I think you're right. I'm gonna call you. And then we left. 教科書の英語とは少し違う、毎日の会話のリラックスした文法です。
このレッスンで学ぶこと
くだけた話し言葉の英語には、ていねいな書き言葉とは違う「省略」があります。これは間違いではありません。話すときは正確さよりも、速さと自然さが優先されるのです。日本語でも、友だちには「わかんない」「行かなきゃ」と言いますが、履歴書やビジネスメールには書きませんよね。
学校の英語は書き言葉が中心なので、こうした形を知らないと、ネイティブの会話が聞き取りにくくなります。“going to” を「ゴーイング・トゥー」と覚えていると、実際の「ガナ」(gonna)が同じ表現だと気づけません。また、英語には敬語とタメ口のような別の動詞の形がありません。ていねいさはフルの形と言葉選びで表すので、正式なメールの “wanna” はすぐに目立ってしまいます。
think, believe, hope, say, know のあとで次の節を導く that は、会話ではとてもよく省略されます。省略しても意味はまったく同じように伝わります。
学校では「I think that ~」と習うことが多いので、that を落とすと不安になるかもしれません。でも英語ではどちらも正しく、会話では that なしのほうが自然です。日本語の「〜と思う」の「と」を、英語では言わなくてもよいと考えましょう。省略しても、語順もカンマも変わりません。
とてもよく使う動詞の組み合わせのいくつかは、1語のように短く発音され、メッセージなどのくだけた文章ではそのとおりに書かれることもよくあります:gonna, wanna, gotta, hafta, dunno, kinda, sorta。日本語の「わかんない」(わからない)や「行かなきゃ」(行かなければならない)に似ています。
大事なのは、短縮形はそれぞれ決まったフルの形の代わりにしかならないことです。gonna は going to+動詞の代わりだけです(“I'm gonna call you”)。「駅に行くところ」のように場所が続くときは短縮できません:“I'm going to the station”。wanna は want to の代わりで、wants to の代わりにはなりません:“She wants to come”(“She wanna come” ではありません)。「もう行かなきゃ」は “I have to go”(hafta)や “I've got to go”(gotta)です。“I must go” も使えますが、会話では少しかたく聞こえます。
学校で「And や But で文を始めてはいけない」と習ったかもしれませんが、会話ではまったく問題なく、くだけた文章や物語でもよく使われます。避けるのは、とても正式な文章のときだけです。日本語の「それで、帰ったんだ」「でも、やっぱり行くべきだと思う」「で、そのあとどうなったの?」と同じ感覚で使えます。
wanna や gonna は会話やメッセージ向きです。応募書類や正式なメールでは、くだけすぎていてプロらしくない印象を与えます。英語には敬語がないので、フルの形がていねいさのサインになります。
「くだけた」と「間違い」を混同しないようにしましょう。学校で避けるように習った形も、会話では自然な英語です。
「今夜来る?」の直訳です。くだけた英語では Are you coming tonight? の Are だけを落とし、-ing 形は残します。
wanna は want to の代わりだけです。三人称単数なら wants to で、これは wanna にはなりません。
gonna は going to+動詞の代わりです(I'm gonna call you)。場所の前の going to は短縮しません。
くだけた日本語では、上がり調子だけで質問します:「今夜来る?」「大丈夫?」「コーヒー飲む?」
くだけた英語も質問を短くしますが、決まった方法があります。最初の助動詞(ときには主語も)を落とし、動詞の形はフルの質問のままにします。「今夜来る?」→ “(Are) you coming tonight?”(“You come tonight?” ではありません)。「大丈夫?」→ “You okay?”(“Are you okay?” の省略)。「コーヒー飲む?」→ “You want a coffee?” や “Want a coffee?”(“Do you want a coffee?” の省略)。ただし、助動詞を残して主語だけ落とす “Are okay?” は使えません。
日本語では、ていねいさを敬語(です・ます、尊敬語、謙譲語)とタメ口の違いで表します。
英語には敬語のような別の動詞の形がありません。そのかわり、正式な場面ではフルの形(I would like to, I am going to)と、ていねいな言葉選びを使います。友だちへのメッセージの “gonna be late” はタメ口、教授へのメールの “I will be a few minutes late” は敬語、という感覚です。
学校英語では「that を省略しない」「And や But で文を始めない」と教わることがよくあります。
これは正式な書き言葉のためのルールです。会話では “I think you're right” “And then we just left.” のほうが自然で、文法的にもまったく正しい英語です。「くだけている」と「間違っている」は別のことだと覚えておきましょう。
💡 gonna, wanna, gotta は会話とメッセージだけ。正式なメールではフルの形にします。
💡 that の省略や And/But で始まる文は、くだけているだけで間違いではありません。
💡 短い質問は最初の助動詞を落とすだけ:(Are) you coming?。動詞の形は変えません。
"gonna be late, stuck in traffic!"
"no worries, see you when you get here"
(あとでメールで) "Dear Professor Lee, I am writing to let you know that I will be a few minutes late to class due to traffic."
"Good call switching it up for the email — that would've looked pretty casual for a professor."
練習問題 1 · 正しい説明を選びましょう
'I think (that) you're right.' Dropping 'that' here is...
練習問題 2 · 短縮形を選びましょう
Which is the informal spoken reduction of 'going to'?
練習問題 3 · 短縮形を選びましょう
Which is the informal spoken reduction of 'want to'?
練習問題 4 · 短縮形を選びましょう
Which is the informal spoken reduction of 'got to' (meaning 'must')?
練習問題 5 · 正しい説明を選びましょう
'And then we just left.' Starting a sentence with 'And' here is...
練習問題 6 · くだけた会話に合う文を選びましょう
Which sentence uses an informal reduced form appropriately for casual speech?
練習問題 7 · 正式な文章で避けるべき文はどれでしょう?
Which sentence would you avoid in a formal job application email?
練習問題 8 · 省略される語はどれでしょう?
'She said (that) she'd call.' Which word is naturally dropped in casual speech?
練習問題 9 · 短縮形を書きましょう
Give the informal spoken reduction of 'have to' (meaning 'must').
練習問題 10 · くだけた言い方に書きかえましょう
Rewrite informally, dropping 'that': 'I believe that she's right.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 8 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「今夜来る?」
Japanese (casual): "今夜来る?" Which informal English question is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
'I dunno' is the informal reduction of...
話し言葉の疑問文
You're coming tonight? や You did WHAT? など、会話でよく使う疑問文の形。「週末何するの?」を You're doing what? と言うと驚きに聞こえる理由も説明します。
会話の省略(Short Forms and Ellipsis)
Got it!、Want some?、Been waiting long? くだけた英語は、わかりきった主語と助動詞を文の頭で省きます。主語を省きがちな日本語との違いと、使ってよい場面を確認します。
あいづちとリアクション表現(Response Expressions)
No way!、Fair enough、Me neither、I bet。「うそ!」「私も(〜ない)」「確かに」を英語で自然に返すための、会話のリアクション表現です。
話し言葉のパターン(言い直し・言いかけ・くり返し)
言いかけてやめる false start、途中で言い直す repair、強調のくり返し。ネイティブも毎日使う、自然な話し言葉の仕組みとそのサインになる言葉を学びます。