Well, I'm not sure. Anyway, back to my point. I mean, it's complicated. 会話の「道しるべ」になる言葉です。
このレッスンで学ぶこと
談話標識は、文に新しい情報を加える言葉ではありません。道路の標識のように、会話そのものを案内します。「今ためらっています」「補足します」「話題を変えます」「さっきの話に戻ります」と聞き手に知らせるのです。なくても情報は同じですが、会話がぶっきらぼうで不自然に聞こえます。
考え方自体は、日本語を話す人ならよく知っています。「まあ、どうかな…」「ほら、前に話したでしょ」「つまり、そんなに大したことじゃないんだけど」「とにかく、どこまで話したっけ?」。難しいのは考え方ではなく、それぞれの働きに合う英語の言葉を選ぶことです。
“Well” は、すぐに答えにくいときや、やわらかく返事をしたいとき、特に相手と意見が違うときに、ひと呼吸おく合図です。日本語の「まあ」「うーん」「そうですね…」に近い働きをします。日本語の「えーと」「あの」をそのまま英語の会話で言ったり、黙ってしまったりする代わりに、“Well…” や “Let me see…” を使ってみましょう。
“I mean” は、今言ったことをもっと正確に、または率直に言い直すときに使います。日本語の「つまり」「っていうか」「というか」に近いです。日常会話で「つまり」を “That is to say” や “In other words” と訳すと、硬すぎて論文のように聞こえます。会話では “I mean” が自然です。
“You know” も同じグループです。聞き手を会話に引き込み、自分の考えを切り出すときによく使います。日本語の「ほら」「〜でしょ」「〜じゃない?」に近く、本当の質問ではありません。“You know, I've been thinking about this a lot.” と言われても、“Yes, I know.” と答える必要はありません。
文頭の “Anyway” は、脱線のあとで元の話題に戻る合図です。日本語の「とにかく」「で、話を戻すと」に近いです。“Right, so” は、次の話題に進む合図で、「よし、それで」「じゃあ」に近い働きをします。ここでの right は「正しい」という意味ではありません。“Actually” は、訂正や、予想・直前の発言とは違うことを示します。日本語の「実は」「実際は」「いや、やっぱり」に近いです。
日本人学習者が特に間違えやすいのは “by the way” です。学校で「ところで = by the way」と覚えるため、話題を変えるときはいつも by the way を使いがちです。でも by the way は「ついでに別のことを言うと」という新しい話題の合図で、元の話に戻るときには使いません。脱線から戻るときは “Anyway” です。
また、文末の “anyway” は意味が違い、「いずれにしても」「どっちみち」という意味になります(“I'll go anyway.” =「どっちみち行くよ」)。話題を戻したり次に進めたりする談話標識としての “Anyway,” は、発言の頭に置きます(“So, anyway, what do you think?” のように so のあとに続けることもあります)。
同じ談話標識(特に “you know” や “like”)を何度もくり返すと、自然ではなく口ぐせに聞こえます。日本語で「なんか」を連発するのと同じです。
談話標識は話し言葉のものです。正式な文章では、日本語でも「まあ」「ほら」「つまり」を使わないのと同じように、要点だけを書きます。
by the way は新しい話題をついでに出すときの言葉です。脱線から元の話に戻るときは anyway を使います。
「つまり」を “That is to say” と訳すと、会話では硬すぎます。くだけた会話で言い直すときは “I mean” が自然です。
日本語の「ところで」は、新しい話題に移るときにも、話を戻すときにも使われることがあります
英語では役割が分かれています。新しい話題をついでに持ち出すなら “By the way”(“By the way, did you see Ken this morning?”)、脱線から元の話に戻るなら “Anyway”(“Anyway, back to what I was saying.”)です。“By the way, back to what I was saying” は不自然です。「戻る」なら anyway、と覚えておきましょう。
「まあ」「ほら」「つまり」「とにかく」「じゃあ」「実は」:日本語の会話にも談話標識はたくさんあります
多くは英語に近い表現があります。「まあ・うーん」≈ well、「つまり・っていうか」≈ I mean、「ほら・〜でしょ」≈ you know、「とにかく・話を戻すと」≈ anyway、「よし、それで・じゃあ」≈ right, so、「実は・実際は」≈ actually。働きで対応させれば、英語の会話がぐっと自然になります。ただし、日本語の「えーと」「あの」は英語では通じないので、“Well…”、“Um…”、“Let me see…” に置きかえましょう。
日本語の会話でも、「なんか」「なので」「やっぱり」が何度も続くと、聞き手は気になります
英語でも同じで、“you know”、“like”、“I mean”、“so” をたまに使うと会話が自然になりますが、毎文くり返すと口ぐせになり、聞き手を疲れさせます。特に「なので」「それで」につられて、すべての文を “So,” で始めないようにしましょう。いくつかの言葉を、働きに合わせて使い分けるのがコツです。
💡 「まあ」「うーん」→ Well、「つまり」「っていうか」→ I mean、「とにかく、話を戻すと」→ Anyway。
💡 by the way は新しい話題のとき。元の話に戻るときは anyway です。
💡 “Right, so” の right は「正しい」ではなく、「じゃあ、次に進もう」の合図です。
"So, how was the trip? Actually, wait, tell me about work first."
"Well, work has been kind of crazy, honestly."
"Yeah, I mean, that sounds stressful. Anyway, go on."
"Right, so, the trip was amazing, actually — way better than I expected."
練習問題 1 · 働きを選びましょう
'Well, I'm not sure that's true.' 'Well' here mainly signals...
練習問題 2 · 働きを選びましょう
'You know, I've been thinking about this a lot.' 'You know' here functions to...
練習問題 3 · 働きを選びましょう
'I mean, it's not a big deal, but still.' 'I mean' here signals...
練習問題 4 · 働きを選びましょう
'Anyway, back to what I was saying...' 'Anyway' signals...
練習問題 5 · 働きを選びましょう
'Right, so what's the plan for tomorrow?' 'Right, so' here signals...
練習問題 6 · 正しい談話標識を選びましょう
Which discourse marker most naturally signals a topic shift back after going off track?
練習問題 7 · 働きを選びましょう
'Actually, I changed my mind.' 'Actually' here signals...
練習問題 8 · 正しい説明を選びましょう
Discourse markers like 'well,' 'you know,' and 'I mean' mainly help to...
練習問題 9 · 談話標識で文を完成させましょう
Complete a natural discourse marker signaling hesitation before a possibly unwelcome answer: '___, I'm not sure I agree.'
練習問題 10 · 談話標識で文を完成させましょう
Complete a discourse marker returning to an earlier topic after a digression: '___, back to what I was saying.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:話を戻すときに by the way を使う
Japanese: "とにかく、さっきの話に戻ると…" Which English sentence means the same?
5つのクイズで、覚えたことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
'So, anyway, what do you think?' combines two discourse markers to...
ヘッダーとテール(Headers and Tails)
That woman, she's my teacher. He's nice, that guy. 話し言葉で話題を先に出したり後から補ったりする形を、日本語の「〜は」や倒置と比べて学びます。
あいまい表現(Vague Language)
stuff、or something、and so on、around、give or take。会話でわざとぼかす英語の表現と、正式な文章では避けるべき理由、「スタッフ」の落とし穴を学びます。
程度をやわらげる副詞(Downtoners)
slightly、a bit、rather、somewhat、fairly で形容詞や動詞の強さを下げる方法。「少し疲れた」が “I'm little tired” にならない理由も解説します。
ヘッジ表現(Hedges:言い方をやわらげる)
I think、I guess、sort of、probably など、意見や指摘、反対意見をやわらげる英語のヘッジ表現。「〜と思います」の使いすぎにも注意します。