to+動詞の原形(to不定詞)は、目的(「〜するために」)を表したり、happy や ready などの形容詞、want, decide, hope などの動詞のあとに続いたりします。「〜ために」を for にしないのがポイントです。
このレッスンで学ぶこと
to不定詞は to+動詞の原形で作ります:to ask, to buy, to help。特定の動詞や形容詞のあとに続いたり、何のためにするのか(目的)を表したりします。学校で習った用法とも対応しています。want to travel は「名詞的用法」、something to write with は「形容詞的用法」、目的の to buy milk や happy to help は「副詞的用法」です。
日本語の「〜したい」は1語ですが、英語では want のあとに to が必要です:「来年旅行したい」→ I want to travel next year。to を落とした “I want travel” は間違いです。
to+動詞は「何のために?」に答え、目的(purpose)を表します。日本語の「〜するために」「〜しに」は、英語では to だけで表します:「質問するために電話しました」→ I called to ask a question。「ために」を for と訳して “for ask”、“for to ask”、“for asking” としないようにしましょう。どれも目的の意味では使えません。同じように「地図を見るために立ち止まった」は I stopped to check the map です。
「書くもの」「食べるもの」のように「もの」を説明するときも to不定詞を使います:「何か書くものが必要です」→ I need something to write with。最後の with に注目しましょう。ペン「で」書くので with が必要です(日本語の「書くもの」には「で」が出てきません)。“something for writing” も不自然です。目的をはっきり強調したいときは in order to も使えますが、日常会話ではほとんど to だけで十分です。
気持ちや評価を表すよく使う形容詞(happy, ready, glad, hard, difficult, important, easy)のあとには to+動詞が続きます:「正直であることは大切です」→ It's important to be honest。“I'm glad to see you.”(会えてうれしい)、“I'm happy to help.”(喜んでお手伝いします)。to を落とした “I'm happy help” は間違いです。
「〜するのは難しい」は It's hard / It's difficult to … で表します:“It's hard to say no to her.” 日本語の「私は説明するのが難しい」につられて “I'm difficult to explain” と言うと、「私は説明しにくい人間だ」という意味になってしまいます。自分にとって難しいと言いたいときは “It's difficult for me to explain.” です。また、「〜するの」の「の」を訳そうとして “It's hard say no” のように to を落とさないようにしましょう。
want, decide, hope, promise, agree, plan, offer, manage, refuse, afford など多くの動詞は、あとに to+動詞をとります。-ing 形ではありません。
「早く出ることにした」「折り返し電話すると約束した」のように、日本語では「〜すること」「〜すると」で動詞をつなぎますが、英語では to でつなぎます:We decided to leave early. He promised to call me back. 「〜すること」を -ing と考えて “decided leaving” としないようにしましょう。代名詞の位置にも注意します。目的語の me は動詞のあとに置きます(call me back)。“to me call back” ではありません。
「牛乳を買うために」は to buy milk です。目的を表すとき、「ために」を for+-ing にしません。
「ために=for」ではありません。動詞の前で目的を表すのは to です。
for to という形は標準英語では使いません。to だけで「〜するために」になります。
「書くもの」でも、ペン「で」書くので with が必要です。something to write だと「書く内容」の意味に聞こえます。
「私は説明するのが難しい」の直訳です。主語は it にして、自分にとってなら for me を使います。
「旅行したい」は1語ですが、英語の want のあとには to が必要です。
「〜することにした」の「こと」を -ing にしないようにしましょう。decide のあとは to+動詞です。
目的語の代名詞は動詞のあとに置きます:call me back。
日本語では目的を「〜するために」「〜しに」で表します:「新しいパソコンを買うために貯金しています」。
英語では「ために」にあたる語は不要で、to だけで表します:“I'm saving to buy a new laptop.” 「ために=for」と覚えていると “for buy”、“for to buy”、“for buying” になりますが、目的の意味ではどれも間違いです。目的は to+動詞(強調したいときは in order to)と覚えましょう。for のあとに来るのはふつう名詞です(for milk, for a new laptop)。
「書くもの」「座る椅子」「話す相手」は、動詞をそのまま名詞の前に置くだけで作れます。
英語では名詞のあとに to不定詞を置きます:something to eat, time to read。ただし、「ペンで書く」「椅子に座る」「人と話す」のように前置詞が必要な動詞では、その前置詞を最後に残します:“I need something to write with”、a chair to sit on、someone to talk to。(for+-ing は道具の用途を説明するときの言い方です:a knife for cutting bread。)
「私は説明するのが難しい」「彼女に断るのは難しい」のように、「〜は」の話題と「〜のが難しい」を組み合わせます。
英語では it を主語にして It's hard / difficult to+動詞 と言います:“It's hard to say no to her.” 自分にとって、と言いたいときは for me を入れます:“It's difficult for me to explain.” “I'm difficult to explain” は「私という人は説明しにくい」という意味になります。
💡 「〜するために」= to+動詞。for buy や for buying ではありません。
💡 「〜したい」= want to+動詞。to を忘れずに。
💡 「〜するのは難しい」= It's hard / difficult (for me) to…。I'm difficult… とは言いません。
💡 「書くもの」= something to write with。前置詞は最後に残します。
"Why are you saving so much money?"
"I'm saving to buy a new laptop before the trip."
"Makes sense. I need to book my flight soon too."
"Me too — I want to get a good deal."
練習問題 1 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — infinitive of purpose.
練習問題 2 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — infinitive of purpose.
練習問題 3 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — infinitive after an adjective.
練習問題 4 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — when want is followed by another verb, that verb is a to-infinitive (want to do, want someone to do).
練習問題 5 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — when decide is followed by another verb, that verb is a to-infinitive (decide to do; decide that… is also possible).
練習問題 6 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — infinitive after an adjective.
練習問題 7 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — when promise is followed by another verb, that verb is a to-infinitive (promise to do; promise that… is also possible).
練習問題 8 · 正しい文を選びましょう
Choose the correct sentence — infinitive of purpose after a noun.
練習問題 9 · 文を完成させましょう
Complete with a to-infinitive: 'She hopes ___ (pass) the exam.'
練習問題 10 · 文を完成させましょう
Complete with a to-infinitive of purpose: 'I saved money ___ (buy) a new laptop.'
練習問題 11 · グループに分けましょう
0 / 6 分類済み
練習問題 12 · よくある落とし穴:「〜するために」を for にする
Japanese: "彼女は牛乳を買うためにお店に行きました。" Which English sentence is correct?
5つのクイック問題で、覚えたことを確かめましょう。
問題 1 / 5
スコア:0/0
Choose the correct sentence.
動名詞(Gerunds)
Swimming is fun のように、動詞の -ing 形は「〜すること」という名詞にもなります。主語、enjoy や avoid のあと、前置詞のあとでの使い方を練習します。
動詞のあとは -ing か to か(Verb Patterns)
avoid・mind・suggest は -ing、want・decide・manage は to、like・begin はどちらも可。「〜すること」をつい to にしてしまう間違いを防ぎます。
動詞+人+to不定詞
「あなたに電話してほしい」は I want you to call me。want、ask、tell、advise +人+ to の形と、“asked to him” や “said me to” がなぜ間違いかを学びます。
原形不定詞(Bare Infinitive)
助動詞、使役動詞 let・make、had better、would rather、why not のあとは to のない原形不定詞を使います。make の受動態で to が戻るルールも確認します。