「〜しないの?」は Don't you…?。短縮した助動詞を主語の前に出します。答えは「はい・いいえ」ではなく事実で決めます。
このレッスンで学ぶこと
日本語では「車を持っていないの?」「彼女は今夜来ないの?」のように、否定の文に「の?」「か」をつけたり語尾を上げたりするだけで質問になります。英語のふつうの疑問文では、n't のついた助動詞を主語の前に出します。
一般動詞の場合、その助動詞は do/does/did です:“Don't you have a car?”(“Not do you have a car?” は×)。be動詞や助動詞(can、will、would、should など)の場合は、それ自体に n't をつけて前に出します:“Isn't she coming tonight?”、“Can't you swim?”、“Won't they be upset?”(won't = will not)。会話では “You don't have a car?” と語尾を上げて言うこともありますが、これは「えっ、車持ってないの?」という驚きの聞き返しです。ふつうの質問は語順を入れ替えます。
語順を入れ替えるとき、助動詞と not はくっついたままです。“Do not you have a car?” は間違いで、don't、didn't、aren't などをひとかたまりで主語の前に出します。また、not だけを文頭に置くこともできません。“Not did they call you?” は間違いです。
not を短縮しない形を使いたいときは、not を主語の後ろに置きます:“Do you not have a car?”、“Are you not tired?”。これも正しい英語ですが、かたい響きや強い強調になります。ふだんの会話では短縮形を使いましょう。
疑問詞があっても、作り方は同じです。疑問詞、n't のついた助動詞、主語の順に並べます。日本語の「なんで言ってくれなかったの?」「どうして彼は電話に出ないの?」は語順が変わらないので、そのまま英語にすると “Why you didn't tell me?” となりがちですが、これは間違いです。
正しくは “Why didn't you tell me?”、“Why doesn't he answer his phone?” です。why の後ろには、すぐ didn't や doesn't が来ると覚えましょう。
ここは日本語が助けになります。日本語の「ピザを頼まない?」「一緒に来ませんか?」も、否定の形で誘ったり提案したりしますね。英語の “Why don't we order pizza?” も理由を聞いているのではなく、「ピザを頼もうよ」という提案です。“Why don't you join us?” は「一緒にどうですか?」という感じのいい誘いです。「なぜ〜しないの?」と責めているわけではないので、言われたら理由を答える必要はありません。
ほかの否定疑問文も、すすめたり提案したりするのに使います:“Wouldn't you like some tea?”(お茶はいかがですか?)、“Shouldn't we check the map?”(地図を確認したほうがいいんじゃない?)。一方、多くの否定疑問文は「〜だよね?」と自分の思い込みを確かめるのに使います。“Isn't your flight tomorrow?” は「フライトって明日じゃなかった?」という確認です。
日本語の「はい、しませんでした」をそのまま訳した間違いです。電話しなかったなら、事実が否定なので No, I didn't. です。
助動詞と not を先に短縮して(don't)、ひとかたまりで主語の前に出します。短縮しないなら not は主語の後ろ:“Do you not have a car?”(かたい言い方)。
「なんで言ってくれなかったの?」の語順のまま訳した間違いです。why の後ろは didn't + you の順です。
not は質問の目印ではありません。助動詞にくっつけて(n't)、そのかたまりを前に出します。
be動詞のときは、be動詞自体に n't をつけて前に出します:aren't you…?
日本語の「はい/いいえ」は、相手の言ったことが合っているかどうかで決まります:「電話しなかったの?」「はい、しませんでした」
英語の Yes / No は、相手の質問の形に関係なく、事実が肯定か否定かで決まります。電話しなかったなら “No, I didn't.”、電話したなら “Yes, I did.” です。“Yes, I didn't.” や “No, I did.” のように Yes/No と後ろが食い違う答えはありません。迷ったら、Yes/No の後ろに短い答え(I did / I didn't)を必ずつけ、両方の向きをそろえましょう。
日本語の疑問文は、「車を持っていないの?」「なんで言わなかったの?」のように語順を変えずに作ります
英語のふつうの疑問文では、n't のついた助動詞を主語の前に出します:“Don't you have a car?”、“Why didn't you tell me?”。“You don't have a car?” は驚いたときの聞き返しだけ、“Why you didn't tell me?” はいつも間違いです。また、not は質問の目印ではないので、“Not do you…?” や “Not are you…?” のように文頭に置くことはできません。
日本語でも「行きませんか?」「ピザ頼まない?」と、否定の形で誘います
英語の “Why don't we…?” / “Why don't you…?” も同じ働きをします:“Why don't we order pizza?”(ピザ頼もうよ)。直訳の「なぜ〜しないの?」と受け取らないようにしましょう。don't の後ろは動詞の原形です(why don't we order)。ていねいにすすめるときは “Wouldn't you like some tea?” も使えます。
💡 not だけを文頭に置きません。主語の前には don't、isn't、didn't、can't などを置きます。
💡 先に短縮(do + not = don't)してから主語の前へ。“Do not you…?” とは言いません。
💡 「なんで〜しなかったの?」= Why didn't you…?(Why you didn't…? は×)。
💡 答えは事実で決めます:したなら Yes, I did.、しなかったなら No, I didn't.
"I have no idea what to do this weekend."
"Why don't we go hiking? Didn't we already pay for that trail pass?"
"Oh, right! Isn't the weather supposed to be nice too?"
"Exactly. Wouldn't it be nice to finally use it?"
練習問題 1 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question.
練習問題 2 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question.
練習問題 3 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question.
練習問題 4 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question — a suggestion.
練習問題 5 · 疑問詞で始まる正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative wh-question.
練習問題 6 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question.
練習問題 7 · 正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative question — a polite offer.
練習問題 8 · 疑問詞で始まる正しい否定疑問文を選びましょう
Choose the correct negative wh-question.
練習問題 9 · 否定疑問文に書きかえましょう
Turn into a negative question: 'You like coffee.'
練習問題 10 · Why don't…? を使った提案に書きかえましょう
Turn into a suggestion with 'Why don't...?': 'Let's watch a movie.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「はい、しませんでした」の訳し方
Japanese: "彼女に電話しなかったの? — はい、しませんでした。" (I did NOT call her.) In English: "Didn't you call her?" Which answer is correct?
5つのクイズで、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct negative question.
二重否定(Double Negatives)
「何も欲しくない」は “I don't want nothing” ではありません。標準英語では否定は1回だけ。not+any か、nothing・nobody・never を肯定の動詞と使います。
no、never、nobody、nothing の否定
「誰も来なかった」は Nobody came。nobody、nothing、never などは1語で否定になるので、動詞は肯定のまま。“Anybody didn't come” の間違いもここで解決します。
not を使った否定文
日本語は「〜ない」をつけるだけですが、英語の not は be動詞や助動詞にくっつきます。一般動詞には don't/doesn't/didn't。“She isn't like…” の間違いも解消します。
手順を説明する(Giving Instructions)
レシピ、道案内、使い方の説明。命令文を first, then, next, after that, finally でつなげて、手順を分かりやすく伝えましょう。At first や At last の誤用にも注意。