現在形(Present Simple)

A1 · 初級現在時制

現在形は英語のいちばん基本の時制で、一般的な事実や、くり返し起こることに使います。日本語の「〜する」に近いですが、主語によって形が変わります。

このレッスンで学ぶこと

  • 形:動詞の原形(I/you/we/they work)、または動詞 + -s(he/she/it works)
  • 否定文:don't/doesn't +動詞の原形(I don't work、she doesn't work)
  • 疑問文:Do/Does +主語 +動詞の原形(Do you work? Does she work?)
  • 使い方:習慣、日課、事実、変わらない状況、決まった時刻表

現在形は何に使う?

現在形は、一般的な事実や真理、定期的に起こること(習慣や日課)、変わらない状況を表します。今この瞬間に起きていることを表すとは限りません。

日本語の「毎朝7時に起きる」「水は100度で沸騰する」の「〜する」とよく似ているので、使い方はつかみやすいはずです。注意したいのは「〜ている」です。日本語では仕事や住んでいる場所を「病院で働いている」「東京に住んでいる」と言いますが、これが変わらない状況なら、英語では現在形です:“She works in a hospital.”。今まさにしている動作(「今、仕事中です」)は現在進行形(I'm working)で表します。

"Water boils at 100°C."
"She works in a hospital."
"I usually wake up at 7 am."

現在形の作り方

I/you/we/they のときは動詞の原形を使います。he/she/it(三人称単数)のときは -s を付けます:work → works。-s、-ss、-sh、-ch、-x、-z で終わる動詞には -es を付け(watch → watches)、go → goes、do → does も -es です。「子音字 + y」で終わる動詞は y を -ies に変えます:study → studies。

日本語の動詞は、主語が「私」でも「彼女」でも形が変わりません。そのため、この三単現の s はとても忘れやすいポイントです。主語が my sister、the sun、water のような1人・1つのものなら、動詞に -s が必要です:“My sister works in a hospital.”、“The sun rises in the east.”

もう1つの落とし穴は、be動詞と一般動詞をいっしょに使うことです。“I am work”、“She is like tea”、“I'm live in Tokyo” は誤りです。一般動詞の文には am/is/are は入りません:“I work”、“She likes tea”、“I live in Tokyo”。

"I work from home."
"She works from home."
"He watches the news every night."

do/does を使った否定文と疑問文

否定文では、動詞の前に don't(do not)または doesn't(does not)を置き、動詞は原形にします。-s は doesn't のほうに移るので、動詞には付けません。疑問文では、主語の前に Do または Does を置き、動詞は原形にします。

日本語は文の最後に「〜ない」「〜か」を付けるだけですが、英語では一般動詞の否定文・疑問文に do/does が必要です。“She not likes tea” ではなく “She doesn't like tea”、“She don't like tea” でもありません。疑問文も “You like coffee?” と語尾を上げるだけでは、ふつうの質問になりません(くだけた会話で驚きや確認を表すことはあります)。“Do you like coffee?” と聞きます。be動詞を使った “Is he work in an office?” も誤りで、“Does he work in an office?” です。where などの疑問詞があるときも同じです:“Where does he live?”

"I don't like coffee."
"She doesn't like coffee."
"Do you like coffee?"
"Does she like coffee?"

決まった時刻表や予定

現在形は、決まった時刻表や予定にも使います。未来のことでも、公式のスケジュールの一部なら現在形です:The train leaves at 6 pm. The movie starts at 8.

日本語でも「電車は6時に出る」「映画は8時に始まる」と言うので、ここは同じ感覚で使えます。ただし英語で未来のことに現在形を使うのは、ほとんどの場合、時刻表、番組表、公式の予定などに限られます。「明日は友達と会う」のような個人的な予定には別の形を使います。これは別のレッスンで学びます。

"The store opens at 9 am."
"My flight departs tomorrow at noon."

実際の英語

"I usually have breakfast at home."
"She doesn't drink alcohol."
"Does your brother speak Spanish?"
"The bank closes at 5 pm on weekdays."

注意

✗She work every day.
✓She works every day.

主語が he/she/it のときは、肯定文で動詞に -s を付けます。日本語の動詞は形が変わらないので、特に忘れやすいところです。

✗She doesn't works on Sundays.
✓She doesn't work on Sundays.

doesn't にすでに -s の役割があるので、動詞は原形のままです。

✗I'm live in Tokyo.
✓I live in Tokyo.

一般動詞(live)の文に be動詞は入れません。「住んでいます」の「です・ます」を am で表そうとしないようにしましょう。

✗She not likes tea.
✓She doesn't like tea.

日本語の「〜ない」のように not を足すだけでは否定文になりません。doesn't を使い、動詞の -s を取ります。

✗Works he in an office?
✓Does he work in an office?

一般動詞を主語の前に出して疑問文を作ることはできません。Do/Does を使います。

✗Is he work in an office?
✓Does he work in an office?

一般動詞の疑問文は is ではなく does で作ります。

日本語と比べてみよう

日本語の動詞は主語によって形が変わりません:「私は働く」「彼女は働く」

英語の現在形では、主語が he/she/it(三人称単数)のときだけ動詞に -s が付きます:“I work” と “She works”。“She work every day” は誤りです。主語が人の名前や my sister、the train のような単数の名詞でも同じです。書くときも話すときも、-s を意識しましょう。

「私は東京に住んでいます」「彼女は紅茶が好きです」:「〜です・〜ます」につられて、一般動詞の文にも be動詞を入れたくなります

英語の文に必要な動詞は1つです。一般動詞(live、work、like)があれば、am/is/are は入れません:“I live in Tokyo.”(“I'm live in Tokyo.” は誤り)、“She likes tea.”(“She is like tea.” は誤り)。be動詞を使うのは、“I'm a student.”、“She is tired.” のように一般動詞がない文です。

日本語は文末に「〜ない」「〜か」を付けて否定文・疑問文を作ります:「彼女は日曜日に働かない」「彼はオフィスで働いていますか」

英語では、be動詞や can などの助動詞なら not を付けたり主語の前に出したりできますが(She isn't…、Can you…?)、一般動詞には do/does が必要です:“She doesn't work on Sundays.”、“Does he work in an office?”。“She not works”、“Works he in an office?”、“Is he work…?” は誤りです。doesn't や does を使ったら、動詞は原形に戻します。

「〜ている」は、今している動作(今、勉強している)にも、変わらない状態(病院で働いている、東京に住んでいる)にも使います

英語では分けて考えます。仕事や住まいのような変わらない状況は現在形(“She works in a hospital.”、“I live in Tokyo.”)、今この瞬間の動作は現在進行形(“I'm working right now.”)です。“What do you do?” は職業を、“What are you doing?” は今していることを聞く質問です。

💡 主語が he/she/it(my sister、the sun なども)なら、動詞に -s:she works、he studies、it goes。

💡 一般動詞の文に am/is/are は入れません:I live in Tokyo(I'm live は誤り)。

💡 否定文は don't/doesn't +原形、疑問文は Do/Does +主語 +原形。does を使ったら動詞の -s は取ります。

💡 「今、仕事中」のような今の動作は現在形ではなく I'm working です。

実際の場面:新しい同僚と知り合う

"So, what do you do?"

"I work in marketing. I usually start around 9."

"Do you take the bus?"

"No, I don't — I usually walk. It only takes fifteen minutes."

練習

練習問題 1 · 正しい形を選びましょう

She ___ coffee every morning.

練習問題 2 · 正しい語を選びましょう

___ you speak French?

練習問題 3 · 正しい語を選びましょう

He ___ like spicy food.

練習問題 4 · 正しい文を選びましょう

Which sentence is correct?

練習問題 5 · 正しい文を選びましょう

Which sentence is correct?

練習問題 6 · 正しい形を選びましょう

Water ___ at 100 degrees Celsius.

練習問題 7 · 正しい使い方を選びましょう

Which use of present simple is this? 'The train leaves at 6 pm.'

練習問題 8 · 文を完成させましょう

Complete: He ___ (study) English every evening.

練習問題 9 · 文を完成させましょう

Complete: They ___ (not/live) in this city anymore.

練習問題 10 · 単語を並べ替えましょう

????

練習問題 11 · 正しいつづりを選びましょう

Which spelling is correct for the he/she/it form of 'go'?

練習問題 12 · よくある間違い:「働いています」を英語にする

Japanese: "姉は病院で働いています。" (It's her job.) Which English sentence is correct?

クイックチャレンジ

5つの短い問題で、学んだことを確認しましょう。

問題 1 / 5

スコア:0/0

My sister ___ in a hospital.

学んだこと

  • 現在形:動詞の原形。主語が he/she/it なら動詞 + -s(-es、-ies)。
  • 否定文と疑問文には do/does が必要で、動詞は原形にします。
  • 事実、習慣、日課、変わらない状況、決まった時刻表に使います。
  • 一般動詞の文に be動詞は入れません。「〜ない」「〜か」のように not や語尾の上がり調子だけで文を作らないようにしましょう。
  • 仕事や住まいのような変わらない状況は、日本語で「〜ている」でも現在形です。今この瞬間の動作は現在進行形です。
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