名詞、動詞、形容詞などの品詞は、学校英語でおなじみですね。英語では、品詞がわかると単語の正しい形を選べます。たとえば quick が quickly になるときです。
このレッスンで学ぶこと
英語の単語には、それぞれ文の中での役割があります。人や物を表すもの(名詞)、名詞のかわりをするもの(代名詞)、動作や状態を表すもの(動詞)、説明を加えるもの(形容詞と副詞)、そして文をつないだり整えたりする小さな単語(冠詞・限定詞、前置詞、接続詞)です。学校の英文法で聞いたことのある言葉ばかりなので、安心してください。
このレッスンの目的は、名前を暗記することではありません。単語の役割がわかれば、どの形を使うか、名詞の前に冠詞が必要か、文のどこに置くかを判断できるようになります。日本語とは語順も違うので、「この単語は何の役割?」と考える習慣が大きな助けになります。
名詞は人・場所・物・考えを表します:driver、kitchen、coffee、plan。代名詞は、同じ名詞をくり返さないために使います:“My sister called. She sounds busy.” ここで大切なのは、英語では主語を省略できないことです。日本語なら「姉から電話があった。忙しそうだった」と主語なしで言えますが、英語では She が必要です。動詞は動作や状態を表します:“She works downtown.” “He seems tired.” 形容詞は名詞を説明します:“a busy schedule”。副詞は動詞・形容詞・文全体を説明し、「どのように」「いつ」「どのくらい」に答えることが多いです:“She works quickly.” “He is extremely tired.”
形容詞の位置は日本語と同じで、名詞の前です(「忙しいスケジュール」→ a busy schedule)。ただし「部屋がきれい」のように説明に使うときは、英語では be動詞が必要です:“My room is clean”(“My room clean” ではありません)。日本語の形容詞は「きれい」「忙しい」だけで文を終えられますが、英語の形容詞は動詞のかわりにはなれません。
副詞の作り方は、日本語の「速い → 速く」「丁寧な → 丁寧に」とよく似ています。英語では多くの場合 -ly をつけます:quick → quickly。動作を説明するのに “She works quick” と言っても通じますが、正しい英語ではありません。(fast、hard、well のように -ly がつかない副詞もあります。)また、-ly で終わる単語がすべて副詞とは限りません。friendly や lovely は形容詞です(“a friendly neighbor”)。
「とても」にも注意しましょう。日本語では「とても好き」と言えますが、英語の very は形容詞や副詞を強めるもので、動詞の like の前には置けません。“I very like coffee” ではなく “I like coffee very much” と言います。
冠詞・限定詞(a、an、the、this、my、some など)は名詞のすぐ前に置き、どの物の話かを示します:“a coffee”(どれでもいい1杯のコーヒー)、“the coffee”(話し手と聞き手がわかっている、そのコーヒー)。前置詞は名詞を文の残りの部分とつなぎ、時や場所を表すことが多いです:at nine、in the kitchen、for a trip。接続詞は単語や語句、文の部分どうしをつなぎます:and、but、so、because。
日本語では「空港に」「9時に」のように、助詞が名詞の「後ろ」につきます。英語の前置詞は、名詞の「前」に置きます:at the airport、at nine。また、「に」がいつも to になるわけではありません。「空港に着いた」は “We arrived at the airport” で、“to the airport” ではありません。
これらの小さな単語は、それだけではほとんど意味を持ちませんが、ないと文が成り立ちません:“I have interesting book”(冠詞がない)、“I wanted coffee it was closed”(接続詞がない)。日本語に冠詞はないので、特に冠詞は忘れやすいポイントです。
日本語では「仕事」(名詞)と「働く」(動詞)、「きれいな」(形容詞)と「掃除する」(動詞)のように、品詞が違えば別の単語になることがほとんどです。ところが英語では、同じ形の単語がいくつもの品詞で使われます。work は “My work starts at nine” では名詞、“I work every weekday” では動詞で、つづりも発音も同じです。clean も “I clean my room” では動詞、“My room is clean” では形容詞です。そこで大切なのが、文の中の「位置」です。前後に何があるかを見ましょう。my や the の後なら名詞のことが多く、I、you、she の後なら動詞のことが多いです。
反対に、名詞と形容詞で形が違う場合は、位置に合った形を選びます。beauty は名詞(「美しさ」)、beautiful は形容詞(「美しい」)です。flower の前に置いて説明するなら形容詞が必要なので、“a beautiful flower” です。カタカナの「ビューティーサロン」のように名詞を飾りとして使う言い方につられて、“a beauty flower” としないようにしましょう。
日本語には冠詞がないので、英語の冠詞はまったく新しい品詞です。でも種類は多くありません。the(定冠詞)と、a/an(不定冠詞)だけです。a と an のどちらを使うかは、次の単語の最初の「音」で決まります。母音の音で始まるなら an(an hour、an engineer、an interesting book)、それ以外は a です。つづりではなく音で決まるので、an hour(h を発音しない)ですが、a university や a European trip(「ユ」「ヨ」の音で始まる)になります。
日本語の「彼女は看護師です」には冠詞がありませんが、英語では1人の職業を言うときに a/an が必要です:“She is a nurse.”(“She is nurse” ではありません)。一般に、数えられる名詞が1つのときは、a、an、the、または my、this などが必要です。
「とても好き」を直訳しないようにしましょう。very は動詞の前には置けません。very much を文の後ろに置きます。
日本語は「部屋がきれい」だけで文になりますが、英語の形容詞は動詞のかわりにはなれません。be動詞が必要です。
動作を説明するなら副詞です。「速い → 速く」と同じように、quick → quickly にします。
good は人や物を説明する形容詞、well は動作を説明する副詞です。「上手に話す」は speak well です。
a か an かは、次の単語の最初の音で決まります。interesting は母音の音で始まるので an です。
日本語の「看護師です」には冠詞がありませんが、英語では1人の職業を言うときに a/an が必要です。
英語では、言語や曜日は大文字で始めます。日本語にない区別なので、書くときに意識しましょう。
「空港に着いた」の「に」は to ではありません。空港や駅など具体的な場所には arrive at、都市や国には arrive in を使います。
日本語でも「速い → 速く」「上手な → 上手に」のように、形容詞を変えて動作を説明します
英語も同じ考え方で、動作を説明するときは副詞にします。多くは -ly をつけ(“She works quickly”)、good は well になります(“a good speaker”、“She speaks well”)。「上手に話す」を “She speaks very good” にしないようにしましょう。また、「とても好き」は “I like it very much” で、very を動詞の前に置いて “I very like it” とは言いません。
日本語には冠詞がなく、「面白い本を持っている」「彼女は看護師です」と名詞だけで言えます
英語では、数えられる名詞が1つのとき、基本的に a/an、the、my などが必要です:“I have an interesting book.”、“She is a nurse.” a と an は次の単語の最初の音で選びます:“a book”、でも “an interesting book”。
日本語では「先週から働いています」のように主語を省いたり、「部屋がきれい」のように形容詞だけで文を終えたりできます
英語では、主語の代名詞と動詞が必ず必要です。“This is Maria. She started last week.” の She は省けません。形容詞で説明するときは be動詞を入れます:“My room is clean.” 英語の基本の語順は「主語 → 動詞 → 目的語」なので、“She answered the difficult question well.” のように、動詞は主語のすぐ後に来ます。
日本語には大文字・小文字の区別がありません
英語では、文の最初の文字、人名や地名、曜日、月、言語、国籍を表す単語を大文字で始めます:“on Monday”、“in March”、“I speak English”、“a French company”。「私」を表す I も、いつも大文字です。それ以外の普通の名詞は小文字で書きます。
💡 動作が「どのように」行われるか(works、speaks、drives)を説明するなら、たいてい -ly の副詞です。good なら well にします。
💡 形容詞は名詞の前(日本語と同じ)。説明に使うときは be動詞を忘れずに:My room is clean.
💡 英語では位置で品詞がわかります。my/the の後なら名詞、I/she の後なら動詞のことが多いです。
"What's Alex like?"
"He's really organized. He always plans meetings a day early."
"That's helpful — I'm always the one running late!"
練習問題 1 · 品詞を選びましょう
In "My neighbor walks her dog every morning," what part of speech is neighbor?
練習問題 2 · 品詞を選びましょう
In "The tired driver stopped quickly," what part of speech is quickly?
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Which sentence uses work as a verb?
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Which sentence uses clean as an adjective?
練習問題 5 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 6 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 7 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 8 · 単語を並べ替えましょう
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete with the correct preposition: "We arrived ___ the airport at six." (one word)
練習問題 10 · 文を完成させましょう
Complete with the correct conjunction: "I wanted to go for a walk, ___ it started raining." (one word)
練習問題 11 · 文を完成させましょう
Complete with the correct article: "She works as ___ engineer." (one word)
練習問題 12 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake and type the correct sentence: "I have a interesting book."
練習問題 13 · 間違いを直しましょう
Fix the mistake and type the correct sentence: "This is a beauty flower."
練習問題 14 · 実際の場面
You're introducing a coworker: "This is Maria. She started last week." What part of speech is She?
練習問題 15 · よくある間違い:「とても好き」の very
Japanese: "私はコーヒーがとても好きです。" Which English sentence is correct?
いろいろな5つの問題で、学んだことを確認しましょう。
問題 1 / 5
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In "He speaks English fluently," what part of speech is fluently?
文法の基本用語(Basic Grammar Concepts)
主語・動詞・目的語、句と節。英文を組み立てる部品を見分けるレッスンです。日本語では省ける主語が、英語ではなぜ必要なのかも確認します。
主語と動詞の一致(Subject–Verb Agreement)
現在形の主語と動詞の一致:I/you/we/they は原形、he/she/it には三単現の s。am/is/are、do/does、there is と there are の使い分けまで確認します。
語順の基本(Word Order Basics)
日本語は「私は紅茶を飲む」、英語は “I drink tea”。主語→動詞→目的語という英語の基本の語順と、時・場所・頻度を表す言葉の置き場所を学びます。
have と has の使い分け
I/you/we/they には have、he/she/it には has。Do you have...? の疑問文、doesn't have の否定文、「持っている」を I'm having にしない注意点まで。