that(after だけではありません)。at first は「最初は〜だった」、at last は「やっと」という別の意味です。
💡 手順は命令文で:“First, boil the water”。主語なし、to なし、-ing なし。毎回 please を付ける必要もありません。
💡 「まず」= first、「最後に」= finally。at first(最初は)や at last(やっと)とは言いません。
💡 first と to begin で始め、then / next / after that で続け、finally で締めくくります(after だけにはしません)。
"How do you make it?"
"First, boil the water and add the pasta. Then, let it cook for ten minutes."
"And after that?"
"After that, drain it and stir in the sauce. Finally, serve it hot."
練習問題 1 · 正しい手順を選びましょう
Choose the correct instruction sequence.
練習問題 2 · 命令文になっているものを選びましょう
Choose the instruction in the imperative.
練習問題 3 · 正しい指示を選びましょう
Choose the correct instruction.
練習問題 4 · 命令文になっているものを選びましょう
Choose the instruction in the imperative.
練習問題 5 · 正しい指示を選びましょう
Choose the correct instruction.
練習問題 6 · 正しい指示を選びましょう
Choose the correct instruction.
練習問題 7 · 正しい指示を選びましょう
Choose the correct instruction.
練習問題 8 · 正しい指示を選びましょう
Choose the correct instruction.
練習問題 9 · 指示の文に書きかえましょう
Turn into an instruction using 'First,': 'You need to turn off the power.'
練習問題 10 · 指示の文に書きかえましょう
Turn into an instruction using 'Finally,': 'You need to save your work.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「まず」
Japanese recipe: "まず、お湯を沸かしてください。" Which is the correct English instruction?
5つのクイック問題で、学んだことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct instruction.
ていねいな頼み方(Polite Requests)
please は文頭か文末に置き、命令文の途中には入れません。「〜してくれる?」にあたる “would you?” などの付加疑問で、命令をやわらげるコツも学びます。
Let's(〜しよう・〜しましょう)
「〜しよう」「〜しましょう」にあたる Let's の使い方。動詞は原形のまま、否定は Let's not、返事は Yes, let's。Let's don't などの間違いも確認します。
肯定と否定の命令文(Imperatives)
Close the door. Don't touch that! 主語なしで動詞の原形から始める英語の命令文と、Don't + 原形の否定の形。「遅れないで」は Don't be late です。
文の種類(平叙文・疑問文・命令文・感嘆文)
declarative、interrogative、imperative、exclamatory。学校で習った平叙文・疑問文・命令文・感嘆文を英語の名前で確認し、語順の落とし穴を避けましょう。