「少ない」は few、「少しある」は a few。たった1語の a で、文の気持ちが反対になります。
このレッスンで学ぶこと
few も little も「多くない」という意味です。日本語では「友達が少し」「時間が少し」と、どちらも「少し」で言えますが、英語では名詞によって使い分けます。much と many の使い分けと同じで、「1つ、2つと数えられるかどうか」がポイントです。
もう1つのポイントは、前に a を付けるかどうかです。日本語の「時間が少ない」は否定的、「時間が少しある」は肯定的に聞こえますね。英語でも同じで、a のない few / little は「少ない、ほとんどない」、a の付いた a few / a little は「少しある」という気持ちを表します。
“I have a few friends here.” friends は数えられる名詞なので few を使います。名詞は複数形にするのを忘れずに。“a few friend” ではなく “a few friends” です。
“There's a little water left.” water は数えられない名詞なので little を使います。「少しの水」につられて “a little of water” と of を入れないようにしましょう。英語では little のすぐ後ろに名詞を置きます。
日本語の名詞には「数えられる・数えられない」の区別がないので、英語ではどちらなのかを1語ずつ覚える必要があります。特に注意したいのは、日本語の感覚では数えられそうなのに、英語では数えられない名詞です。advice(アドバイス)、information(情報)、news(ニュース)、furniture(家具)、homework(宿題)は little / a little を使い、複数形の -s も付けません。
このレッスンでいちばん大切なところです。a はおまけではなく、文の気持ちを否定から肯定へ変えます。few / little(a なし)は「ほとんどない」という意味で、残念な気持ちや否定的な響きがあります。a few / a little は「少しある、それで十分」という意味で、肯定的または中立的です。
“Few people came to the meeting.” 会議にはほとんど人が来ませんでした。がっかりした感じです。
“A few people came to the meeting.” 会議には何人か来ました。少人数ですが、普通のことです。
日本語に置きかえると、「少ない・ほとんど〜ない」→ few / little、「少しある・いくつか」→ a few / a little と覚えると便利です。また、「ほんの数人・数個だけ」は “only a few” と a を付けて言います(“only few” は不自然です)。“quite a few” は「少なくない、かなり多い」という意味なので注意しましょう。a のない few / little はやや硬い表現で、会話では “not many” / “not much” や “very few” / “very little”(とても少ない)がよく使われます。
日本語ではどちらも「少し」ですが、friends は数えられる名詞なので a few を使います。
water は数えられない名詞なので little を使います。
日本語には複数形がないので -s を忘れがちです。few / a few の後ろの名詞は必ず複数形にします。
「望みはほとんどない」の hope は数えられない名詞なので、few ではなく little を使います。
「少しの水」の「の」を of にしないようにしましょう。a little water と、名詞をすぐ後ろに置きます。
a のない few は「友達が少ない、ほとんどいない」という意味で、“never lonely” と矛盾します。「友達が少しいる」と言いたいので a few です。
「ほんの数人だけ」は only a few と言います。only の後ろでは普通 a の付いた形を使います。
「アドバイスをいくつか」と数えたくなりますが、advice は英語では数えられない名詞で、複数形もありません。a little advice(または数えられる tip を使って a few tips)と言います。
日本語の「少し」は、「友達が少し」「時間が少し」のように、どんな名詞にも使えます
英語では2つの単語に分かれます。数えられる名詞の複数形には few(few friends)、数えられない名詞には little(little time、little hope)を使います。日本語はヒントにならないので、英語の名詞が数えられるかどうかを確認しましょう。“few time” や “little friends” が典型的な間違いです。
「友達が少ない」と「友達が少しいる」の違いは、日本語でもはっきり感じられます
この感覚がそのまま使えます。友達が少ない → few friends、友達が少しいる → a few friends、時間がほとんどない → little time、時間が少しある → a little time。「少ない・ほとんどない」は a なし、「少しある」は a あり、と覚えましょう。逆に訳してしまうと、言いたいことと反対の意味になってしまいます。
日本語の名詞には複数形がなく、「何人かの友達」でも「友達」の形は変わりません
英語では few / a few の後ろの名詞は必ず複数形です。“a few friend” ではなく “a few friends”、“a few question” ではなく “a few questions” と言います。few を使ったら、名詞の -s までセットで確認しましょう。
日本語では「アドバイスをいくつか」「情報が2つ」のように、数えられる感覚で使う名詞があります
英語の advice、information、news、furniture、homework は数えられない名詞で、複数形もありません。“a little advice”、“little good news” と言い、“a few advices” や “few informations” とは言いません。数えたいときは “a few tips”、“a few pieces of advice” のように数えられる言い方を使います。news は -s で終わりますが複数形ではありません(“The news is good.”)。
「少しの水」「少しの勇気」のように、日本語では「の」でつなぎます
英語では little のすぐ後ろに名詞を置き、of は入れません。“a little water”、“a little patience” です。“a little of” を使うのは、後ろに the や my、it などが来て「特定のものの一部」を言うときだけです(“a little of the cake”、“a little of it”)。few も同じで、“a few friends” ですが “a few of my friends” になります。
little には「小さい」という意味もあります
“a little house” は「少しの家」ではなく「小さな家」です。量の「少し」の意味で使うのは、数えられない名詞の前(“a little water”、“a little time”)です。数えられる名詞の単数形の前の a little は「小さな〜」と考えましょう。
💡 「少し」だけでは決められません。英語の名詞が数えられるなら few、数えられないなら little です。
💡 「少ない・ほとんどない」→ few / little、「少しある・いくつか」→ a few / a little。
💡 「少しの水」は a little water。of は入れません。
💡 advice、information、news、furniture は数えられない名詞なので little / a little を使います。
"Do we have enough time to pack everything?"
"We have a little time — maybe twenty minutes if we hurry."
"Okay. I only need a few more things anyway."
"Good, because there's very little space left in this suitcase."
練習問題 1 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 2 · 正しい語を選びましょう
I have ___ friends here, so I'm not lonely.
練習問題 3 · 正しい語を選びましょう
There's ___ hope left, and that's better than nothing.
練習問題 4 · 正しい語を選びましょう
___ people showed up — the event was almost empty.
練習問題 5 · 正しい語を選びましょう
We have ___ time before the train leaves — enough to make it if we hurry.
練習問題 6 · 正しい語を選びましょう
She has ___ patience for excuses — basically none.
練習問題 7 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake:
練習問題 8 · 文を完成させましょう
Complete: ___ people can do what she does. (meaning 'hardly any', one word)
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete: There is ___ hope of finding survivors. (meaning 'hardly any', one word)
練習問題 10 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 11 · 場面に合う文を選びましょう
Which sounds more positive and reassuring?
練習問題 12 · よくある間違い:「少ない」と「少しいる」の取り違え
Japanese: "友達が少ないです。" The speaker means "hardly any friends" (a negative feeling, not "some friends"). Which English sentence is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
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I have ___ questions, if you don't mind.
all、every、each の使い分け
「全ての」「毎〜」「それぞれ」にあたる all、every、each の違い。every のあとは単数形、all のあとは複数形という基本と、every of の誤りを整理します。
both、either、neither の使い方
2つのものや2人について話す both(どちらも)、either(どちらでも)、neither(どちらも〜ない)。“Me too” と “Me neither” の使い分けも整理します。
enough(十分に)の使い方
enough time なのに old enough。名詞・形容詞・副詞と使うときの enough の位置と、「〜するのに十分」を enough … to で表す方法を学びます。
this・that・these・those の使い分け
近くの1つは this、複数は these、遠くの1つは that、複数は those。日本語の「この・その・あの」との違いと、電話での This is ~ を覚えましょう。