付加疑問文(Question Tags)

A2 · 初中級疑問文

You're coming, aren't you? She isn't ready, is she? 付加疑問は英語版の「〜よね?」ですが、文の助動詞と肯定・否定に合わせて形を変える必要があります。

このレッスンで学ぶこと

  • 肯定文には否定の付加疑問、否定文には肯定の付加疑問をつける
  • 付加疑問には文中の助動詞(be動詞・have・can など)を使い、なければ do/does/did を使う
  • 付加疑問には必ず代名詞(he、she、it、they など)を使い、名詞はくり返さない。物は it
  • I am の付加疑問は不規則で aren't I? になる(amn't I は使わない)

文の最後につける短い質問

付加疑問(question tag)は、文の最後に短くつける質問です。ほとんどの場合、相手に確認したり、同意を求めたりするために使います。日本語の「〜よね?」「〜でしょう?」「〜ですね」とよく似た働きです。ただし日本語ではどんな文にも同じ「よね」をつければいいのに対し、英語では毎回、文の否定・肯定を入れ替え、文中の助動詞を使って付加疑問を作ります。

たとえば「今夜来るよね?」は “You're coming tonight, aren't you?”、「彼女はまだ準備できていないよね?」は “She isn't ready, is she?” です。どの文にも “isn't it?” をつけるのは間違いです。付加疑問を組み立てたくないときは、くだけた会話なら形の変わらない “, right?” が使えます。「〜だよね?」に近い言い方で、特にアメリカ英語でよく使われます。

"You're coming tonight, aren't you?"
"She isn't ready, is she?"

肯定なら否定に、否定なら肯定に

文が肯定文なら付加疑問は否定、文がすでに否定文なら付加疑問は肯定になります。ふつうの確認の付加疑問では、前半と後半で肯定・否定が逆になるわけです。日本語の「よね」は文が肯定でも否定でも変わらないので、ここは意識して入れ替えましょう。

never、nobody、nothing のような語も、文を否定文にします。日本語の「一度も〜ない」「だれも〜ない」と同じです:“You've never been there, have you?” never の文には not がありませんが、否定文として扱うので付加疑問は肯定です。(前半と同じ肯定の付加疑問 “So you're leaving, are you?” もありますが、これは確認ではなく「へえ、帰っちゃうんだ?」のような驚きや反応を表す特別な使い方です。)

"You aren't tired, are you?"
"She doesn't like tea, does she?"

正しい助動詞を選ぶ

付加疑問には、文の中にすでにある助動詞(have、be動詞、can、will、should など)を使います。なければ do/does/did を使います。“Yes, I do.” のような短い答え方と同じルールです。“You like pizza, isn't it?” ではなく “You like pizza, don't you?” です。一般動詞の文に be動詞の付加疑問をつけないように気をつけましょう。

主語が三人称単数なら doesn't、過去の文なら didn't です:“She works here, doesn't she?”、“You called her, didn't you?” また、日本語では主語を省略できますが、付加疑問では必ず主語を代名詞にして入れます。物や事柄なら it です:“The film is great, isn't it?”

"They've finished, haven't they?"
"You like pizza, don't you?"
"He can swim, can't he?"

いくつかの特別な形

I am の付加疑問は不規則で、aren't I? になります。amn't I は標準英語では使いません(アイルランドやスコットランドの一部の方言で聞かれるだけです)。また、Let's(「〜しよう」という提案)の付加疑問は、後ろの動詞が何であっても、ふつう shall we? を使います。

"I'm right, aren't I?"
"Let's go, shall we?"

実際の英語

"We should leave, shouldn't we?"
"He doesn't drive, does he?"
"They were late, weren't they?"
"You've never been there, have you?"

注意

✗You like pizza, isn't it?
✓You like pizza, don't you?

isn't it? は万能の「〜よね?」ではありません。付加疑問は文の助動詞(ここでは do)と主語(you)で決まります。

✗You're coming tonight, are you?
✓You're coming tonight, aren't you?

確認するときは、肯定文には「否定」の付加疑問をつけます。日本語の「よね」は変わりませんが、英語の付加疑問は入れ替わります。

✗You like pizza, are you?
✓You like pizza, don't you?

一般動詞の文には助動詞がないので、付加疑問には do/does/did を使います。be動詞は使いません。

✗She works here, don't she?
✓She works here, doesn't she?

主語が三人称単数(she)で現在形なので、付加疑問も doesn't です。文の works の -s がヒントになります。

✗You called her, weren't you?
✓You called her, didn't you?

過去形の一般動詞(called)の文なので、付加疑問は didn't です。be動詞の過去形 weren't は使いません。

✗I'm right, amn't I?
✓I'm right, aren't I?

I am の付加疑問は不規則な aren't I? が標準です。amn't I は一部の方言でしか使われません。

日本語と比べてみよう

日本語の「〜よね?」「〜でしょう?」「〜ね」は、どんな文にも同じ形でつけられます

「ピザ好きだよね?」「彼は運転しないよね?」「みんな遅れたよね?」と、日本語では同じ「よね」で済みます。英語では文に合わせて形が変わります:“You like pizza, don't you?”、“He doesn't drive, does he?”、“They were late, weren't they?” 付加疑問を作るときは、毎回「文の助動詞は何か」「文は肯定か否定か」の2点を確認しましょう。

学校英語で “It's a nice day, isn't it?” を「〜ですね」の決まり文句として覚えることがよくあります

isn't it? が使えるのは、文に is があり、主語が付加疑問で it になる場合(it、this、that、単数の物)だけです:“It's cold today, isn't it?”、“The film is great, isn't it?” それ以外の文では、それぞれの助動詞と代名詞が必要です。“You like pizza, isn't it?” は間違いです。迷ったら、くだけた会話では形の変わらない “, right?” が使えます。

日本語では「今夜来るよね?」のように主語を言わないのが自然です

英語では、文にも付加疑問にも主語が必要です。付加疑問の主語は、文の主語を指す代名詞にします:“Your sister works here, doesn't she?”(“..., doesn't your sister?” とは言いません)。物は he/she ではなく it です。

「疲れてないよね?」に「うん、疲れてない」と答えるように、日本語の「はい/いいえ」は相手の言ったことが正しいかどうかで決まります

英語の Yes/No は、事実が肯定か否定かで決まります。“You aren't tired, are you?” に「はい、疲れていません」と答えたいなら “No, I'm not.” です。疲れているなら “Yes, I am.” です。付加疑問で聞かれたときは、後ろに続く文(I am / I'm not)に合わせて Yes/No を選びましょう。

💡 日本語の「よね」は変わりませんが、英語の付加疑問は変わります。文の助動詞を使い、肯定・否定を入れ替えましょう。

💡 一般動詞の文には do/does/did。三人称単数なら doesn't、過去なら didn't です。

💡 isn't it? は is と it になる主語の文だけ。迷ったら、くだけた会話では “right?” が使えます。

💡 否定の付加疑問への答えは、事実で決めます:“You aren't tired, are you?” —「疲れていません」なら “No, I'm not.”

実際の場面:ちょっとした世間話

"Lovely weather today, isn't it?"

"It really is. You're not from around here, are you?"

"No, I just moved. This is the town hall, isn't it?"

"That's right — you found it!"

練習

練習問題 1 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct checking tag — positive statement.

練習問題 2 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag — negative statement.

練習問題 3 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag — matching auxiliary.

練習問題 4 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct checking tag — no auxiliary in the statement.

練習問題 5 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag — special case with 'I am'.

練習問題 6 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag — modal verb.

練習問題 7 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag — past simple.

練習問題 8 · 正しい付加疑問を選びましょう

Choose the correct tag.

練習問題 9 · 正しい付加疑問を入れましょう

Add the correct tag: 'You've never been there, ___?'

練習問題 10 · 正しい付加疑問を入れましょう

Add the correct tag: 'She works here, ___?'

練習問題 11 · グループに分けましょう

You're tired, aren't you?
You aren't tired, are you?
She likes tea, doesn't she?
She doesn't like tea, does she?
They can help, can't they?
They can't help, can they?

0 / 6 分類済み

練習問題 12 · よくある間違い:否定の付加疑問への「はい」

Someone asks you: "You aren't tired, are you?" You want to answer "はい、疲れていません。" Which English answer is correct?

クイックチャレンジ

5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。

問題 1 / 5

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学んだこと

  • 肯定文 → 否定の付加疑問、否定文 → 肯定の付加疑問。形の変わらない「よね」とはここが違います。
  • 付加疑問には文中の助動詞を使い、なければ do/does/did を使います。
  • 付加疑問には必ず代名詞の主語を入れ、物は it。isn't it? は is と it になる主語の文だけです。
  • I am → aren't I?、Let's → shall we?。くだけた会話では “right?” も使えます。
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