“an hour” なのに “a university”。決め手はつづりではなく「音」です。
このレッスンで学ぶこと
a と an はどちらも不定冠詞で、意味はまったく同じです。日本語には冠詞がないので、最初は「どちらでもいいのでは?」と感じるかもしれません。でも英語では、次に来る単語をどう「発音するか」で必ずどちらかに決まります。どの文字でつづるかではありません。
学校では「a, i, u, e, o の前は an」と習うことが多いですが、これは目安です。ほとんどの単語では文字と音が一致するので、この目安で正解になります(a book、an apple)。ただし、よく使う単語にいくつか例外があり、そこで間違いやすくなります。
an の n は、次の母音とつなげて発音するためのものです。“an apple” は「アン・アップル」と切らずに「アナップル」のようにつなげて言います。こう発音してみると、母音の音の前で an が必要な理由が自然にわかります。
いくつかの英単語は、つづりは h で始まるのに、h を発音しません。実際には母音の音で始まるので、a ではなく an を使います。
ここではカタカナが助けてくれます。hour は「アワー」、honest は「オネスト」で、どちらも母音で始まっていますね。ただし、h を発音しないのは一部の単語だけです。hotel(ホテル)、hospital(ホスピタル)、house(ハウス)のように、ほとんどの単語では h をしっかり発音するので、“a hotel”、“a hospital” になります。
u や e で始まる単語の中には、実際には「ユ」や「ヨ」のような y の音で始まるものがあります。y の音は子音なので、母音字で始まっていても a を使います。これが「母音字の前は an」というルールでいちばん間違えやすいところです。
ここでもカタカナが助けになります。university は「ユニバーシティ」、uniform は「ユニフォーム」、European は「ヨーロピアン」です。「ア・イ・ウ・エ・オ」ではなく「ユ・ヨ」で始まるので、a だとわかります。一方、umbrella(アンブレラ)や uncle(アンクル)の u は母音の音なので、“an umbrella”、“an uncle” になります。
one も同じです。つづりは o で始まりますが、発音は「ワン」で w の音(子音)から始まるので、“a one-way street” と言います。逆に、カタカナでは「ウ」や「イ」で始まるのに、英語では w や y の子音で始まる単語にも注意しましょう。woman(ウーマン)、wood(ウッド)、year(イヤー)は、どれも a を使います(a woman、a wooden box、a year)。
略語をアルファベット1文字ずつ読む場合は、最初の文字の「名前」の音で決まります。略語が何を表しているかは関係ありません。M は「エム」と読むので母音の音で始まり、“an MBA” になります。X は「エックス」なので “an X-ray” です。
日本語でもアルファベットは「エム」「エックス」と読むので、感覚的にわかりやすいはずです。注意したいのは U で、「ユー」は y の子音で始まるため “a UN meeting” になります。逆に、略語を1つの単語として読む場合(NASA など)は、その単語の最初の音で決めます。
hour の h は発音しません。カタカナの「アワー」と同じく母音の音で始まるので、an を使います。
u は母音字ですが、university は「ユー」という y の音(子音)で始まります。つづりではなく音で a を選びます。
European は「ヨーロピアン」のように y の音で始まります。子音の音なので a です。
h を発音しないのは hour、honest など一部の単語だけです。hospital(ホスピタル)は h を発音するので a を使います。
M は「エム」と読むので母音の音で始まります。略語では、最初の文字の読み方で決めます。
a/an は名詞ではなく、すぐ次の単語で決まります。red は子音の音で始まるので a です。
日本語の「1時間待った」には冠詞がありませんが、英語では数えられる名詞が1つのとき a/an が必要です。
日本語には冠詞がなく、「りんごを食べた」「大学に通っている」と名詞だけで言えます
英語では、数えられる名詞が1つのとき、基本的に a/an(または the や my など)が必要です。“I ate apple.” ではなく “I ate an apple.” と言います。まずは「冠詞を忘れない」こと、次に「a か an かを次の音で選ぶ」ことの2段階で考えましょう。
学校英語でよく習う「母音字(a, i, u, e, o)の前は an」というルール
文字だけで判断すると、“an university”、“an European country”、“an one-way street” という間違いが生まれます。英語では university と European は y の音、one は w の音で始まり、どれも子音です。迷ったら、つづりを見るのではなく、単語を声に出してみて最初の音で決めましょう。カタカナの「ユ」「ヨ」「ワ」で始まる単語は a、と覚えておくと便利です。
日本語でも「赤いりんご」「古い車」のように、形容詞は名詞の前に来ます
語順は英語と同じなので、冠詞のすぐ後ろが形容詞になることがよくあります。a/an を決めるのは名詞ではなく「すぐ次の単語」です。“an apple” でも “a red apple”、“a car” でも “an old car” になります。“an apple” をひとまとまりで覚えていると “an red apple” と言いがちなので、形容詞が入ったら選び直しましょう。
💡 単語を声に出してみましょう。決めるのは最初の「音」で、つづりの文字ではありません。
💡 カタカナが「ユ」「ヨ」「ワ」で始まる単語(ユニバーシティ、ヨーロピアン、ワン)は、母音字で始まっていても a です。
💡 h を発音しないのは hour、honest、heir などごく一部です。hotel、hospital、house は a を使います。
"Wait, is it 'a hour' or 'an hour'?"
"'An hour' — the h is silent, so it sounds like it starts with a vowel."
"Oh right! What about 'university'? That starts with a letter u..."
"That one's 'a university' — it sounds like 'yoo', so it's treated like a consonant."
練習問題 1 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ apple
練習問題 2 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ banana
練習問題 3 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ hour
練習問題 4 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ university
練習問題 5 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ umbrella
練習問題 6 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ honest man
練習問題 7 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ European country
練習問題 8 · 正しい冠詞を選びましょう
Choose the correct article: ___ MBA degree
練習問題 9 · 正しい答えを選びましょう
What actually determines whether to use 'a' or 'an'?
練習問題 10 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 11 · よくある間違い:形容詞が入っても an のまま
Japanese: "私は赤いりんごを食べました。" Which English translation is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct article: ___ elephant
現在形と現在進行形の使い分け
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too と enough
too は「〜すぎる」、enough は「十分に」。old enough の語順、enough time の位置、too much expensive にしないコツをまとめて身につけます。
現在完了形と過去形の使い分け
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