who, whose, what, which は、知りたい情報そのものをたずねる言葉です。日本語の「誰」「誰の」「何」「どれ」とほぼ対応しますが、語順と whose のつづりに注意しましょう。
このレッスンで学ぶこと
疑問代名詞は、まだ知らない情報そのものを表す言葉です。人、持ち主、もの、いくつかの中からの選択などをたずねます。英語ではふつう、疑問文のいちばん最初に置きます。日本語では「昨日、誰に会ったの?」「これは誰のかばん?」のように疑問詞が文の途中に来ますが、英語では文頭に出すのがポイントです。
同じ who, which, whose は、英語では文の2つの部分をつなぐ関係代名詞としても使われます(“the neighbor who called”=電話してきた隣の人)。これは別のテーマで、このレッスンでは質問をすることだけを扱います。
うれしいことに、who は主語でも目的語でも形が変わりません。「誰が電話したの?」→ “Who called?”、「誰に会ったの?」→ “Who did you see?”。また、日本語の「誰」と同じく複数形もありません:「誰が来るの?」→ “Who is coming?”
注意が必要なのは「誰の」です。日本語の「トムの」が Tom's なので、「誰の」を “who's” にしたくなりますが、これは間違いです。持ち主をたずねるときは whose という1語を、ものの前に置きます:「これは誰の携帯?」→ “Whose phone is this?”。who's は who is / who has の短縮形で、発音は whose と同じなので、書くときに特に注意しましょう。
目的語の特別な形 whom もありますが、今では使わなくてもよい、かための言い方です。学校でしっかり習ったかもしれませんが、日常会話では who で十分です。
who は人をたずねます:“Who called the office this morning?” は名前や誰なのかを聞いています。日本語の「誰」です。
what は、もの・考え・行動をたずねます:“What did the email say?” は情報を聞いています。日本語の「何」です。名前を聞くときも「お名前は何ですか」と同じく what を使います:“What's your name?” ただし、「これは英語で何と言いますか」は “What do you say this in English?” ではなく、“How do you say this in English?”(または “What do you call this in English?”)です。
which は、決まった選択肢の中から選ぶときに使います。日本語の「どれ」「どの」「どっち」にあたります:“Which bus goes downtown, the 12 or the 14?”(12番と14番、どっち?)。選択肢が決まっていない、もっと広い質問なら what でかまいません:“What bus goes downtown?”
日本語も「何」と「どれ・どの」を区別するので、ここは日本語の感覚がそのまま役に立ちます。「名前は何?」「住所は?」「パスワードは?」のように選択肢がない質問は what です:“What's your name?”、“What's your address?”、“What's the WiFi password here?”
whose は「誰の」をたずねます:“Whose phone is this?” とてもよく使う語で、形は変わりません:whose phone, whose bag, whose keys。ものの前に置くか、単独で使います(“Whose is this?”=これは誰の?)。
ふつうの英語では、話し言葉でも書き言葉でも、目的語にも who を使います:「誰に電話したの?」→ “Who did you call?” これはまったく自然です。日本語の「誰に」の「に」につられて “To who did you call?” としないようにしましょう。call には前置詞が付きません。前置詞が必要な動詞では、日常英語では前置詞を最後に置きます:「誰と行くの?」→ “Who are you going with?”、「誰と話したの?」→ “Who did you talk to?” 日本語の「と」が「誰」にくっついているので、英語で with や to を落としやすいので注意しましょう。
かための言い方のメモ:正式な文章では、目的語の who の代わりに whom が使われることがあります:“Whom did you call?” は同じ意味です。でも現代のアメリカ英語でもイギリス英語でも、目的語にも who を使うのがふつうです。whom が使われるのは主にとても正式な文章で、前置詞のすぐあと(“To whom should I send it?”)くらいです。学校で習った whom を、会話で使う必要はほとんどありません。
日本語の疑問文は、ふつうの文に「か」や上がり調子を付けるだけです(「この単語、何て意味?」)。英語では、一般動詞の疑問文に助動詞(do/does/did など)が必要です。「疑問詞+助動詞+主語+動詞」の順にします:“What does this word mean?”。“What this word means?” や “What means this word?” ではありません。
例外は、疑問詞そのものが主語のときです。このときは助動詞を入れません:“Who fixed the printer?”(「誰がプリンターを直したの?」)。who が直した人そのものだからです。do の疑問文をたくさん練習した人ほど “Who did fix the printer?” としがちですが、did を強く言うのは「いったい誰が直したの?」と強調するときだけで、ふつうの質問では did は入れません。
「誰の」を「who+'s」で作った形です。who's は who is / who has の短縮形。「誰の」は whose です。
日本語の疑問文は語順を変えず、助動詞も使いません。英語では疑問詞が主語でないとき(ここでは主語は you)、do/does/did を主語の前に入れます。
who が主語(直した人)なので、did は入れません。「誰が直したの?」も日本語でそのままの語順ですね。
「誰と話したの?」の「と」にあたる to を忘れずに、疑問文の最後に置きます。
「誰に電話したの?」の「に」は訳しません。call には前置詞が付きません。
「英語で何と言いますか」は how を使います。what を使うなら What do you call this in English? です。
「トムのかばん」は Tom's bag なので、「誰のかばん」も「誰+の」で作れそうに感じます。
「誰の」は whose という1語です:“Whose bag is this?”。“Who's bag” や “Who bag” は間違いです。who's は who is / who has の短縮形です。「このかばんは誰のものですか」は “Who does this bag belong to?” とも言えます。
日本語では「何」と「どれ・どの・どっち」を使い分けます:「名前は何?」「どっちのバス?」。
英語もほぼ同じです。「どれ・どの・どっち」(決まった選択肢から選ぶ)は which:“Which one do you want, the red or the blue?”。「何」(選択肢のない質問)は what:“What's your name?”、“What music do you like?”。「どんな種類の〜?」は “What kind of...?” です。
「誰と行くの?」「誰に話したの?」のように、日本語の助詞は「誰」のすぐあとに付きます。
日常英語では、前置詞を疑問文の最後に置きます:“Who are you going with?”、“Who did you talk to?”。前置詞を落とした “Who did you talk?” は間違いで、前に出した “With whom are you going?” はとてもかたく聞こえます。また、call(電話する)には前置詞が付かないので、「誰に電話したの?」は “Who did you call?” です。
日本語の疑問文は「ふつうの文+か」で、語順も変わらず、do のような助動詞もありません:「何がほしい?」「彼女は何て言った?」。
英語の一般動詞の疑問文では、疑問詞のあとに do/does/did が必要です:“What do you want?”、“What did she say?”。“What you want?”、“What she said?” は正しい疑問文ではありません。be動詞や助動詞(can, will など)は、それ自体が主語の前に出ます:“What is it?”、“What can I do?”
「誰が電話したの?」「何が起きたの?」では、「誰が」「何が」が主語です。
英語でも who や what が主語のときは、ふつうの文と同じ語順で、助動詞は使いません:“Who called?”、“Who fixed the printer?”、“What happened?”。“What did happen?” は強調するときだけで、ふつうの質問ではありません。
💡 「誰の〜?」= Whose … is this?。who's は who is の短縮形です。
💡 「どれ・どの・どっち」= which、「何」= what。
💡 疑問詞が主語でなければ do/does/did を入れます:What do you want?
💡 「誰が〜したの?」は did なし:Who called? 前置詞は最後に:Who are you going with?
"Hi, I'm picking up an order."
"Sure — who's it under?"
"Jordan Kim."
"Got it — one iced latte, one bagel. Oh, and whose reusable cup is this on the counter? Is it yours?"
"Actually, yes, thank you! I almost forgot it."
練習問題 1 · 正しい疑問詞を選びましょう
You hear a knock and want to know who is at the door. Which question word do you need?
練習問題 2 · 正しい疑問詞を選びましょう
You want to know the name of a dish on the menu. Which question word fits?
練習問題 3 · 正しいつづりを選びましょう
Which sentence is spelled correctly?
練習問題 4 · いちばん自然な疑問文を選びましょう
A barista points to the two pastries left in the case. Which question sounds most natural?
練習問題 5 · 正しい語順の疑問文を選びましょう
Which question is correctly formed?
練習問題 6 · 疑問文を完成させましょう
You're writing a formal email and need to ask who you should contact about an invoice. Complete the question with one word (the everyday word or its more formal alternative are both accepted): "___ should I contact about the invoice?"
練習問題 7 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 8 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 9 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 10 · 疑問文を完成させましょう
You're at a hotel front desk. A package arrived but no name was given. Complete the question with one word: "___ left this package?"
練習問題 11 · 疑問文を完成させましょう
Two coats are hanging by the door and you want to know which one belongs to your friend. Complete the question with one word: "___ coat is yours, the black one or the gray one?"
練習問題 12 · 疑問文を完成させましょう
You found a wallet on a bus seat and want to know who it belongs to. Complete the question with one word: "___ wallet is this?"
練習問題 13 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake and type the correct sentence: "Who's turn is it to pay for coffee?"
練習問題 14 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake and type the correct sentence: "What you want for lunch?"
練習問題 15 · 実際の場面
You're filling out a delivery form. There are three units at the same address, and you need to know which one the package should go to. Which question should you ask?
練習問題 16 · よくある落とし穴:「誰の」を who's にする
Japanese: "これは誰のかばんですか。" Which English question is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
You're at a shoe store and there are two pairs left in your size. Which question should you ask the clerk?
指示代名詞(Demonstrative Pronouns)
これ・それ・あれは英語で this、that、these、those のどれ? 近いか遠いか、1つか複数かで選ぶ指示代名詞を、日本語のこそあどと比べて整理します。
相互代名詞 each other と one another
「お互いに」「〜し合う」は英語で each other / one another。副詞ではなく代名詞として使うコツ、each other's の形、「2人なら each other」という古いルールの誤解も解きます。
再帰代名詞(myself, yourself など)
myself、himself、themselves は「自分自身」に動作が返るときや、「自分で」と強調するときに使います。主語に合わせた形の選び方と、丁寧語ではない理由を解説します。
不定代名詞(Indefinite Pronouns)
someone, anything, nobody, everyone。「誰も来なかった」は Nobody came。単数扱いの動詞、they での受け方、否定語を重ねないルールを例文で確認します。