zero conditional(いつも成り立つ条件)

A2 · 初中級条件文

If you heat water to 100 degrees, it boils. いつでも成り立つことは、両方とも現在形。日本語の「〜すると、…する」にあたる言い方です。

このレッスンで学ぶこと

  • zero conditional は、if の節にも主節にも現在形を使う
  • いつも成り立つこと(一般的な事実、科学的な事実、習慣)を表す
  • この形では if と when を入れかえられる。日本語の「〜すると」のように
  • どちらの節にも主語が必要:一般的な「人」は you、物は it、複数の物は they

いつも成り立つこと:現在形+現在形

zero conditional は、いつも成り立つこと、つまり一般的な事実、科学的な事実、習慣を表します。if の節も主節も現在形で、will はどこにも使いません。

日本語の「〜すると、…する」がちょうどこの形です。「水を100度に熱すると、沸騰する」は、英語で “If you heat water to 100 degrees, it boils.” です。日本語も英語も、いつも成り立つことなので「〜する」の形(現在形)を使います。「熱したら」の「た」につられて過去形にしたり、未来のことだと考えて “If you will heat…” としたりしないようにしましょう。

主節の三単現の s も忘れずに:water boils、ice melts、metal expands。また、物全般の話なので冠詞はつけません:“Water boils.” “Ice melts if you heat it.” “The ice” と言うと、目の前にある特定の氷の話になります。

"If you heat water to 100 degrees, it boils."
"Ice melts if you heat it."

if と when を入れかえられる

zero conditional は「毎回そうなること」を表すので、if と when はほとんど同じ意味になります。どちらも、いつも同じ結果につながる条件を表します。日の入りのように必ず起こることなら、when のほうが自然です。

日本語の「〜すると」も「もし」と「〜とき」の両方の感じを持っているので、わかりやすいはずです。「日が沈むと暗くなる」は “When the sun sets, it gets dark.” です。「暗くなる」の「なる」を become と訳して “it becomes dark” とするより、gets を使うほうが自然です。主語の it も忘れずに入れましょう。

"When the sun sets, it gets dark."
"If the sun sets, it gets dark."

どちらの節にも主語を入れる

一般的な説明や科学的な事実でも、if の節には主語が必要です。よく使うのは、「だれでも」という意味の you です。“If mix…” のように主語のない文は、英語ではありません。

日本語の「赤と青を混ぜると紫になる」には主語がありませんね。英語では “If you mix red and blue, you get purple.” と、両方の節に主語 you を入れます。この you は「あなた」ではなく「だれでも」という意味です(one も使えますが、とてもかたい言い方です)。物が主語なら it、複数の物なら they を使います:「植物は水をやらないと枯れる」→ “If you don't water plants, they die.”(plants と複数形にして they で受けます)。

"If you mix red and blue, you get purple."
"If you don't water plants, they die."

実際の英語

"Plants die if they don't get water."
"If I drink coffee late, I can't sleep."
"Metal expands if you heat it."
"Babies cry if they're hungry."

注意

✗If you will heat water to 100 degrees, it boils.
✓If you heat water to 100 degrees, it boils.

if の節に will は使いません。主節を “it will boil” にすれば文としては可能ですが、それは「(この場合は)沸騰するだろう」という予測(first conditional)の言い方になり、いつも成り立つ事実を述べる zero conditional とは少しニュアンスが変わります。

✗If you will drink coffee late, you can't sleep.
✓If you drink coffee late, you can't sleep.

zero conditional の if の節は現在形です。will は入れません。

✗If mix red and blue, you get purple.
✓If you mix red and blue, you get purple.

日本語の「混ぜると」には主語がありませんが、英語の if の節には主語が必要です。一般的な話なら you を使います。

When the sun sets, it becomes dark.ここではやや不自然
✓When the sun sets, it gets dark.

「暗くなる」の「なる」は、become より get を使うのが自然です。

✗Metal expand if you heat it.
✓Metal expands if you heat it.

主語の metal は単数(不可算名詞)なので、現在形の動詞に -s をつけます。

✗The ice melts if you heat it.
✓Ice melts if you heat it.

一般的な事実なので、冠詞はつけません。The ice と言うと、そこにある特定の氷の話になります。

日本語と比べてみよう

日本語の「〜と」は、「水を熱すると沸騰する」「春になると桜が咲く」のように、いつも決まって起こる結果を表す

zero conditional はまさにこの「〜と」です。英語でも両方の節が現在形です:“Ice melts if you heat it.” “When the sun sets, it gets dark.” 「〜たら」の「た」につられて過去形にしたり、if の節に will を入れたりしないようにしましょう。

日本語では「赤と青を混ぜると紫になる」「暗くなる」のように、主語を言わないのがふつう

英語ではどちらの節にも主語が必要です。一般的な「人」は you(“If you mix red and blue, you get purple.”)、天気や明るさは it(“it gets dark”)、物は it、複数の物は they です。「〜になる」は become より get や turn がよく使われます。

日本語の動詞は、主語が何でも「沸騰する」「溶ける」と同じ形

英語の現在形では、主語が he/she/it や単数の名詞なら動詞に -s をつけます:“Water boils.” “Metal expands if you heat it.” “The light turns on.” 主語が複数なら -s はつけません:“Plants die.” “Babies cry.”

日本語では「時間があったら電話するね」のように、これから1回だけ起こることも「〜たら」で言える

英語では主節の形で区別します。いつも成り立つことは現在形+現在形(“If you heat water, it boils.”)、これからの1回の結果は現在形+ will(first conditional)です:“If I have time, I will call you.” どちらも、if の節は現在形で will は使いません。

💡 いつも成り立つことは、現在形+現在形。日本語の「〜すると、…する」です。

💡 主語を忘れずに:一般的な「人」は you、物は it、複数の物は they。

💡 主語が単数なら -s:Water boils. Metal expands.

💡 いつも成り立つこと:現在形+現在形。これからの1回の結果:現在形+ will。

実際の場面:自分の習慣を説明する

"Why do you always carry a water bottle?"

"If I don't drink enough water, I get headaches."

"Makes sense. I'm the same with coffee — if I skip my morning cup, I can't focus."

"Ha, same. When I don't sleep enough, I feel it all day too."

練習

練習問題 1 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct zero conditional sentence.

練習問題 2 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 3 · 正しい時制を選びましょう

Which tense is used in BOTH clauses of a zero conditional?

練習問題 4 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence about a general truth.

練習問題 5 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence about a personal habit.

練習問題 6 · “if” の代わりに使える語を選びましょう

Which word can replace 'if' in a zero conditional without changing the meaning?

練習問題 7 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence.

練習問題 8 · 正しい文を選びましょう

Choose the correct sentence with a subject kept in the if-clause.

練習問題 9 · 文を完成させましょう

Complete the zero conditional: 'If you don't water plants, they ___ (die).'

練習問題 10 · 文を完成させましょう

Complete the zero conditional: 'Metal ___ (expand) if you heat it.'

練習問題 11 · グループに分けましょう

If you heat water, it boils.
If I have time, I will call you.
Ice melts if you heat it.
If it rains, I'll bring an umbrella.

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練習問題 12 · よくある落とし穴:主語のない「〜すると」

Japanese: "赤と青を混ぜると、紫になります。" Which English translation is correct?

クイックチャレンジ

いろいろな5つの問題で、学んだことを確かめましょう。

問題 1 / 5

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Choose the correct zero conditional sentence.

学んだこと

  • zero conditional は、両方の節に現在形を使います。日本語の「〜すると、…する」にあたります。
  • 一般的な事実、科学的な事実、習慣を表します。
  • この形では if と when を入れかえられます。
  • どちらの節にも主語が必要です:一般的な「人」は you、物は it、複数の物は they。単数の主語なら動詞に -s。
  • 現在形+ will になると、zero conditional ではなく、これからの1回の結果を表す first conditional です。
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