have / get + O +過去分詞(〜してもらう)

B2 · 中上級受動態

I had my hair cut. 自分ではなく、だれかにしてもらったことを表します。日本語の「髪を切ってもらった」と同じ発想ですが、英語では語順と動詞の形に決まりがあります。

このレッスンで学ぶこと

  • 使役の形:have / get +目的語+過去分詞
  • 「〜させる」の感覚で make を使わない理由
  • 語順:目的語は have / get と過去分詞の間に置く
  • この形では have と get は同じ意味。get のほうが少しくだけた言い方

だれかに「〜してもらう」

この使役の形は、サービスを受けることを表します。自分でするのではなく、だれか(ふつうはプロ)にしてもらうという意味です。

日本語の「〜してもらう」と同じ発想なので、意味はわかりやすいはずです:「髪を切ってもらった」= “I had my hair cut”、「家を塗装してもらった」= “We had our house painted”。日本語の使役「〜させる」につられて make を使わないようにしましょう。サービスには have か get を使います。

意味の違いに注意しましょう。日本語では美容院に行っても「髪を切った」と言いますが、英語の “I cut my hair” は「自分のはさみで自分で切った」という意味になります。美容師さんに切ってもらったなら “I had my hair cut” です。

"I had my hair cut yesterday.(自分ではなく美容院で)"
"We had our house painted last month.(塗装業者に頼んで)"

形:have / get +目的語+過去分詞

形は、have か get、次に目的語(作業の対象)、最後に動作の過去分詞(英語で past participle)です。目的語は必ず have / get と過去分詞の間に入ります。

学校では「使役動詞 have + O +原形」(O が「する側」:I had the mechanic check the brakes)と、「have + O +過去分詞」(O が「される側」)を習いますね。ここでは家や車は「塗られる側」「直される側」なので過去分詞です:“We had our house painted”(“had our house paint” は誤り)。cut、put、let は原形と過去分詞が同じ形なので “I had my hair cut” では違いが見えませんが、painted、fixed、tested では見分けがつきます。

語順で意味が変わることにも注意しましょう。“She had her nails done” は「ネイルをしてもらった」という意味です。一方、“She had done her nails” は過去完了で、「(その時点までに)自分でネイルを済ませていた」という意味になります。同じように、“I'm getting checked my teeth” のように過去分詞を先に置くのは誤りで、“I'm getting my teeth checked” が正しい語順です。

時制を表すのは have / get だけです:“I had my hair cut yesterday.”(過去)、“I'm going to have my laptop fixed.”(未来)、“They're getting their kitchen renovated.”(進行中)。また、この形は「〜される」という嫌なできごとにも使えます:“I had my bike stolen.”(自転車を盗まれた)。日本語の「盗まれた」につられて “I was stolen my bike” としないようにしましょう。

"I had my hair cut."
"She had her nails done."

have と get の違い

この形では have と get は同じように働き、意味も同じです。get のほうが少しくだけていて、会話でとてもよく使われます。have は少しニュートラルな言い方です。

作業をする人を言いたいときは、能動の形があります:have +人+原形(“I had the mechanic check the brakes”)、get +人+ to +原形(“I got the mechanic to check the brakes”)。make +人+原形もありますが、これは「(いやがる人に)無理やり〜させる」という意味です。“I made the mechanic check the brakes” と言うと、整備士さんはやりたくなかったように聞こえます。このレッスンでは、目的語+過去分詞の形を練習します。

"I need to get my phone fixed."
"I need to have my phone fixed.(同じ意味で、少し改まった言い方)"

実際の英語

"He had his eyes tested last week."
"They're getting their kitchen renovated."
"I'm going to get this dress altered."
"We had the roof repaired after the storm."

注意

✗I cut my hair yesterday.(美容院で切ってもらった意味で)
✓I had my hair cut yesterday.

日本語の「髪を切った」をそのまま訳すと、「自分で切った」という意味になります。美容院で切ってもらったなら had my hair cut です。

✗I made repair my car.
✓I had my car repaired.

「〜させる」を make にしないようにしましょう。サービスを頼むときは have / get +目的語+過去分詞です。

✗We had our house paint last month.
✓We had our house painted last month.

家は「塗られる側」なので過去分詞(painted)です。原形を使うのは、have の後に「する側」の人が来るとき(had the painters paint the house)です。

✗I'm getting checked my teeth tomorrow.
✓I'm getting my teeth checked tomorrow.

目的語(my teeth)は have / get と過去分詞(checked)の間に置きます。

✗I had done my nails.(ネイルサロンでしてもらった意味で)
✓I had my nails done.

“I had done my nails” は過去完了で、「自分でネイルを済ませていた」という意味です。してもらったなら had my nails done です。

✗I was stolen my bike.
✓I had my bike stolen.

「自転車を盗まれた」の直訳です。人を主語にするなら had my bike stolen、または物を主語にして My bike was stolen. と言います。

日本語と比べてみよう

日本語では、美容院に行っても「髪を切った」、修理に出しても「車を直した」と言うことがよくあります

英語では、自分でしたか、だれかにしてもらったかをはっきり区別します。“I cut my hair” は「自分で切った」、“I had my hair cut” は「切ってもらった」です。“I fixed my car” と言えば、自分で修理したことになります。お店やプロに頼んだなら have / get +目的語+過去分詞を使いましょう。

日本語の使役「〜させる」は、強制にも依頼にも使えます(「子どもに部屋を片づけさせる」「業者に修理させる」)

英語の make +人+原形は「無理やり〜させる」という強い意味です。サービスを頼むときに make を使うと不自然です:“I made repair my car” や “I made my car repair” は誤りで、“I had my car repaired.” や “I got my phone fixed.” と言います。

日本語では、被害を受けたことを「(私は)自転車を盗まれた」「財布をすられた」のように、人を主語にした受け身で表します

英語では人を主語にした受け身にはできません:“I was stolen my bike” は誤りです。“My bike was stolen.” と物を主語にするか、この課の形を使って “I had my bike stolen.” と言います。

💡 「〜してもらう」は have / get +目的語+過去分詞。make は使いません。

💡 語順は have / get +目的語+過去分詞(my car repaired、my teeth checked)。

💡 自分でしたのか、してもらったのかを考えましょう。美容院なら I had my hair cut。

実際の場面:修理の手配をする

"Your car sounds strange."

"I know, I'm getting it checked at the garage tomorrow."

"Good idea. I had mine serviced last week — it drives so much better now."

"Hopefully mine's nothing serious."

練習

練習問題 1 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence (someone did it for you).

練習問題 2 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence.

練習問題 3 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence with 'get.'

練習問題 4 · 正しい語順を選びましょう

Choose the correct word order (someone else did her nails).

練習問題 5 · 「してもらった」意味の文を選びましょう

Which sentence means someone else did it for you?

練習問題 6 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence.

練習問題 7 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence.

練習問題 8 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct causative sentence.

練習問題 9 · 使役の形で書き換えましょう

Rewrite using the causative 'have': 'Someone is going to fix my laptop.'

練習問題 10 · 使役の形で書き換えましょう

Rewrite using the causative 'get': 'Someone cleaned our carpets.'

練習問題 11 · グループに分けましょう

I cut my hair myself.
I had my hair cut at the salon.
She painted the fence herself.
She had the fence painted.

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練習問題 12 · よくある間違い:「髪を切った」をそのまま訳す

Japanese: "昨日、美容院で髪を切りました。" — a stylist cut your hair, but Japanese simply says 切りました. Which English sentence is correct?

クイックチャレンジ

5つの短い問題で、学んだことを確認しましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

Choose the correct causative sentence.

学んだこと

  • 使役の形:have / get +目的語+過去分詞。
  • だれか(ふつうはプロ)にしてもらうことを表し、日本語の「〜してもらう」にあたります。
  • 「〜させる」につられて make を使いません:I had my car repaired、I got my phone fixed。
  • 目的語は have / get と過去分詞の間に置きます。時制を表すのは have / get だけです。
  • get は have より少しくだけた言い方で、意味は同じです。「盗まれた」のような被害にも使えます:I had my bike stolen。
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