You can borrow my car, provided that you fill up the tank. 「〜という条件で」「〜する限り」「〜しない限り」にあたる、if 以外の言い方です。
このレッスンで学ぶこと
英語には if と unless のほかにも、条件を表す表現がいくつかあります。基本の意味は同じですが、それぞれ「硬さ」が違います。契約書のように改まって聞こえるものもあれば、ふだんの会話で自然に使えるものもあります。日本語でも「〜という条件で」は書類っぽく、「〜さえすれば」「〜するならいいよ」は会話っぽく聞こえますね。それと同じ感覚です。
unless は「〜しない限り」「〜でなければ」にあたります。“I won't go unless you come with me.” は「あなたが一緒に来ない限り、私は行きません。」です。ここで注意したいのは、日本語の「来ない」の「ない」を英語に移さないことです。unless の中にすでに否定の意味が入っているので、後ろは肯定の形にします。“unless you come” であって、“unless you don't come” ではありません。
もう1つ最初に押さえておきたいのが「〜の場合」です。「雨の場合、試合は中止です」のような単純な条件は、英語では if で言います:“If it rains, the match will be cancelled.” 「場合=case」と覚えていると in case を使いたくなりますが、in case は主に「〜するといけないから(念のため)」という備えを表します:“Take an umbrella in case it rains.”(雨が降るといけないから傘を持っていきなさい)。なお、アメリカ英語では “In case you need help, call me” のように in case を if に近い意味で使うこともありますが、単純な条件なら if を使えば間違いありません。
この3つはほぼ同じ意味で、契約書、合意文書、公式な文章でよく使われます。どれも if の意味ですが、「〜という条件で」「〜を条件として」のように改まった響きがあります。provided と providing の後の that は省略できます:provided you fill up the tank。
「〜という条件で」を直訳しないように気をつけましょう。英語では “on condition that” または “on the condition that”(どちらもよく使います)の後に、主語と動詞のある文を続けます。“with the condition that” はあまり自然ではなく、“on condition to fill up the tank” のように to不定詞を続けることもできません。“provided that you fill up the tank” のように、that + 主語 + 動詞にします。
時制のルールは if と同じです。ここは日本語が助けてくれます。日本語でも「何も問題が起きなければ」「両者が署名するという条件で」のように、未来のことでも条件の部分は「起きる」「する」という現在の形(辞書形)を使いますね。英語も同じで、条件の部分は現在形です:“We'll finish on time, providing nothing goes wrong.”(“will go wrong” ではありません)。「未来のことだから will」と考えないようにしましょう。
“As long as” も意味は同じですが、気軽な会話で自然に使えます。契約書のような堅苦しさはありません。「〜する限り」「〜さえすれば」「〜ならいいよ」にぴったりです。
ここでも時制に注意しましょう。“As long as it doesn't rain, the event will go ahead.”(雨が降らない限り、イベントは予定どおり行われます)のように、as long as の後は現在形です。“as long as it won't rain” とは言いません。will はメインの文(the event will go ahead)のほうに入ります。
日本語の「限り」には、もう1つ別の使い方があります。「私の知る限り」は “as far as I know” で、こちらは「範囲」を表す as far as です。条件の「〜さえすれば」の意味では as long as を使い、“As far as you're careful, you can…” とは言いません。また、最初の as も表現の一部なので、“long as” だけにはしません。少しかたい言い方として “so long as” もあります。
日本語でも「雨が降らない限り」と現在の形で言いますね。as long as の後も現在形で、will は使いません。
これらの表現は if と同じルールに従います。現実的な条件では現在形を使い、will は入れません。
「来ない限り」の「ない」は unless に含まれています。後ろに don't をつけると否定が重なってしまいます。
日本語ではどちらも「限り」ですが、条件の「〜さえすれば」は as long as です。as far as は “as far as I know” のように範囲を表します。
「〜という条件で」は on condition that の後に、主語と動詞のある文を続けます。to不定詞はつなげられません。
文法的な間違いではありませんが、この場面ではとても不自然です。友だちにペンを借りるのに「明日返却するという条件で」と言うようなものです。on condition that は契約や公式な取り決めのために取っておきましょう。
日本語の条件は、未来のことでも「雨が降らない限り」「何も起きなければ」のように現在の形(辞書形・ない形)で言います
英語もまったく同じ考え方で、条件の部分は現在形にします。“As long as it doesn't rain, the event will go ahead.”、“You'll get a refund, provided that you keep the receipt.” 学校で覚えた「未来のことには will」をここに当てはめないようにしましょう。will はメインの文だけに使います。provided that、providing、on condition that、unless でも同じです。
「〜しない限り」「〜でなければ」は、動詞の側に「ない」がつきます
英語の unless は、それだけで「〜しない限り」という否定の意味を持っています。そのため後ろの動詞は肯定の形にします:“I won't go unless you come with me.” 日本語の「来ない」につられて “unless you don't come” にすると、否定が二重になって意味が通じなくなります。
「限り」は「〜する限り(条件)」と「私の知る限り(範囲)」の両方に使います
英語では使い分けが必要です。条件の「〜さえすれば」は as long as:“You can stay out late, as long as you're careful.” 範囲の「〜の限りでは」は as far as:“as far as I know”。条件の文で as far as を使わないようにしましょう。
💡 「〜という条件で」→ provided (that)、providing、on condition that(かたい)/「〜する限り」「〜さえすれば」→ as long as(日常)/「〜しない限り」→ unless。
💡 条件の部分は現在形。日本語の「降らない限り」と同じで、未来のことでも will は入れません(as long as it doesn't rain)。
💡 unless の後は肯定形(unless you come)。条件の「限り」は as long as で、as far as ではありません。
"Can I borrow your camera for the trip?"
"Sure, as long as you're careful with it."
"Of course! And I'll bring it back Sunday, provided that the flight isn't delayed."
"Sounds good — just keep me posted."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'provided that.'
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'as long as.'
練習問題 3 · よりかたい言い方を選びましょう
Choose the more formal way to say 'if.'
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'unless.'
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'providing.'
練習問題 6 · 合う場面を選びましょう
Which register is 'provided that' most associated with?
練習問題 7 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence with 'on condition that.'
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence.
練習問題 9 · 「provided that」を使って書き換えましょう
Rewrite using 'provided that': 'You can join the team if you attend every practice.'
練習問題 10 · 「as long as」を使って書き換えましょう
Rewrite using 'as long as': 'You can use my laptop if you're careful with it.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 4 分類済み
練習問題 12 · よくある間違い:「〜しない限り」の「ない」
Japanese: "あなたが一緒に来ない限り、私は行きません。" Which English translation is correct?
学んだことを5つの問題で確認しましょう。
問題 1 / 5
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Choose the correct sentence.
仮定法過去完了(Third Conditional)
「もし知っていたら、電話したのに」は If I had known, I would have called. 過去の事実と違うことを想像する third conditional の形と、た形から来る間違いを整理します。
仮定法の混合型(Mixed Conditionals)
過去の条件と現在の結果、または現在の条件と過去の結果を1つの文で組み合わせる仮定法の混合型。now や last year を手がかりに、前半と後半の時制を別々に決めます。
second conditional(仮定法過去)
If I had more time, I would travel more. 学校で習う「仮定法過去」を、if 節は過去形、主節は would というルールと「もし〜なら」との違いから整理します。
first conditional(現実的な条件)
「もし〜なら、…するだろう」は if + 現在形、主節に will。「雨が降ったら」の「た」や「未来だから will」につられやすい点も整理します。