bus + stop → bus stop、tooth + brush → toothbrush、well + known → well-known。考え方は同じでも、書き方は3通りあります。語順は「バス停」「歯ブラシ」と同じなので、日本語話者にはなじみやすいしくみです。
このレッスンで学ぶこと
複合語は、それぞれ独立した2つの単語が合わさって、新しい1つのまとまりになったものです。意味は、2つを足したものより具体的になることが多くあります。a bus stop は「バス」と「停留所」をただ並べたものではなく、「バス停」という1つの決まった言葉です。
日本語話者にとって助かるのは、語順が日本語と同じことです。「歯ブラシ」「バス停」「電話番号」のように、日本語でも説明する語が先、メインの語が最後に来ます。英語も tooth + brush → toothbrush(歯のためのブラシ)です。ただし、「歯のブラシ」の「の」を英語にして “brush of teeth” や “teeth's brush” とはしません。最後の語が「それが何か」を表します。a toothbrush は brush の一種です。
英語の複合語の書き方は3通りあります:1語(toothbrush、sunflower)、2語(bus stop、credit card、living room)、ハイフン(well-known)。名詞2つでできたよく使う複合語には、ハイフンなしの2語で書くものが多くあります。決まったルールはないので、迷ったら辞書で確認しましょう。
カタカナ語には特に注意が必要です。「リビングルーム」「クレジットカード」「コーヒーカップ」はカタカナでは続けて書きますが、英語では living room、credit card、coffee cup と2語です。“livingroom” や “creditcard” とは書きません。また、「リビング」のように短くしたカタカナ語は英語では通じないことがあります。the living ではなく the living room と言いましょう。
ハイフンは主に、名詞の前に置く複合形容詞に使います:a well-known author、a five-minute walk。同じ形容詞でも動詞のあとでは、ふつうハイフンをつけません:She is well known. mother-in-law(義理の母)のように、ハイフンのある決まった名詞もあります。また、名詞の前の複合形容詞では、名詞は単数形のままです。「5分の散歩」は a five-minute walk で、“five-minutes” ではありません。
2語からなる複合語の多くは、前半を強く読みます。これは、ただの説明ではなく、独自の意味を持つ1つの言葉であることを示しています。日本語では「温室」と「緑の家」はまったく別の言葉ですが、英語では同じ green と house でも、強く読む位置で意味が分かれます:a 'greenhouse は温室、a green 'house は緑色に塗られたただの家です。
カタカナで「グリーンハウス」と平らに発音すると、この違いが伝わりません。複合語は前半をはっきり強く言う、と意識してみましょう。
「クレジットカード」と同じ順番で、credit を先、card を最後に置きます。of は入れません。
「天気の予報」の「の」を of にしないようにしましょう。「天気予報」と同じく、weather forecast とそのまま並べます。
「リビングルーム」はカタカナでは続けて書きますが、英語の living room は2語です。
歯は何本もありますが、複合語の前半の名詞はふつう単数形のままです:toothbrush。
名詞の前にハイフンでつなぐ形容詞では、名詞は単数形になります:five-minute、ten-year-old。
割れたのは入れ物なので「コーヒーカップ」= a coffee cup です。a cup of coffee は飲むコーヒー(コーヒー1杯)のことです。
日本語の複合語もメインの語が最後に来ます:歯ブラシ、バス停、電話番号、天気予報
英語も同じ順番です:“toothbrush”、“bus stop”、“phone number”、“weather forecast”。ただし、日本語でよく使う「の」(歯のブラシ、天気の予報)を of や 's にして “brush of teeth”、“forecast of weather”、“teeth's brush” とすると不自然になります。2つの語をそのまま並べるだけです。
「コーヒーカップ」(物)と「コーヒー1杯」(中身)は、日本語でも別の言い方です
英語も同じ区別をします。物(入れ物)は複合語で “a coffee cup”、中身は of を使って “a cup of coffee” です。wine glass(ワイングラス)と a glass of wine(ワイン1杯)も同じです。割れたのはカップなら coffee cup、飲みたいのはコーヒーなら cup of coffee です。
カタカナ語はスペースなしで続けて書きます:リビングルーム、クレジットカード、コーヒーカップ
カタカナの見た目は、英語の書き方の手がかりになりません。“living room”、“credit card”、“coffee cup” は2語、“raincoat”、“notebook”、“sunflower” は1語です。1語か2語かは単語ごとに覚えるか、辞書で確認しましょう。
日本語の「5分の散歩」「10歳の男の子」には、単数・複数の区別がありません
英語では、名詞の前に置く複合形容詞の中の名詞は単数形にします:“a five-minute walk”、“a ten-year-old boy”。学校で習う five minutes につられて “a five-minutes walk” としないようにしましょう。動詞のあとでは、ふつうの複数形でハイフンもつけません:“The walk takes five minutes.”
💡 語順は日本語と同じでメインの語が最後。ただし「の」は入れません:bus stop、credit card。
💡 最後の語が「それが何か」を表します:a toothbrush は brush、a coffee cup は cup。
💡 カタカナで続けて書く語も、英語では2語のことがあります:living room、credit card。
💡 名詞の前の複合形容詞は単数形でハイフン:a five-minute walk。迷ったら辞書で確認しましょう。
"Excuse me, do you know where the nearest bus stop is?"
"Yes, just go past the coffee shop and it's right next to the train station."
"Perfect, thank you! Is it far from here?"
"Not at all — it's a five-minute walk, maybe less."
練習問題 1 · 正しいつづりを選びましょう
Which is a correctly spelled closed (one-word) compound?
練習問題 2 · 正しいつづりを選びましょう
Which is a correctly spelled open (two-word) compound?
練習問題 3 · 正しいつづりを選びましょう
Which is a correctly spelled hyphenated compound?
練習問題 4 · 正しい意味を選びましょう
'A greenhouse' (stress on 'green') most likely refers to:
練習問題 5 · 正しい複合語を選びましょう
Choose the correct compound: a place where a bus stops.
練習問題 6 · 正しい複合語を選びましょう
Choose the correct compound: a brush for cleaning teeth.
練習問題 7 · 正しい複合語を選びましょう
Choose the correct compound: a card used for credit.
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Which sentence uses a compound noun correctly?
練習問題 9 · 正しいつづりを選びましょう
Combine the two words into one compound noun: rain + coat → ?
練習問題 10 · 正しいつづりを選びましょう
Combine the two words into one compound noun: living + room → ?
練習問題 11 · 複合語をグループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:カタカナ語の書き方をそのまま使う
Japanese: "リビングで待っていてください。" Which English translation is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
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Which spelling type has no reliable rule — it simply has to be learned per word?
接尾辞(Suffixes)
-tion、-ment、-ness は名詞、-ful、-able は形容詞、-ize、-ify は動詞、-ly は副詞。語尾で品詞が変わる英語の接尾辞を、日本語の「〜化」「〜さ」と比べて整理します。
接頭辞(Prefixes)
un-、dis-、non-、in-/im-/il-/ir- の否定の接頭辞と、re-、over-、under-、pre-、mis-。「不」「無」「再」「誤」と比べながら、単語の意味の変え方を学びます。
品詞を変える(接尾辞と接頭辞)
英単語の品詞は主に接尾辞で変わり、接頭辞はふつう意味だけを変えます。「説明」と「説明する」の感覚で起きる間違いと、品詞転換の入り口も紹介します。
品詞の転換(Conversion / Zero Derivation)
email が「メールする」に、run が「ひと走り」に。形を変えずに品詞が変わる英語のしくみと、「〜する」を do にしない言い方、a run と a running の違いを学びます。