act(動詞)→ action(名詞)→ active(形容詞)→ actively(副詞):1つの語根に4つの接尾辞、4つの品詞。日本語の「〜化」「〜さ」「〜的」「〜に」と似たしくみです。
このレッスンで学ぶこと
接尾辞は、語の終わりにつける小さな部分です。多くの接頭辞と違い、接尾辞は品詞を変えることがよくあります。そのため語尾を見るだけで、名詞・形容詞・動詞・副詞のどれなのかがかなりの確率でわかります。
日本語にも似たしくみがあります。「近代」→「近代化する」、「優しい」→「優しさ」、「創造」→「創造的な」、「慎重な」→「慎重に」。ただ日本語では「成長」「成長する」のように、同じ語に「する」や「な」をつけるだけで品詞が変わることが多いのに対し、英語では語そのものの形が変わる点が大きな違いです。
-tion/-sion(-ation になることも多い:inform → information)、-ment、-ness、-ity、-er/-or は、動詞や形容詞を名詞にします。どの語にどの接尾辞がつくかは、基本的に1語ずつ覚える必要があります。
日本語との対応で考えると覚えやすくなります。-ness や -ity は「〜さ」「〜性」に近く(happy → happiness「幸せ」、kind → kindness「優しさ」、possible → possibility「可能性」)、-er/-or は「〜する人」です(teach → teacher、direct → director)。「決定する」「決定」のように日本語では同じ語が動詞にも名詞にもなりますが、英語では decide → decision、grow → growth のように形が変わります。また government は、カタカナの「ガバメント」では govern の n が消えているため、つづりからも n が抜けやすいので注意しましょう。
-ful、-less、-able/-ible、-ive、-al は、名詞や動詞を形容詞にします。-ful と -less は同じ語根で反対の意味になることが多く、hopeful(希望に満ちた)/ hopeless(望みのない)、careful(注意深い)/ careless(不注意な)です。-able は「〜できる」「〜可能な」(wash → washable「洗濯できる」)、-ive や -al は日本語の「〜的な」に近いことが多いです(create → creative「創造的な」、nature → natural「自然な」)。
日本語では「成功」に「した」、「健康」に「な」をつければ名詞を形容詞のように使えますが、英語では名詞をそのまま形容詞の位置に置けないことが多く、“He is success.” ではなく “He is successful.” です。また -ly に注意しましょう。名詞に -ly をつけると副詞ではなく形容詞になります:friend → friendly(親しみやすい)、day → daily(毎日の)。接尾辞をつけるとつづりが変わることもよくあり、語末の y は -ful の前で i になります(beauty → beautiful)。
-ize/-ise、-ify、-en は、形容詞や名詞を動詞にします。日本語の「〜化する」に近く、modern → modernize(近代化する)、simple → simplify(単純化する)、wide → widen(広げる)です。アメリカ英語は -ize とつづり、イギリス英語では -ize も -ise(modernise)もよく使われます。
形容詞に -ly をつけるのが、副詞をつくるいちばん基本的な方法です。日本語の「慎重な」→「慎重に」、「速い」→「速く」と同じで、quick → quickly、careful → carefully です。どのようにするかを言うときは -ly が必要で、“She drives careful” ではなく “She drives carefully” です。ただし fast、hard、well(good の副詞)のように -ly がつかない副詞もあるので、これらは別に覚えましょう。
beauty の語末の y は、-ful の前で i に変わります。接尾辞をつけるときによくあるつづりの変化です。
「成長する」「成長」のように日本語では同じ語ですが、grow は動詞で、名詞は growth です。walk や change のように形を変えずに名詞になる語もありますが、grow は違います。
「彼は成功している」の「成功」をそのまま使った形です。success は名詞なので、人を説明するには -ful をつけた形容詞 successful を使います。
カタカナの「ガバメント」では govern の n(ガバン)が消えているので、つづりからも抜けがちです。govern + -ment で government です。
careful は形容詞(慎重な)です。どのように運転するかを言うには、「慎重に」にあたる -ly の副詞を使います。
「フレンドリーに」につられた形です。friendly は形容詞(friend + -ly)で副詞ではないので、in a friendly way を使います。
日本語の「〜化する」「〜さ」「〜性」「〜的な」「〜可能な」「〜に」
英語の接尾辞を覚える手がかりになります。「〜化する」≈ -ize/-ify(modernize、simplify)、「〜さ」「〜性」≈ -ness/-ity(kindness、activity)、「〜的な」≈ -ive/-al(creative、natural)、「〜可能な」≈ -able(washable)、「〜に」≈ -ly(carefully)。ただしこれは目安で、いつも1対1になるわけではありません(「成長」→ growth、「幸せ」→ happiness、「慎重な」→ careful)。
日本語では「成長」「成功」「決定」が、そのまま「〜する」「〜した」「〜な」で動詞や形容詞のように使えます
英語では、品詞が変わると語の形も変わるのがふつうです:grow(動詞)→ growth(名詞)、succeed(動詞)→ success(名詞)→ successful(形容詞)、decide → decision。そのため “The company's grow” や “He is success” は間違いです。名詞・動詞・形容詞のどれが必要かを考えて、接尾辞を選びましょう(walk や change のように、形を変えずに名詞にも動詞にもなる語もあります)。
カタカナ語の「フレンドリーに」「ラブリーな」
日本語では「フレンドリー」に「に」をつけて副詞のように使えますが、英語の friendly は friend + -ly でできた形容詞です(lovely、costly も同じ)。“He smiled friendly” とは言えず、“He smiled in a friendly way” と言います(daily、weekly、early のように、形容詞にも副詞にもなる語もあります)。一方、形容詞 + -ly(quick → quickly)は副詞です。-ly が何についているかを見ましょう。
💡 「〜化する」→ -ize/-ify(modernize、simplify)、「〜さ」→ -ness(kindness)、「〜に」→ -ly(carefully)が目安です。
💡 friendly、lovely、costly は形容詞です。「フレンドリーに」は in a friendly way。
💡 「成長」「成功」のように日本語で同じ語でも、英語では品詞ごとに形が変わります:grow → growth、success → successful。
"How did your interview go? Did they ask about your qualifications?"
"Pretty well, actually — I felt really confident and gave clear, thoughtful answers."
"That's great! Confidence definitely makes a strong impression."
"I hope so. I should hear back with their decision by Friday."
練習問題 1 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'act' (verb) into a noun?
練習問題 2 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'care' (noun) into an adjective?
練習問題 3 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'modern' (adjective) into a verb?
練習問題 4 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'quick' (adjective) into an adverb?
練習問題 5 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'govern' (verb) into a noun?
練習問題 6 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix means 'able to be done'? (as in 'wash' → 'washable')
練習問題 7 · 正しい接尾辞を選びましょう
Which suffix turns 'happy' into a noun meaning the state of being happy?
練習問題 8 · 正しい接尾辞を選びましょう
Choose the correct word class match: 'active' (adjective) + which suffix = adverb?
練習問題 9 · 単語を完成させましょう
Add the noun-forming suffix: inform + ___ → information. (type the whole suffix)
練習問題 10 · 単語を完成させましょう
Add the adjective-forming suffix: hope + ___ → hopeful. (fill in the suffix)
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:friendly は副詞ではない
Japanese: "彼はフレンドリーにほほえんでくれた。" Which English translation is correct?
学んだことを5つの問題で確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Which suffix turns 'friend' (noun) into an adjective?
複合語(Compound Words)
toothbrush、bus stop、well-known。複合語を1語・2語・ハイフンのどれで書くか、「の」を入れない語順、意味を変える強勢のルールを整理します。
接頭辞(Prefixes)
un-、dis-、non-、in-/im-/il-/ir- の否定の接頭辞と、re-、over-、under-、pre-、mis-。「不」「無」「再」「誤」と比べながら、単語の意味の変え方を学びます。
品詞を変える(接尾辞と接頭辞)
英単語の品詞は主に接尾辞で変わり、接頭辞はふつう意味だけを変えます。「説明」と「説明する」の感覚で起きる間違いと、品詞転換の入り口も紹介します。
品詞の転換(Conversion / Zero Derivation)
email が「メールする」に、run が「ひと走り」に。形を変えずに品詞が変わる英語のしくみと、「〜する」を do にしない言い方、a run と a running の違いを学びます。